クレロデンドルム・ブルーウィング|初夏から夏に咲く涼し気な青い花
とまつあつこ
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クレロデンドルム・ブルーウィング
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「クレロデンドルム・ブルーウィング」。5月~9月頃に次々と青い花を咲かせるクマツヅラ科の非耐寒性常緑低木です。
クレロデンドルム・ブルーウィングは、まるで青い蝶のような可愛い花が咲くことから、青い妖精、青い翼、ブルーバタフライブッシュなどと呼ばれています。
昨年、クレロデンドルム・ブルーウィングを使ってこんな寄せ植えを作りました。
クレロデンドルム・ブルーウィングは、低木とはいえ寒さに弱いため、日本では一年草扱いされることが多い植物です。ポット苗で販売されていて、初夏から秋の寄せ植えやハンギングバスケットによく使われます。
暖地では霜に当たらなければ屋外で越冬できたり、暖地以外では寒くなる前に室内に取り込むと翌年も楽しめると認識していたのですが…… 昨年東京で寄せ植えを作り、寒くなって地上部が枯れたものを軒下に置いていたところ、なんと今年も花を咲かせました。軒下で霜に当たらずに越冬でき、一緒に植えていたカレックスやプテリスなどに水やりを続けていたのが良かったようです。ちなみに、カレックスとプテリスも枯れずに冬を越せました。
クレロデンドルム・ブルーウィングは、熱帯アフリカ原産なので暑さには強いですが、夏の直射日光は苦手で葉焼けをおこしてしまいます。真夏は半日陰になるような場所で育てると、みずみずしい状態で美しい花を咲かせます。木漏れ日が当たるようなシェードガーデンにぴったりの花です。
暑い季節は、人も木陰に入ると涼しくてほっとしますよね。真夏は木陰で涼みながら、半日陰でしっとりと咲く花を愛でる時間がこの上なく好きです。特に、青い花や白い花を見ると爽やかな気分になります。
クレロデンドルム・ブルーウィングの花言葉は、「チャンス到来」「大きな希望」。明るい気持ちになる花言葉ですね。寒さで枯れてしまったと思っていたクレロデンドルム・ブルーウィングが、夏に半日陰で咲いている姿を見つけてとっても嬉しくなりました。
夏は、太陽の下で元気に咲くひまわりのような花にもパワーをもらえますが、木漏れ日の差す日陰の庭で美しく咲く青い花を楽しむのもおすすめです。
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