ポテンティラ・ベルナとは？育て方・栽培方法｜植物図鑑

ポテンティラ・ベルナの特徴

ポテンティラは、バラ科の宿根草（半常緑多年草）です。春から初夏に、ワイルドストロベリーに似た花を咲かせます。品種によって花の丈が様々です。ポテンティラ・ベルナはポテンティラの中でも矮性品種で、ランナーで増えていくのでグランドカバーとして利用されています。

春になると地面一面に黄色い花が開花します。花がもっとも咲く時期は春ですが、地域によっては夏から秋の入り口あたりまで開花します。

時期	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月
植え付け
開花

日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。半日陰程度までなら育てることができます。

夏の高温多湿には若干弱いので、株が蒸れないように注意します。

水はけが良い土が適しています。鉢植えの場合は草花用の培養土で問題なく育ちます。

地植えのポテンティラ・ベルナは、根付いてからの水やりの必要はありません。

鉢植えのポテンティラ・ベルナは、「渇いたらたっぷりと」を目安に水やりをします。ポテンティラは過湿を嫌うので、水のやりすぎ、梅雨や長雨などの雨の多い時期は水をやりすぎないように注意しましょう。

地植えの場合は、特に肥料を与えなくても育ちます。鉢植えの場合は、春と秋に固形肥料を与えます。

目立った病害虫の害は少ないですが、株が弱るとアブラムシがつくことがあります。

株元が黄色くなっていない、生き生きとした緑色の葉の苗を選びます。

春と秋が植え付け適時です。ポテンティラ・ベルナの苗が出回るのは4月ごろからです。陽気の良い時期に植え付けをすると、元気に生長する確率が高くなります。

鉢植えのポテンティラ・ベルナは、春か秋が植え替えの時期です。植え替えは1～2年に1度は行いましょう。根が回っているので、優しくほぐして一回り大きな鉢に植え替えましょう。

春に黄色い花が地面一面に開花します。

特別な夏越しの必要はありません。

ポテンティラ・ベルナは耐寒性があるので特別な冬越しの必要はありません。地域によっては、葉が銅葉になることがあります。

ポテンティラ・ベルナは、ランナーで増えていきます。性質は非常に丈夫で、繁殖力も旺盛です。

増やし方は、ランナーを切って挿し木にすると簡単に根付きます。

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