香水にも使われている!香りの良い春の花とその香水5選

山田智美

山田智美

このライターの記事一覧

公開日 :

春は香りの良い花がいっぱい!そんな春の花の中でも、香水に使われるほど香りの良い春の花と、それぞれの花が使用されている香水を紹介します。

春は気分もわくわく軽やかになる季節。花の香りを纏って(まとって)お出かけしませんか。

目次

色も香りもきれいな「ライラック」

可憐な「スズラン」

春の訪れを告げる「すみれ」の花

「水仙」(スイセン)の爽やかな香り

「マグノリア」の魅力

色も香りもきれいなライラック

■学名:Syringa vulgaris  ■科名:モクセイ科  ■分類:落葉高木  フランス語ではLilas(リラ)。薄紫や白、ピンクの小花の集合体を房状に咲かせます。甘く優しい芳香の花を、枝の先にたわわに咲かせる姿が印象的です。露地で花が咲くのは5~6月。切り花では12月頃から出回ります。  可憐な花姿と香りの良さから、普遍的な人気の春の花です。

■学名:Syringa vulgaris

■科名:モクセイ科

■分類:落葉高木

フランス語ではLilas(リラ)。薄紫や白、ピンクの小花の集合体を房状に咲かせます。甘く優しい芳香の花を、枝の先にたわわに咲かせる姿が印象的です。露地で花が咲くのは5~6月。切り花では12月頃から出回ります。

可憐な花姿と香りの良さから、普遍的な人気の春の花です。

ライラックの詳しい育て方はこちら

ライラック

  • ライラックは4月~6月に開花する落葉小高木で、葉はハート形、花は円錐形に小花が房咲きになり紫色、藤色、紅色、白色などの一重や八重の花をつけます。香りが良いので、世界中で愛されている花木です。フランス語でリラ、和名はムラサキハシドイといい、ハシドイは日本に自生する近縁種の落葉小高木のことです。ライラックは冷涼な気候を好み、特に夏の夜温が下がるところを好みます。ですから東北北部や北海道、本州の高原地帯が適地といえます。これ以外の土地に植える場合は西日が当たらない日向を選んで植えましょう。ただしぎっしりとつぼみがついた状態のライラックは暖地よりも冷涼な地域のような場所で見られます。

    属名のSyringa(シリンガ)はギリシア語で笛やパイプを意味するsyrinxに由来し、枝の髄の部分をくりぬいて管にし笛をつくって古代ギリシャでは羊飼いたちがライラックの笛を吹いていたそうです。トルコではこれをパイプにしました。

ライラックが使われている香水

■Champs-Élysées/GUERLAIN(シャンゼリゼ/ゲラン)

■Guilty/GUCCI(ギルティ/グッチ)

目次に戻る≫

可憐なスズラン

■学名:Convallaria majalis  ■科名:スズラン亜科  ■分類:多年草  小さな白い花を俯くように咲かせるスズラン。可憐な花姿とすっきりとした芳香が人気です。野花のような控えめな雰囲気も相まって、ブライダルブーケにも使用されます。  露地で花を咲かせるのは、4月の下旬から5月上旬ですが、切花では2月くらいから出回ります。  甘ったるさの無いすっきりとした香りが人気です。

■学名:Convallaria majalis

■科名:スズラン亜科

■分類:多年草

小さな白い花を俯くように咲かせるスズラン。可憐な花姿とすっきりとした芳香が人気です。野花のような控えめな雰囲気も相まって、ブライダルブーケにも使用されることの多い花です。

露地で花を咲かせるのは、4月の下旬から5月上旬ですが、切花では2月くらいから出回ります。

甘ったるさの無いすっきりとした香りが人気です。

スズランの詳しい育て方はこちら

スズラン(鈴蘭・すずらん)

  • スズラン(鈴蘭・すずらん)は春に開花する多年草です。漢字で書くと「鈴蘭」ですが、蘭の属性ではありません。自生するものでは、中部地方より北側の涼しい高原などに生えています。葉は緑色で幅5cm前後のものが2,3枚生えてきます。葉の間から真直ぐに花茎が伸びてきます。葉の長さは10cmほどですが、花茎はそれよりも長く生長します。そして、花茎から10個ほどの花を咲かせます。スズラン(鈴蘭・すずらん)というその名前の通り鈴のようなフォルムの花を下向きに咲かせます。スズラン(鈴蘭・すずらん)の花は真っ白で直径は1cmに見たない程小ぶりです。可憐で素朴なその姿が多くの人に愛されています。

スズランが使われている香水

■Muguet Porcelain/ HERMES(ミュゲ ポースレン/エルメス)

■Eternity/Calvin Klein(エタニティ/カルバンクライン)

■CHAMP DE FLEURS COLOGNE/L’ARTISAN PARFUMS(シャン ド フルール/ラルチザンパフューム)

■Relax Eau de White Floral/JILL STUART(リラックス オード ホワイトフローラル/ジルスチュアート)

目次に戻る≫

春の訪れを告げるすみれの花

■学名:Viola  ■科名:スミレ科  ■分類:多年草  春の訪れを知らせるように、早春から咲き始めるすみれの花。草丈短く、切ってしまうとあまり長持ちしない花ですが、それでもすみれのブーケは人気があります。  「すみれ色」「バイオレット」と言えば、深く濃い紫色を指す言葉。「すみれ」「バイオレット」は女性の名前に使われることが多く、世界中で女性らしい可憐な花だと解釈されていることがわかります。  ほのかに香る、甘い香りが魅力です。

■学名:Viola

■科名:スミレ科

■分類:多年草

春の訪れを知らせるように、早春から咲き始めるすみれの花。草丈短く、切ってしまうとあまり長持ちしない花ですが、それでもすみれのブーケは人気があります。

「すみれ色」「バイオレット」と言えば、深く濃い紫色を指す言葉。「すみれ」、「バイオレット」は女性の名前に使われることが多く、世界中で女性らしい可憐な花だと愛されていることがわかります。

ほのかに香る、甘い香りが魅力です。

▼すみれの詳しい育て方はこちら

スミレ(すみれ・菫)

  • スミレという名前は、スミレ科スミレ属の総称のように使われていますが、本来は「スミレ」と名付けられたViola mandshuricaのことを指します。mandshuricaとは中国を意味する言葉ですが、スミレは日本原産の植物です。日本の気候にあっているので、スミレの育て方はそんなに難しくありません。

    スミレの花は形が特徴的で、花の後部が突き出して細長い袋状となっており、ここが蜜を分泌する蜜房となっています。スミレという名前の語源は、その花の横から見た姿が大工が使う墨入れ(墨壺)に形が似ていることから付いたと言われていますが、諸説ありますので定かではありません。

    スミレは日本に自生する多年草で、野山や森以外に街中でも見かけられます。典型的な虫媒花で、その花の蜜を求めてやってきた昆虫の体に付着した花粉が、次の花に移動して授粉するという仕組みです。けれど、実際にはこの方法で結実することは少ないと言えます。春の開花期を過ぎた夏から秋、環境が良ければ冬でも、閉鎖花と言って蕾の段階で自家受精して結実します。スミレが花を咲かせていないのに、種を作っているのを見かけるのはこのためです。

すみれが使われている香水

■ Insolence/GUERLAIN(アンソレンス/ゲラン)

■J’ADORE/Christian Dior(ジャドール/クリスチャンディオール)

目次に戻る≫

水仙(スイセン)の爽やかな香り

■学名:Narcissus  ■科名:ヒガンバナ科  ■分類:球根植物  スイセンはまだ寒いうちから咲き始める、香りの良い春の球根花です。12月くらいから咲き始める早咲きの種類から、3月くらいまで咲く品種まで様々です。  目が覚めるようなすっきりとした芳香は、いつまでも顔を近づけていたいような気持にさせられます。

■学名:Narcissus

■科名:ヒガンバナ

■分類:球根植物

水仙(スイセン)はまだ寒いうちから咲き始める、香りの良い春の球根花です。12月くらいから咲き始める早咲きの種類から、3月くらいまで咲く品種まで様々です。

目が覚めるようなすっきりとした芳香は、いつまでも顔を近づけていたいような気持ちにさせられます。

▼水仙(スイセン)の詳しい育て方はこちら

水仙(スイセン)

  • 水仙(スイセン)は、香りの良い花を初春に咲かせる球根植物です。草丈は20cm~40cmで白と黄色以外にピンクや緑、オレンジなど、色とりどりの花が咲きます。最近は、八重咲種など、咲き方にも色々な特徴のある品種が出てきました。

    水仙(スイセン)は数年間は植えっぱなしで管理出来て、環境が合えば球根がどんどん増えます。年々増えて行くので、群生した景色は見事です。

水仙(スイセン)が使われている香水

■Eau de Narcisse Bleu/Hermès(オー ドゥ ナルシス ブルー/エルメス)

■TRUE LOVE/ELIZABETH-ARDEN(トゥルーラブ/エリザベス・アーデン)

目次に戻る≫

マグノリアの魅力

マグノリアとは、モクレン科モクレン属の植物の総称です。モクレンやコブシ、タイサンボク、オオヤマレンゲなど全て含まれます。  香水の原料として「マグノリア」と言われる場合はタイサンボクのことを指します。10mを越す高木で、上の方の枝にに真っ白で大輪の香りの良い花を咲かせます。  手が届かないほど上の方に花を咲かせるため香りを確認出来るチャンスは少ないのですが、タイサンボクの花には女性らしく優しい香りがあります。

■学名:Magnolia grandiflora

■科名:モクレン科

■分類:常緑高木高木

マグノリアとは、モクレン科モクレン属の植物の総称です。モクレンやコブシ、タイサンボク、オオヤマレンゲなど全て含まれます。

香水の原料として「マグノリア」と言われる場合はタイサンボクのことを指します。10mを越す高木で、上の方の枝にに真っ白で大輪の香りの良い花を咲かせます。

手が届かないほど上の方に花を咲かせるため香りを確認出来るチャンスは少ないのですが、タイサンボクの花には女性らしく優しい香りがあります。

マグノリアが使われている香水

■Splendida Magnolia Sensuel/BVLGARI(スプレンディダ マグノリアセンシュアル/ブルガリ)

■Linstant de guerlain/GUERLAIN(ランスタン・ド・ゲラン/ゲラン)

■FLORA BY GUCCI GARDEN GLAMOROUS MAGNORIA(フローラ バイ グッチガーデン グラマラス マグノリア/グッチ)

目次に戻る≫

ふわりと香る花の優しい香りは、自分も周りも幸せにしてくれます。なんだか気持ちが軽くなる季節。春の花の香りを纏って(まとって)お出かけしませんか。

 

▼編集部のおすすめ

キャンペーン実施中!庭リノベの無料相談、お見積はMIDOLAS

関連ワード

今月のおすすめコンテンツ

「香水にも使われている!香りの良い春の花とその香水5選」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

山田智美
山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

このライターの記事一覧

おすすめ