ラディッシュ(二十日大根)の育て方|間引きと収穫のタイミングとやり方
LOVEGREEN編集部
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家庭菜園初心者さんにおすすめな野菜、ラディッシュ。別名「二十日大根」とも呼ばれるラディッシュは、発芽率が良く、種をまいてから1か月前後で収穫することができます。今回は種をまいたあとの必須作業、「間引き」と「収穫」のタイミングやコツをご紹介します。
目次
なぜ間引くの?
間引きをする意味
密植状態をなくす
作物が密植状態だと、害虫の住みかになりやすく、蒸れることで病気にもかかりやすくなります。作物が元気に育つためには、日当たり・水分・風通しがとても重要です。充分な日当たりと風通しを良くするためにも、適度な間引きをしましょう。
根の生長を邪魔しない
それぞれの作物の性質として、根が深く下に伸びる根菜類などの直根性のものもあれば、根が浅く横に広がっていく散根性の植物もあります。
特に散根性の植物の株間が充分になく、隣同士でぎゅうぎゅう詰めになっていると、作物は大きく生長できない状態に陥ります。根を十分に生長させるためにも間引きを行いましょう。
ラディッシュ(二十日大根)の間引きのタイミングとやり方
間引きのタイミング
ラディッシュは土の中で大きくなる野菜です。そのため、赤い実の部分が、土の中でぶつかりあってしまっては大きくなれません。
種まきして最初に出てくるハートのような丸めのかわいい葉を「双葉」、その後に出てくる葉を「本葉」といいます。
間引きのタイミングは2回。
1回目は本葉が出てきたころ生育の悪いものを間引き、2回目は本葉3〜4枚の頃、混みあっているものや生育の悪いものを間引き、最終的に株と株の間が4~5cm程度になるようにします。
もったいない気がするかもしれませんが、葉が混みあって、かつ生長が遅く弱々しいラディッシュは、手で抜き取って間引きましょう。間引きした葉はいわゆるベビーリーフです。サラダでおいしく食べることができます。
間引きしたら必ず土寄せ
間引きが終わったら、土の表面が崩れて根がむき出しにならないよう、必ず土寄せをしてから水を与えましょう。
ラディッシュ(二十日大根)の収穫のタイミング
1か月くらいで赤くなり、丸く膨らんで収穫のときを迎えます。
直径が2~4cm弱になったら引き抜いて収穫します。葉も大根の葉と同じような使い方で美味しくいただけます。
▼収穫したラディッシュの保存方法
ラディッシュ(二十日大根)を収穫したあとは…
種まきから1か月くらいで収穫できるラディッシュ。収穫した後もどんどんまいていきましょう。種まきができる期間中、1~2週ごとに種まきをすると、毎週のように収穫できますよ。
栽培期間が短く、種をまける期間が長いラディッシュ。今年は種から育ててみませんか?
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