花あしらいに活躍! ハーブゼラニウム|切り花になるグリーン
金子三保子
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トゥディズフラワー。今日ご紹介するのは、花あしらいを素敵にする「ハーブゼラニウム」
ハーブゼラニウムは、葉や茎に香りがあり、ハーブとして分類されているゼラニウムのこと。「センテッドゼラニウム」や「ニオイゼラニウム」とも呼ばれています。
古くからあるローズゼラニウムをはじめ、フルーティーな香り、スパイシーな香り、甘い香り、ミントのような清涼感のある香り……など、 見た目だけでなく香りも楽しめるグリーンです。
最近は、切り花のグリーン素材として真夏以外はほぼ通年流通しているので、季節の花と組み合わせてアレンジやブーケなどのグリーンとして使われています。
花を楽しむゼラニウムは四季咲き性がありますが、ハーブゼラニウムの主な開花時期は初夏の一季咲き。開花時期だけ花つきの状態で出回っています。
品種によって、切れ込みがあるもの、丸い葉、カエデのような形など、フォルムはさまざま。白やチョコレート色の斑入りのように単色でないものもあります。
苗として流通する際は品種名まで記載されていますが、切り花はハーブゼラニウムの名で出回ることが多く、そんなときは香りを嗅いで品種を妄想しています。
苗でも通年流通しているので、好みの香りとフォルムの品種を育てていると、小さな花あしらいのグリーンとして一年中活躍します。
品種によって耐寒性に若干違いがありますが、だいたいの品種は東京程度の冬なら外で越冬します。
繁殖力が旺盛で節が2~3節ついていれば、土に挿すと簡単に根付くので、苗を更新するのも簡単です。
ジニア、セロシア、コスモス、ハーブゼラニウム(品種不明)
今回は、ニュアンスのあるオレンジ色のジニアと秋の花を組み合わせてみました。下葉から黄色くなってくるので、水替えの度に傷んだ葉を取り去るのが長く美しく見せるコツです。
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