スズラン(鈴蘭)の花言葉|種類、花の特徴、花言葉の由来
LOVEGREEN編集部
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スズラン(鈴蘭)の花言葉と種類、花の特徴、花言葉の由来についてご紹介。スズラン(鈴蘭)は、春から初夏にうつむきがちに純白の花が開花するキジカクシ科の多年草。
目次
- スズラン(鈴蘭)の花言葉
- スズラン(鈴蘭)の花言葉の由来
- スズラン(鈴蘭)を贈り物にするなら
- スズラン(鈴蘭)について|基本情報
- スズラン(鈴蘭)とは|花の特徴と漢字名
- スズラン(鈴蘭)の種類
- ニホンスズランとドイツスズランの見分け方は?
- 5月1日はスズラン(鈴蘭)の日
- スズラン(鈴蘭)の毒
スズラン(鈴蘭)の花言葉
スズラン(鈴蘭)の花言葉は、「再び幸せが訪れる」「純粋」
スズラン(鈴蘭)の花言葉の由来
スズラン(鈴蘭)の花言葉「純粋」は、ヨーロッパではスズラン(鈴蘭)の花の形が聖母マリアが被っているベールに似ていることから、聖母マリアの花とされてきたことにちなみます。もう一つの花言葉「再び幸せが訪れる」は、冬の寒さが厳しいヨーロッパの人々にとって、スズラン(鈴蘭)は春を告げる花の位置づけであることからつけられたようです。どちらも素敵な花言葉なので贈り物にしてもよいですね。
スズラン(鈴蘭)を贈り物にするなら
スズラン(鈴蘭)の贈り方としては2通り。「花束」と「鉢物」があります。
スズラン(鈴蘭)の花束
スズラン(鈴蘭)の切り花は、春から初夏に流通します。丈の短い花なので、他の花と組み合わせるよりスズラン(鈴蘭)だけで束ねてもらうのがおすすめです。
スズラン(鈴蘭)の鉢物
贈り物にするなら花つきのものがおすすめです。春から初夏に花が開花している状態の鉢物が流通します。ラッピングしてもらって贈りましょう。
スズラン(鈴蘭)について|基本情報
科・属 | キジカクシ科・スズラン属 |
和名 | 鈴蘭 |
英名 | Lily of the valley |
学名 | Convallaria majalis |
原産地 | ヨーロッパ・アジア |
開花期 | 4月~5月頃 |
スズラン(鈴蘭)とは|花の特徴と漢字名
スズランは、春の訪れを知らせる代表的な花で、香水の原料になるほど良い香りがします。純白で直径1cm弱の小ぶりで可憐な花は、多くの人に愛されています。
スズランを漢字で書くと「鈴蘭」ですが、蘭の属性ではありません。日本では中部地方より北側の涼しい高原に自生しています。栽培されているものの多くは、ヨーロッパ原産のドイツスズランです。葉の長さは10cmほどで、茎は葉に包まれるようにして伸びて20cmほどになり、10個ほどの花を咲かせます。
スズラン(鈴蘭)の花の形は名前の由来にもなっているように、鈴に似た形で下向きに咲きます。北海道でも育つほど寒さに強く頑健で、環境に合うと地下茎で増えていきます。
スズラン(鈴蘭)の種類
スズラン(鈴蘭)は大きく分けると、日本に自生するニホンスズランと園芸品種として広まっているドイツスズランがあります。
ニホンスズランとドイツスズランの見分け方は?
一見すると同じに見えるニホンスズランとドイツスズラン。自生している様子を見れば、葉より高い位置で花を咲かせるのがドイツスズラン、葉より低い位置に花を咲かせるのがニホンスズランと見分けがつきますが、花の部分だけを見るとなかなか見分けがつきません。
しかし、たった一つ見分けられる方法があります。それは花の中をのぞいて見て、真っ白な花の中に赤い点が付いている方がドイツスズラン、真っ白なのがニホンスズランです。現在出回っているスズランはほとんどがドイツスズランです。
5月1日はスズラン(鈴蘭)の日
フランスでは5月1日に、愛する人にスズラン(鈴蘭)を贈る風習があります。この風習は1500年代にまで遡ります。5月1日にフランスの王様シャルル9世が「幸福を授けられる」と言われるスズラン(鈴蘭)の花束を受け取り大変喜びました。それからというもの、王様は5月1日に愛する人に必ずスズラン(鈴蘭)の花束を贈る事に決めたのです。この風習が庶民に広がり、今日まで続いていると言われています。最近は、日本でもこのスズラン(鈴蘭)の日が知られるようになってきました。
スズラン(鈴蘭)の毒
自生したスズラン(鈴蘭)の葉を野草と間違えて採取し、口に含み毒が当たったという話は何例も起こっているようです。スズラン(鈴蘭)は葉だけでなく、花にも根にも含まれています。小さなお子さんやペットとお住まいの方は、誤ってスズラン(鈴蘭)を口に含むことがないように気をつけてください。地植えのスズラン(鈴蘭)は、柵で囲うなど対策をするとよいでしょう。
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