ティランジア(エアプランツ)の水やり!ソーキングだけではなく”雨に当てる”メリット
LOVEGREEN編集部
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色々な水やりのやり方があるティランジア(エアプランツ)。今回はソーキングと雨に当てるメリット、デメリットをご紹介します。
目次
ティランジア(エアプランツ)とは
ティランジア(エアプランツ)は主に北米南部~中南米に分布している着生植物で、岩や樹皮などに根を張っています。そのため根から水を吸収するよりも葉から水を吸収する割合の方が高く、自生地では朝方に発生する濃い霧をトリコームと呼ばれる毛のようなものを使って水分を得ています。その様子から空気中の水分を吸収するため、水やりがいらない植物などと言われることがありますがそれは誤りであり、日本などの自生地以外の環境ではしっかりと水やりをする必要があります。
ソーキングについて
ティランジア(エアプランツ)の水やりには霧吹きなどで水を吹きかけるミスティング、バケツなどに水を張りティランジア(エアプランツ)を浸すディッピング、水の中に数時間沈めておくソーキングがあります。ミスティングとディッピングは特に問題は無いのですが、ソーキングに関しては少し注意する必要があります。
ソーキングのメリット
まず、ティランジア(エアプランツ)のソーキングのメリットに関してですが、これは短時間で乾燥した状態のティランジア(エアプランツ)を復活させることが出来ます。ティランジア(エアプランツ)は乾燥しすぎると通常の水やりでは中々回復しない場合があります。その時に数時間のソーキングを行うことで株全体に十分に水が行き渡った状態にすることが出来ます。
ソーキングのデメリット
ソーキングのデメリットとしてはやりすぎてしまうとティランジア(エアプランツ)が腐る原因になり得るというものがあります。これは先述しましたが、そもそもソーキングというのはティランジア(エアプランツ)が乾燥しすぎており、通常の水やりでは中々回復しないときに行うもので、言ってしまえば強制的に吸水させているようなものです。そのため衰弱しきっている株などはソーキングをすることで逆に株元が腐り、死んでしまうことがあります。また、寒い場所でソーキングを行うと水が冷たく、ティランジア(エアプランツ)にダメージを与えてしまう場合があります。
そのため、個人的にではありますが、ソーキングを行うのであれば、雨に当てた方がリスクが少ないかと思います。
\ティランジア(エアプランツ)を雨に当てるメリットとは?/
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