クナウティア|1年目から花がたくさん咲く多年草
金子三保子
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クナウティア
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「クナウティア」。クナウティアは、マツムシソウに似た花が初夏~秋まで長くたくさん開花する耐寒性多年草。
品種によって草丈はかなり違い、40cmくらいから1mを越すものまでさまざま。暑さに強いうえに、次から次へと開花します。色は淡い紫をはじめ、ピンク、赤などがあり、最近は葉が斑入りなどの新品種も登場しています。
▼クナウティアの植物図鑑
春に地植えで植え付けてみたところ、数か月たった今、あっという間に大株になり、たくさんの花が開花しています。宿根草や多年草は植え付けて数年すると大株になり、花数が増えていく草花が多い中で、クナウティアは1年目からたくさんの花が咲くのが魅力です。
今回植えたのは淡い紫色のタイプ。ひとつひとつの花は10円玉サイズで、草丈はすでに70~80cm、3号ポット苗が数か月で大株になりました。日当たりと風通しの良い環境なら、何もしないでもすくすくと生長します。
花のかわいさもさることながら、花が終わったあともかわいいクナウティア。花びらが落ちると、まぁるいグリーンの球状のフォルムにイメージチェンジ。
切らずにそのままにしておくと、次第に茶色く立ち枯れて種がはじけ飛びます。
クナウティアの種
クナウティアは株としては短命な部類で、環境に合えばこぼれ種で増えていくタイプの多年草です。
すでに100以上の花が咲いたのではないでしょうか。最初の年からこんなに花が咲く多年草はありがたい存在。長時間の庭仕事が厳しい夏のガーデニングの強い味方になりそうです。花や実は切り花にもなりますよ。
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