「上野ファーム｜宿根草が美しい北海道ガーデン」編集部のこぼれ種#68

植物と一緒に暮らしているLOVEGREEN編集部の、何気ない出来事や発見、雑談などなど……日々の一部をふらっとのぞいてみてください。今日は、ガーデンデザイナー上野砂由紀さんが手がける北海道の「上野ファーム」を訪れたお話です。

撮影協力/上野ファーム　5月18日撮影

上野ファームは、北国ならではの開花期や鮮やかな花の色など、北海道の気候風土で育つ植物がつくりだす庭を「北海道ガーデン」と考え、四季折々に開花する宿根草を中心に庭づくりをしているガーデンです。

 

訪れたときはチューリップが満開で、見事に咲き誇っていました。花色や咲き方が様々で、色の組み合わせ方もこの上なく素敵です。ずっと眺めていたい気分になりました。

 

花びらの先がとがってユリのような形をした可愛いチューリップも咲いていました。

 

「チューリップってこんなにたくさん種類があるのね～。」という感動の声も聞こえてきました。多種多様なチューリップがそれぞれのエリアで全く違う雰囲気を演出しているところがお見事です。

 

チューリップと宿根草とのコンビネーションやバランスが美しく、カメラを構えたくなる場所ばかりです。

 

白樺の小道

白樺の小道にも色とりどりのチューリップが満開で華やかでした。こちらも絶好のフォトスポットですね。

 

まるで物語の中の美しいお庭に入り込んだような気分になります。上野ファームには真夜中にこっそり庭仕事を手伝うガーデンノーム（小人の姿をした妖精）が住んでいるそうですよ。昼間はお昼寝していて可愛いです。(^^)

 

どこから見ても美しい景色が広がっています。

 

写真左：ガーデンデザイナー上野砂由紀さん

ノームの庭を散策しているときに、偶然、上野砂由紀さんにお会いすることができました！

以前、LOVEGREENのボタニカルピープルに載っていただいたことがあるのですが、私は初めてお会いできて光栄でした。とても気さくで優しい話し方や、可愛らしさと力強さを兼ね備えていらっしゃる素敵な雰囲気はYouTubeなどで拝見していたそのままでした。わからなかった花の名前も丁寧に教えてくださりました。ありがとうございました。(^^)

▼上野砂由紀さんのボタニカルピープル記事はこちら

 

アムソニア（チョウジソウ） タベルナエモンタナ

ガーデン内で、ブルーやパープルの花が美しく咲いているのが目に留まりました。

まずはアムソニア（チョウジソウ）タベルナエモンタナ。星の形をしたブルーの花が可愛いとても爽やかな宿根草です。

 

カマッシア（カマシア） クシキー

写真中央のブルーの花がカマッシア（カマシア）クシキーです。長い花茎にたくさんの蕾をつけ、下から順番に咲き進みます。訪れたときはまだ咲き始めで、上の方の蕾がアスパラガスの穂先に似ていて可愛かったです。

 

カマッシア（カマシア）

近くで見ると、花には6枚の花びらがあり星の形をしています。

 

アリウム

スッと伸びる細い茎に、球形の花を咲かせるアリウム。まだ咲き始めで、可愛い蕾の姿をたくさん見ることができました。東京に戻って少ししてから上野ファームのInstagramで様々なアリウムが満開になった様子を見て、あの蕾たちが咲いたんだね～。と思って嬉しくなりました。

 

フリチラリア ペルシカ ’アディアマン’

写真中央の背の高い花がフリチラリア・ペルシカ’アディアマン’。草丈が1mにもなる大型のフリチラリアで、黒紫がかった褐色のかっこいい花を咲かせます。ダイナミックで存在感たっぷりですが、よく見ると花の形が釣鐘型で可愛らしいというギャップがまた魅力的です。

 

入口付近には開花中の花たちが紹介されていて、その種類の多さに驚かされます。

 

ガーデンの花を使ったウェルカムフラワーも美しいですね～♡ガーデンショップやカフェも充実していて、植物好きにとってまさに夢の国でした。また違う季節にも訪れたいです。

上野ファームのInstagramを見て、まだ北海道にいる気分で開花する花の移り変わりを楽しみたいと思います！

上野ファームのInstagram>>

 

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グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定２級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。