【初夏に花が咲く木】甘く爽やかな香りが魅力!カラタネオガタマ
金子三保子
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カラタネオガタマ
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「カラタネオガタマ」
カラタネオガタマは、5月~6月が開花時期のモクレン科の常緑小高木。花がバナナのような香りがすることから、バナナブッシュあるいはバナナツリーとも呼ばれます。実際の香りは、バナナよりももっと爽やかで甘い香りです。パイナップルの香りと言う人や梨のような香りと言う人も。
新たに伸びた枝に隠れるように咲く小さな花は、花より香りで開花に気づきます。
開花中は爽やかな香りが漂い、自然の芳香浴をしているような気分になります。
花の色はクリーム色や紫色、ワインレッドなどがあります。
カラタネオガタマのつぼみ
植え付けて何年もすると、枝一面にたくさんの花が開花します。花はいっぺんには咲かず、少しずつ開花していきます。
カラタネオガタマは、マグノリアの仲間です。大きな花が多いマグノリアの中では、ひときわ小さくてかわいらしいサイズです。
春に咲くマグノリアと言えば、モクレン、コブシがありますが、カラタネオガタマは初夏に咲くマグノリアです。
▼マグノリアの種類について詳しくご紹介しています
まだ湿度が低い初夏に、爽やかな香りを漂わせて花と香りで楽しませてくれるカラタネオガタマ。都内でも街路樹や公園樹として植え付けられているのを見かけるので、ぜひ素敵な香りを体験してみてくださいね。
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