簡単にできる!庭に咲く春の花の飾り方とポイントをレクチャー
LOVEGREEN編集部
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お花屋さんやホームセンターで無料配布されているフリーペーパーBotapii(ボタピー)4月号の特集は「Happy flower 」。春の花の寄せ植えをたくさんご紹介しています。もうご覧いただきましたか?
Botapii(ボタピー)4月号にも掲載の「庭に咲く春の花の飾り方とポイント」をLOVEGREENでもご紹介します。
暖かな日差しに包まれて、庭に咲いている花たちも心地よさそう。少し摘んで飾りたいけれど、植えたばかりの草花の花丈は短めで生けにくいもの。
そんな短めの草花を素敵に飾れるテクニックがあります。どれも簡単なのでチャレンジしてみて。
小花と球根を使った春の花のワンプレート
使用した花
・スイセン
・プリムラ
・ネモフィラ
・ビオラ
春の訪れと共に咲き始める黄色い花、スイセンをメインにネモフィラやプリムラ、ビオラを添えた簡単アレンジ。今回は球根つきのスイセンを切り花として使ってみました。初心者さんは1つの花瓶や器でアレンジするのはハードルが高かったら、それぞれを小さい瓶などに1種類ずつ生けて、お皿の上に並べるとちょっぴり個性的で可愛らしいあしらいになります。毎日の庭で咲く花をちょっとずつ生けてみて、お皿の上で組み合わせを楽しんでみては?
Point1
つぼみが見え始めている状態のポット苗で売られているスイセンやムスカリの球根の花は、寄せ植えに。花に色が確認できるものは切り花としても楽しむことができます。
Point2
鉢から抜いて球根の周りに付いた土を綺麗に洗い流します。球根を傷つけないように優しく扱いましょう。
カフェオレボウルと春の花
パステルブルーのカフェオレボウルに、青色のネモフィラやオレンジのバラ咲きのプリムラなどをリース風に生けます。密集してしまった花の透かし剪定や折れてしまった花などを利用しても◎。色々な花を入れて色合わせを楽しんで。
使用した花
・モクビャッコウ
・ネモフィラ
・プリムラ
・ビオラ
Point
水を張ったカフェオレボウルの中に一回り小さいガラスの器を沈め、カフェオレボウルとガラスの器の間に花茎を入れていくと、短い花もすんなりと固定できます。
少ない本数の草花をカフェオレボウルに生けるときは、器の縁にひっかけるようにして生けましょう。シックな花色でもカフェオレボウルの色によって見え方がかなり違います。2つ並べて色合わせを楽しんでみては。
使用した花
・ビオラ
・プリムラ
・ヒューケラ
Point
初心者さんはカフェオレボウルと同じ色合いの花をあしらうと、簡単にまとまります。
花を摘む時のポイント
咲き始めの花苗は、株元付近につぼみがたくさん控えています。花のついている茎だけを切るようにします。
開いてから時間が経ったもの(左)よりも、開きかけぐらいの花(右)を選ぶと、あしらった後も日持ちします。
植木鉢を使って鉢植え風に
使用した花
・ビオラ
色を塗った素焼き鉢にビオラを鉢植え風にあしらいました。素焼き鉢もあえて塗り残しや色ムラを残し、ラフに塗ることでナチュナルな雰囲気が出ます。
穴の開いた植木鉢を花瓶にしたい時は、中に水を張れる器を入れると花瓶として利用することができます。
ブリキのピッチャー
使用した花
・ユーフォルビア
・プリムラ
・ビオラ
・シルバーレース
・スイセン
春の様々な白い草花をブリキのピッチャーにあしらってみました。シルバーリーフや斑入りの葉など、グリーンも多種類入れると繊細な色合わせになり、アンティークなブリキのピッチャーにも良く合います。
シンプルなガラスのボトル
使用した花
・シルバーレース
・プリムラ
少ない本数の花を生けるときは、口の細めの花瓶を選びましょう。最初に枝別れしているシルバーレースを花瓶の足固めとして生け、シルバーリーフにひっかけるようにプリムラを入れます。たった2本で完成です。薬瓶などを使っても素敵。
3月になって少しずつ気温が緩みだすと、庭やベランダの草花の花数も一気に増えてきます。おうちにも飾ってみませんか?
教えてくれた人
金子 三保子さん
フラワーコーディネーター、フォトグラファー。園芸も大好きなライフワーク。LOVEGREEN編集部に在籍。仕事で出会った植物、庭仕事の話題を中心に、植物のあれこれを発信しています。
レコルト
http://recolte-fleur.com/
Photo : Ryohei Oshima Edit : Taku Matsumoto
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