ミニトマトの植え付けはまだ間に合う!|植え付け、わき芽かきや育て方
LOVEGREEN編集部
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今回は編集部のミニトマト栽培日記の総集編。ミニトマトの植え付けはまだ間に合います。この記事を参考にして、育ててみませんか?
目次
- ミニトマト苗の植え付け・用意するもの
- ミニトマト苗の植え付け
- ミニトマトのわき芽とは
- ミニトマトの正しいわき芽のとり方
- ミニトマトの支柱
- ミニトマトの水やり
- ミニトマトの追肥
- ミニトマトの病害虫
- ミニトマトの収穫
ミニトマト苗の植え付け・用意するもの
- ミニトマトの苗
- プランター
- 培養土
- 鉢底石
- 支柱
- 麻紐
苗の紹介
今回使用するミニトマトの苗はサントリー本気野菜の「純あま」。
上段までよく実り、収穫数も多いので育てやすい苗です。なんと言っても魅力は果実の甘さ。口に含んだ瞬間、甘さが広がる、 デザート感覚のミニトマトなんです。
▼植え付けに必要なグッズを用意しましょう
ミニトマト苗の植え付け
まずは、バケツに水を用意して、苗を入れます。苗にしっかり水を吸収させます。
その間にプランターに鉢底石を入れます。鉢底石を入れることで、水はけを良くして根腐れを予防します。プランターはトマトが生長することを考えて幅、深さともに30㎝程度のものがおすすめ。
次に培養土を入れていきます。今回使用した瀬戸ヶ原花苑さんの「花と野菜のプレミアム培養土」は軽くて扱いやすいふわふわの土。元肥入りで肥料効果が約3ヵ月続くので、植え付け時の肥料が不要です。
土の量の目安はこのくらい。苗の高さに合わせて入れます。
ポット苗を指の間で押さえて、優しく取り出します。
苗を中央に置いて、株元まで土を入れていきます。
苗の周りの土を少し凹まして、苗にしっかり水が浸透するようにします。
植えたばかりのミニトマトの苗は土に活着するまでに少し時間がかかります。根が乾燥してしまわないためにも、植え付けから1週間位は毎日水を与えます。
支柱を立てて、ミニトマトが強風で茎が折れたり倒れたりしないように麻ひもで誘引します。苗を傷めないように、緩めに結んだら完成です♪
同じ工程でもう一苗植え付けました。こちらはサントリー本気野菜の純あまオレンジ。格別な甘さのオレンジミニトマトです。
▼ミニトマトの苗の植え付け方を詳しくご紹介
ミニトマトのわき芽とは
わき芽とは、上の画像のように「葉や茎の付け根から出てくる芽」の部分のこと。
このわき芽を放置してしまうと主枝の栄養分も奪ってしまい、充実した実が収穫できません。不要なわき芽は取り除き、甘くて美味しいミニトマトを作りましょう。
育てる枝を選びしっかり実を充実させて育てる方法としてポピュラーなのが「2本仕立て」。
以前、編集部で仕立てる枝を1、2、3本にして、同じ品種のミニトマトを同じ条件で育て、仕立て方でミニトマトの収穫量が変わるのか実験したところ、2本仕立ての収穫量が最大になりました!
▼ミニトマトの2本仕立てにチャレンジしよう
ミニトマトの正しいわき芽のとり方
ミニトマトは、傷口から病原菌が入りやすいので、次の点に注意しましょう。
- 指でかきとるか、消毒したハサミを使用する
- わき芽をとった後の切り口が乾きやすいように晴天の日に行う
1週間に2~3回は注意してミニトマトのわき芽を観察すると、小さいうちに取り除くことができます。
放置してしまうとこのようにわき芽が大きくなってしまいます。
ミニトマトの支柱
次は支柱を立てます。主茎や側枝に沿わせて、支柱を立ててミニトマトの苗を支えていきます。支柱は根を傷つけないよう、鉢の外側に立てました。
苗を支柱に誘引するときは、節の下に麻ひもを固定します。苗を痛めつけないように緩く結び、支柱の方で結びましょう。
ミニトマトの水やり
他の作物と比べてミニトマトは、水分を控えめに育てると甘みが増します。水は土が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり与えましょう。
梅雨時期は雨が降ると身が割れたり、病気になりやすいので、軒下に移動するのがおすすめです。
夏の暑い時期は午前中の涼しい時間帯に水やりをするのがベスト。
私はいつも水やりのタイミングでわき芽がないかチェックしています♫
ミニトマトの追肥
ついにミニトマトの実が膨らんできました!追肥はこのように、実が膨らんだ頃からスタートします。
与えすぎに注意して、その後2週間おきに与えましょう。
ミニトマトの病害虫チェック
こまめに葉や実に異常がないか、チェックをしましょう。この日は幼虫を発見。割り箸で摘み、取り除きました。
ミニトマトに特に発生しやすい害虫は、オオタバコガとタバコガ。実にぽっかりと空いた小さな穴が開いていたら、オオタバコガとタバコガの仕業です。穴の開いたミニトマトは必ず取り除きましょう。
かかりやすい病気は、うどんこ病、灰色かび病、炭疽病など。野菜全般にかかる病気です。 葉や実に病斑が現れ、葉先から枯れたりしていきます。 春、梅雨の過湿期、夏の高温期などがかかりやすいため、 梅雨時期は雨が当たらないようにしてあげるなどの工夫をしましょう。 疫病の箇所が見つかったら、すぐに除去しましょう。
うどんこ病は、植物の葉などが粉をまぶしたように白くなります。5月~6月と9月~10月に発生しやすい病気で、はじめはぽつぽつと白く粉をふいている感じに見えますが、悪化してくると植物全体に蔓延します。こまめにわき芽かきをして、葉が密集しないように管理しましょう。
▼ミニトマトの水やり、追肥、病害虫を詳しくご紹介
ミニトマトの収穫
上段の実から徐々に赤く色付いてきました!赤くなったとは言え、どのくらいで収穫して良いか判断が難しいですよね。
ミニトマトの収穫時期の目安は、ヘタの周りまで真っ赤で、ふれると簡単に枝からとれる状態。
これはまだ青みが残っているので、収穫を見送ります。
こちらの真っ赤な実は触れると簡単に枝から取れたので、収穫しました。
一緒に育てていた純あまオレンジも色付いてきました。
赤い実と比べて少し収穫時期の判断が難しいのですが、ふれると簡単に枝からとれる状態を目安に収穫しましょう。
純あまオレンジはまだ収穫には早いようだったので、今回は見送ります。
この日は3つのミニトマトを収穫。朝ごはんに添えたり、夕方小腹が空いた時に食べるのもいいですね!
実際に食べてみたらビックリ!完熟していてとても甘みが強く、美味しかったです♫
▼ミニトマトの収穫について詳しくご紹介
いかがでしたか?編集部のミニトマトはこれからどんどん収穫できそうです♪ミニトマトの植え付けはまだ間に合うので、是非育ててみてください。
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