春に咲く白い花25種類の特徴や育て方と花言葉

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戸松敦子

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春はガーデニングを始めるのに最適な季節。白い花は、どんな場所やどんな色の花とも合うので人気があります。白は純粋・無垢、何色にも染まっていない、また何色にも染まることができる希望がある色で、周りを引き立てる脇役にもなれ、時には主役にもなれる色です。花嫁さんの色でもありますね。人気のスズランなどの春に咲く25種類の白い花の特徴や育て方のコツ、花言葉をご紹介します。

目次

アネモネ

アネモネ 白 花言葉 希望

アネモネはキンポウゲ科の耐寒性球根植物で、2月~5月頃に開花します。日当たりを好み、寒さに当てないと蕾が出来ない性質があるので屋外で育てることがポイントです。春のはじまりのおだやかな風が吹き始める頃に花を咲かせることから「Wind flower(風の花)」という英名があります。

アネモネ全般の花言葉として「あなたを愛します」「はかない恋」があります。白いアネモネの花言葉は「真実」「期待」です。

 

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イベリス・センペルビレンス

アブラナ科の耐寒性多年草。花期は4~5月で、日向と水はけの良い用土を好みます。暑さや乾燥に強く、丈夫で育てやすいですが、直根性で移植は嫌いです。  お砂糖のお菓子のようなかわいい花が株をおおうように咲きます。清楚で気品あふれる姿に魅了されます。  花言葉は、「心をひきつける」「初恋の思い出」です。

イベリス・センペルビレンスは、アブラナ科の耐寒性多年草。開花期は4月~5月で、日向と水はけの良い用土を好みます。暑さや乾燥に強く、丈夫で育てやすいですが、直根性で移植は嫌いです。砂糖菓子のような可愛い花が株をおおうように咲きます。清楚で気品あふれる姿に魅了されます。

イベリス全般の花言葉として「心をひきつける」「初恋の思い出」があります。

 

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オステオスペルマム

キク科の半耐寒性多年草。開花期は4~6月で、強光や乾燥に強く、日なたと水はけの良い用土を好みます。  東京以西の暖かい地域では越冬し、大株になります。

オステオスペルマムは、キク科の半耐寒性多年草。開花期は4月~6月で、強光や乾燥に強く、日なたと水はけの良い用土を好みます。

東京以西の暖かい地域では越冬し、大株になります。

 

花言葉は、「元気」「無邪気」です。

オステオスペルマム全般の花言葉として「元気」「無邪気」があります。

 

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クリスマスローズ

クリスマスローズ 白 花

クリスマスローズは、キンポウゲ科の耐寒性多年草。開花期は1月~4月で、ややうつむきながら咲く花の顔をこちらに向けてみると、その上品な美しさに魅了されます。「冬の貴婦人」という愛称がぴったりな花です。

クリスマスローズ全般の花言葉として「いたわり」「慰め」「追憶」「私を忘れないで」があります。

 

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クレマチス

クレマチス 白い花 花言葉

クレマチスは、キンポウゲ科の耐寒性多年草。開花期は系統によって様々で、早春に咲くタイプ、春に咲くタイプ、初夏に咲き四季咲き性のあるタイプ、夏に咲くタイプ、冬に咲くタイプがあります。それぞれの系統の中にたくさんの品種が存在し、色、形、咲き方などが多種多様なのもクレマチスの魅力のひとつです。

クレマチスの多くはつる性ですが、中には木立性のものもあります。また、冬に落葉するものと常緑のものがあり、つるの長さも様々です。

クレマチス全般の花言葉は「美しい精神」「旅人の喜び」です。

 

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ケマンソウ(タイツリソウ)

ケシ科の耐寒性多年草。花期は5~6月で、日向から半日蔭の水はけの良い用土を好みます。  夏は休眠するので直射日光のあたらない日陰や半日陰に置いてあげてください。

ケマンソウ(タイツリソウ)は、ケシ科の耐寒性多年草です。開花期は4月~5月で、日向から半日蔭の水はけの良い用土を好みます。夏は休眠するため、直射日光の当たらない日陰や半日陰で管理します。

釣り竿のようなユニークな草姿からタイツリソウ(鯛釣り草)と呼ばれますが、花はハート型にも見えます。

 

ユーモラスな形からタイツリソウ(鯛釣り草)と言われますが、ハート型にも見えませんか?  花言葉は、「あなたに従う」「恋心」です。

ケマンソウ全般の花言葉として「あなたに従う」「恋心」があります。

 

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シレネユニフローラ

ナデシコ科の耐寒性多年草。花期は4~6月で、日向から半日蔭、水はけの良い用土を好みます。  寒さや乾燥に強く、夏の暑さや過湿に弱いです。やわらかい茎を伸ばした先に風船状に咲く花がとてもかわいらしいです。

シレネユニフローラは、ナデシコ科の耐寒性多年草です。開花期は4月~6月で、日向から半日蔭、水はけの良い用土を好みます。

寒さや乾燥に強く、夏の暑さや過湿に弱いです。やわらかい茎を伸ばした先に風船状の可愛い花が咲きます。

 

花言葉は、「青春の愛」「青春の息吹」です。

シレネ全般の花言葉として「青春の愛」「青春の息吹」があります。

 

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ジャーマンカモミール

ジャーマンカモミール 白い花 花言葉

ジャーマンカモミールは、キク科の一年草。3月~6月に白い小花を咲かせます。地植えにするとこぼれ種で増えていくほど性質は丈夫です。青りんごのように爽やかで甘い香りがします。花がハーブティーに使われます。

カモミール全般の花言葉として「逆境に耐える」「苦難の中の力」があります。

 

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スイートアリッサム

スイートアリッサム 秋から春の寄せ植え 寄せ植えに使う小花 

スイートアリッサムは、アブラナ科の耐寒性多年草(一年草)です。寒さに強く、10月~4月頃小さな花がたくさん咲き、花束のようにこんもりと生い茂ります。横に広がる性質を持つので、グランドカバーの他、寄せ植えの引き立て役や花壇に植える花として人気があります。本来は多年草ですが、湿気に弱いため、日本では一年草扱いをされていることが多いです。

スイートアリッサム全般の花言葉として「優美」「美しさに優る価値」があります。

 

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スイートピー

スイートピー 白い花 花言葉

スイートピーは、マメ科の半耐寒性一年草(つる性)です。4月~6月頃、細くて長い花柄に蝶形の花を1~4つ咲かせます。野菜のさやえんどうの花にも似ていますが、スイートピーは花が大きく花色が豊富で芳香があります。

スイートピー全般の花言葉として「別離」「門出」があり、白いスイートピーの花言葉は「ほのかな喜び」です。

 

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スイセン

スイセン 白い花 育て方

スイセンは、早春に花を咲かせて春の訪れを知らせるヒガンバナ科の耐寒性球根植物。花色は黄色がポピュラーですが、白、ピンク、緑、オレンジなど、色とりどりの花が咲きます。品種によって、冬咲き、春咲き、秋咲きがあります。

 

スイセン 白い花 花言葉

スイセン全般の花言葉として「自己愛」「神秘」があります。白いスイセンの花言葉は「神秘」です。

 

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スズラン

スズランは、ユリ科の耐寒性多年草です。開花期は4月~5月で、日向から半日蔭、保水性のある用土を好みます。

5月1日は「すずらんの日」。フランスでは5月1日に愛する人やお世話になっている人にスズランを贈る習慣があり、もらった人には幸運が訪れると言われています。

スズラン全般の花言葉として「再び幸せが訪れる」「純粋」があります。

 

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スノードロップ

スノードロップはヒガンバナ科の耐寒性球根です。可憐な草姿にかわいい下向きの花を一輪咲かせます。花期は1~3月で、水はけのよい用土で落葉樹の下など夏に日陰になる場所を好みます。球根は9~10月に植え、3年ほどは植えっぱなしで育ちます。その後は分球で増やすことができます。

スノードロップは、ヒガンバナ科の耐寒性球根です。可憐な草姿にかわいい下向きの花を一輪咲かせます。開花期は1月~3月で、水はけの良い用土で落葉樹の下など夏に日陰になる場所を好みます。球根は9~10月に植え、3年ほどは植えっぱなしで育ちます。その後は分球で増やすことができます。

 

スノードロップ全般の花言葉として、「希望」「慰め」があります。

スノードロップ全般の花言葉として「希望」「慰め」があります。

 

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スノーフレーク

ヒガンバナ科の耐寒性球根。花期は4~5月で、日向から半日蔭、水はけの良い用土を好みます。  球根植え付けは9~10月。葉は黄変後に切ります。数年は植えたままで大丈夫です。

スノーフレークは、ヒガンバナ科の耐寒性球根です。9月~10月に球根を植え付けると、3月~4月に開花します。日向から半日蔭、水はけの良い用土を好みます。数年は植えたままで大丈夫です。

釣鐘上の花がスズラン、幅がある細い葉っぱがスイセンに似ているところから、「スズランスイセン」とも呼ばれます。うつむいて咲く姿の健気さが魅力的です。

 

釣鐘上の花がスズラン、幅がある細い葉っぱがスイセンに似ているところから、「スズランスイセン」とも呼ばれます。うつむいて咲く姿の健気さが魅力的です。  花言葉は、「純潔」「汚れなき心」です。

スノーフレーク全般の花言葉として「純潔」「汚れなき心」があります。

 

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ゼラニウム

フウロソウ科の半耐寒性多年草。開花期は周年で、日なたと水はけの良い用土を好みます。東京以西では霜や雨にあたらなければ周年開花します。加湿に弱いので乾燥気味に管理しましょう。

ゼラニウムは、フウロソウ科の半耐寒性多年草です。開花期は周年で、日なたと水はけの良い用土を好みます。東京以西では霜や雨に当たらなければ周年開花します。加湿に弱いので乾燥気味に管理しましょう。

 

ゼラニウム全般の花言葉として「育ちの良さ」「尊敬」があります。白のゼラニウムの花言葉は「あなたの愛を信じない」です。

 

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チューリップ

チューリップは、ユリ科の耐寒性球根植物です。花色は赤、白、黄色、ピンク、紫、複色など豊富で、咲き方もユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなど様々です。チューリップの開花時期は、大きく分けると早咲き、普通咲き、遅咲きの3時期があります。

チューリップ全般の花言葉として「思いやり」があります。白いチューリップの花言葉は「失われた愛」です。

 

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デージー・イングリッシュデージー

デイジーはキク科の耐寒性一年草です。日なたと水はけのよい用土を好みます。開花期は11~5月で、東京以西の暖かい地域では冬から春の長期間開花します。  デイジー全般の花言葉として、「平和」「希望」があります。白いデイジーの花言葉は「無邪気」です。

デージーは、キク科の耐寒性一年草です。日なたと水はけの良い用土を好みます。開花期は11月~5月で、東京以西の暖かい地域では冬から春の長期間開花します。

デージー全般の花言葉として「平和」「希望」があります。白いデージーの花言葉は「無邪気」です。

イングリッシュデージーは、メインの花というよりは、メインを引き立てて全体を優しく調和させてくれる花です。イングリッシュデージーような「控え目だけどよく見るととても可愛い小花」は、メインの邪魔をすることなく大切なアクセントとなって大活躍します。

イングリッシュデージー

イングリッシュデージーは、ヨーロッパに自生する原種のデージー。丈夫で耐乾性があり、寒冷地ではこぼれ種でもよく増えます。3月~5月頃、一重の小ぶりな楚々とした花を咲かせます。本来は多年草ですが、暑さに弱い性質があるため寒冷地以外では寒い時期から春までの一年草扱いとされています。

 

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ノースポール

キク科の耐寒性一年草。開花期は11~5月で、日なたならどんな用土でもよく育ちます。東京以西では秋に苗を植え付けると初夏まで咲き続けます。

ノースポールは、キク科の耐寒性一年草です。開花期は11月~5月で、日なたならどんな用土でもよく育ちます。東京以西では秋に苗を植え付けると初夏まで咲き続けます。

 

花言葉は、「誠実」「高潔」です。

ノースポール全般の花言葉として「誠実」「高潔」があります。

 

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ハナニラ

ハナニラは、ネギ科の耐寒性球根植物です。3月~4月に星の形をした花を咲かせます。葉がニラの香りがすることが名前の由来ですが、葉に触れない限りは匂いません。秋に球根を植えると翌春開花し、開花後の球根は植えっぱなしにできます。庭や花壇などに地植えにすると、球根が分球して年を追うごとに花数が増えていきます。

ハナニラ全般の花言葉は「悲しい別れ」「耐える愛」です。

 

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ヒメウツギ

ユキノシタ科の耐寒性落葉低木。開花は5~6月で、日向と水はけの良い肥沃な用土を好みます。

ヒメウツギは、ユキノシタ科の耐寒性落葉低木です。開花期は4月~5月で、日向と水はけの良い肥沃な用土を好みます。鈴なりに咲く純白の小さな花が美しく、咲く準備をしている小さな丸い蕾もとても可愛いです。

 

純白の小さな花を鈴なりに咲かせる姿がとても爽やかで美しいです。これから咲くつぼみの小さなふくらみもたまらなくかわいいですね。  ウツギ全般として、「秘密」という花言葉があります。

ヒメウツギ全般の花言葉として「秘密」「秘密の恋」「夏の訪れ」があります。

 

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フランネルフラワー

フランネルフラワーはセリ科の非耐寒性多年草です。日あたりと水はけのよい用土を好みます。開花期は4月~6月、9月~12月です。ふわふわした手ざわりのかわいい花を咲かせます。蒸れに弱く、長雨にあたると状態が悪くなってしまうので、できればベランダや軒下など雨のあたらない場所で育てることをおすすめします。また、寒さに弱いので冬は室内に取り込みましょう。  フランネルフラワー全般の花言葉として、「高潔」「誠実」があります。

フランネルフラワーは、セリ科の非耐寒性多年草です。日あたりと水はけの良い用土を好みます。開花期は4月~6月、9月~12月です。ふわふわした手ざわりの可愛い花を咲かせます。蒸れに弱く、長雨にあたると状態が悪くなってしまうので、できればベランダや軒下など雨の当たらない場所で育てるとよいでしょう。また、寒さに弱いので冬は室内に取り込みます。

フランネルフラワー全般の花言葉として「高潔」「誠実」があります。

 

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マーガレット

マーガレットは、キク科の半耐寒性多年草です。日なたと水はけのよい用土を好みます。開花期は4~6月です。咲き方は一重、八重、ポンポン咲きなど品種によって様々あります。花がら摘みと月1回の追肥で長く開花します。花後に草丈を半分に切りましょう。冬に霜にあたらなければ越冬して大株になります。  マーガレット全般の花言葉として、「恋占い」「真実の愛」があります。

マーガレットは、キク科の半耐寒性多年草です。日なたと水はけの良い用土を好みます。開花期は4月~6月です。咲き方は一重、八重、ポンポン咲きなど品種によって様々あります。花がら摘みと月1回の追肥で長く開花します。花後に草丈を半分に切りましょう。冬に霜に当たらなければ越冬して大株になります。

マーガレット全般の花言葉として「恋占い」「真実の愛」があります。

 

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ムスカリ

ムスカリはユリ科の耐寒性球根です。日なたから半日陰、水はけのよい用土を好みます。丸い壺形の小花がブドウの房のように密集して咲きます。開花期は3~4月で、球根の植え付けは10~11月です。花後に追肥しましょう。強健なので数年植えっぱなしで大丈夫です。  ムスカリ全般の花言葉として、「通じ合う心」「明るい未来」があります。

ムスカリは、ユリ科の耐寒性球根です。日なたから半日陰、水はけの良い用土を好みます。丸い壺形の小花がブドウの房のように密集して咲きます。開花期は3月~4月で、球根の植え付けは10月~11月です。花後に追肥しましょう。強健なので数年植えっぱなしで大丈夫です。

ムスカリ全般の花言葉として「通じ合う心」「明るい未来」があります。

 

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ラナンキュラス

キンポウゲ科の半耐寒性球根。花期は4~5月で、日向と水はけの良い用土を好みます。  幾重にも重なった繊細な花びらがキュートで魅力的です。

ラナンキュラスは、キンポウゲ科の半耐寒性球根です。秋に球根を植えると3月~4月に花を咲かせます。幾重にも重なった繊細な花びらが美しくとても人気があります。咲き方、色数がとても豊富です。

 

ラナンキュラス全般としての花言葉は、「とても魅力的」「晴れやかな魅力」です。白色のラナンキュラスの花言葉は、「純潔」です。

ラナンキュラス全般の花言葉として「とても魅力的」「晴れやかな魅力」があります。白色のラナンキュラスの花言葉は「純潔」です。

 

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春に咲く白い花を育てよう

白い花を見ると、清楚なイメージで心がきれいになる気がします。花言葉にも「純潔」が多いですね。ぜひこの機会に、爽やかな白い花を育ててみてはいかがでしょうか。

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グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。

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