ノアザミ(野薊)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉 

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ノアザミ(野薊)の花言葉や種類、特徴をご紹介!ノアザミ(野薊)は、紅紫色の花を咲かせる植物。食用や薬用に用いられ、古くから親しまれてきました。

 

ノアザミ(野薊)の花言葉

「ノアザミ(野薊)」の花言葉は「独立」「素直になれない恋」。

 

ノアザミ(野薊)について

科・属 キク科・アザミ属
和名 野薊
英名 Japanese thistle
学名 Cirsium japonicum
原産地 日本
開花期 5月~8月頃

 

ノアザミ(野薊)の特徴

ノアザミ(野薊)は、紅紫色の筒状花を咲かせる多年草。花は茎の先に上向きに咲きます。花の下部から粘着物質が分泌されて、触るとネバネバする性質があり、他のアザミは触ってもネバネバしないので区別することができます。ノアザミ(野薊)には鋭いトゲがありますが、トゲは草食動物に食べられないように身を守るために生えてると考えられています。草丈は50~100cm。日当たりの良い草地を好み、本州から九州にかけて分布しています。

ノアザミ(野薊)は食用や薬用に使われることもあります。若葉や茎は、てんぷらやおひたしなど。根はあく抜きをしてきんぴらにすることができます。薬用としては、根を干したものが生薬として利用されます。

ノアザミ(野薊)の学名に含まれるCirsiumは、静脈瘤を意味する「cirsion」というギリシャ語が由来とされています。ノアザミ(野薊)の花が、静脈瘤の症状に効果があるとされた植物に似ていたことから付けられたそうです。 japonicum は「日本の」という意味です。

そもそもアザミ(薊)という名の由来は諸説あり、美しい花を摘もうと思ったらトゲがあってあざむかれたことが変化して「アザミ」となったという説や、沖縄の方言でトゲを意味する「アザ」から、トゲの多い木という意味で「アザギ」となり、「アザミ」に変化したという説があります。ノアザミ(野薊)は、その名の通り野に咲くアザミ(薊)のことを意味しています。

昔、スコットランド軍がノルウェー軍に侵攻された際、ノルウェー兵がアザミ(薊)のトゲを踏んで叫びをあげ、気が付いたスコットランド兵が奮起してノルウェー兵を追い払ったというエピソードがあり、それ以来アザミ(薊)はスコットランドの国花になったと言われています。

ノアザミ(野薊)の花言葉「独立」「素直になれない恋」は、鋭いトゲを持ち、誰も寄せ付けずに意志を持って自立して咲いているように見える姿から付けられたそうです。

 

ノアザミの種類

ノアザミ(野薊)の花色は紅紫色が主流ですが、白い花が咲く種類もあります。

モリアザミ

本州・四国・九州に分布するアザミ(薊)。9月~10月頃に赤紫色の花を咲かせます。モリアザミの根は、漬物の「ヤマゴボウ」として観光地などでよく販売されています。

フジアザミ

富士山の周辺に生育する大型種のアザミ(薊)。8月~10月頃に紅紫色や白色の大きな花を下向きに咲かせます。

ハマアザミ

伊豆半島から西の本州や四国、九州などの暖い地域の砂浜に生育するアザミ(薊)。花は一般的に紅紫色で、花期は6月~12月です。

ウゴアザミ

東北地方の高山で見られるアザミ(薊)。7月~8月頃に薄紫色の小花を咲かせます。


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