ハイビスカスの冬越し方法|室内での生長記録

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とまつあつこ

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ハイビスカスの冬越し方法を紹介します!ハイビスカスはアオイ科の非耐寒性常緑低木で、開花期は5月~10月頃です。トロピカルな雰囲気の華やかな美しい花が魅力で人気がありますが、寒さに弱いため冬は寒さ対策が必要です。お気に入りのハイビスカスを冬越しさせて毎年咲かせて楽しみましょう。

目次

ハイビスカスの冬越し前の強剪定

ハイビスカス 冬越し 育て方 特徴

ハイビスカスは寒さに弱いので、10月末頃までには室内の日あたりの良い窓辺に取り込みます。

室内に取り込む前に、全体の丈の1/2から1/3程度を残してばっさりとカットしましょう。強剪定をすると、しばらく花が咲かなくなりますが、カットしてコンパクトにすることで、室内で管理しやすくなるとともに、株全体が弱ることなく冬を越すことができます。

このように株全体を大きくカットすることを強剪定と言います。ハイビスカスの強剪定をする際は、必ず葉が数枚残るようにカットすることが大切です。葉を数枚残さないと、生育が悪くなって枯れてしまうことがあるので注意しましょう。

ただし、取り込む室内が、最低温度12℃以上を保つことができ、日光も十分に当たるのであれば、冬の間も花を咲かせることができるので、その場合は特に強剪定の必要はありません。取り込む場所の広さや温度、日の当たり具合などによって、強剪定をするか判断しましょう。

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ハイビスカスの冬越し方法

ハイビスカス 冬越し 育て方 特徴

真冬に窓辺の寒さが厳しい時は、夜間には窓辺に厚手のカーテンを引くか、ハイビスカスを室内の中央部に移動させてください。暖房の風が直接当たる場所は避けましょう。

庭植えしていた株の鉢上げ適期も10月です。地上部を1/2~1/3残して切り、株を掘り上げて鉢の大きさに合わせて根を切って鉢に植え付けます。鉢上げしたものを、室内に取り込んで管理しましょう。

関東以西の霜の降りない地域では、ハイビスカスが屋外で冬越しできる場合があります。なるべく耐寒性が強い品種を選び、寒風が当たらない日だまりでの冬越しが望ましいです。支柱を立てて株を囲み、寒冷紗や不織布で全体を包んでもよいですね。株元はバークチップなどでマルチングしましょう。

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ハイビスカスの冬越し後の様子

ハイビスカス 冬越し 育て方 特徴

10月頃に強剪定をして、室内の窓辺で冬越しさせたハイビスカスの2月の様子です。葉につやがあり、とても状態良く育っています。

 

ハイビスカス 冬越し 育て方 特徴

暖かくなり、遅霜(気候が暖かくなってから降りる霜)の心配が無くなった頃に屋外に移動させます。屋外に出すときは、半日陰くらいから始め、徐々に強い日差しに慣らしていくようにしましょう。春の暖かい太陽の光を浴びるとぐんぐん育ち、次々と花を咲かせます。

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ハイビスカスを毎年咲かせよう♪

ハイビスカス 冬越し 育て方 特徴

ハイビスカスは寒さに弱いため、日本では一般的に鉢植えで楽しまれていますが、沖縄や霜が降りない暖地では庭木などとしても使われています。

ハイビスカスを、寒くなったときに一年草扱いで枯らしてしまうのはもったいですよね。できたら来年も花を楽しみたい。そんな方は、ぜひ室内で冬越しさせてみてくださいね。他にもたくさん室内で冬越しさせたい植物がある場合はスペース確保のため、強剪定してコンパクトな状態で室内に取り込みましょう!

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とまつあつこ

グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。

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