簡単!下漬けなし!「パリパリらっきょう漬け」を作ろう♪
戸松敦子
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らっきょうは好きですか?好きな人にはたまらない味で、カレーライスにはらっきょうがぴったりですよね。らっきょう漬けはやっぱり自分で漬けたものが一番。今日は、下漬けいらずで簡単に漬けられるらっきょう漬けの作り方をご紹介します。このらっきょう漬けはパリパリに仕上がり、本来らっきょうが得意でない人にも「美味しい」と好評です。1時間ほどで作れ、3週間後から食べられます。
目次
らっきょうについて
らっきょうはユリ科の野菜で中国原産といわれています。とても丈夫でやせ地でも十分に育つので、球根を植えた後に数回追肥するだけでほとんど手をかけずに栽培することができます。8月下旬から9月中旬に植え付け、翌年6月頃に収穫できます。
自分で育てたらっきょうでらっきょう漬けを作れたら最高ですね。それは無理でも、八百屋さんやスーパーで土付きのらっきょうを買って作れば、格別の味わいを楽しめますよ。鹿児島県産や鳥取県産をよく見かけます。
また、洗ってあるらっきょうで作ると少し味が落ちますが下処理はとっても楽です。
らっきょう漬けの材料
・土付きらっきょう 1kgくらい
・赤とうがらし 1~2本(種を取っておく)
・酢 300cc
・水 300cc
・砂糖 300cc
・塩 大さじ3
・耐熱ガラス瓶
らっきょう漬けの作り方
土付きのらっきょうをざっと洗います。株がつながっているものは一つずつはずします。
根と芽の先を切り落とします。
ボールに水をはったところにらっきょうを入れ、両手でらっきょうをすくってらっきょう同士をこすりあわせながら薄皮をはがします。薄皮が水に浮いてくるので捨てます。こすり洗いで取りきれなかった薄皮は半分むけている状態でらっきょうについているので、丁寧に取り除きます。(ここが一番手がかかりますが、丁寧に作業すると美味しく仕上がります。)
らっきょうをざるに上げて水をよくきります。
煮沸消毒をした耐熱性の保存瓶にらっきょうを入れます。
酢、水、砂糖、粗塩、赤とうがらしを鍋に入れてしっかり沸騰させます。
沸騰させたらっきょうの漬け汁を熱いままらっきょうの入った瓶に注ぎます。
完全に冷めたら蓋をして冷蔵庫で保存します。
3週間後くらいから美味しく食べられます。冷蔵保存すると1年後もパリパリ感が続きます。
らっきょうの栄養
らっきょうは旬の時期だけに出回る野菜です。旬の野菜はそうでない季節外れの野菜と比べて、同じ量を食べたとしても栄養価が倍もしくはそれ以上の違いがあるともいわれています。
それを聞くと、良質な栄養分を効率的に摂取できる旬の野菜は、食べないともったいないですよね。美しい四季のある日本の旬を思い切り楽しみながらその季節にしか出会えない味をいただくことが、実は体にも良いなんて、とても幸せなことだと思います。
らっきょうのまとめ
個人的には、なんだかちょっぴり元気がないスタミナ不足の時にらっきょうが食べたくなります。そんな時にらっきょう漬けを食べると、疲労が回復されます。
らっきょう漬けは、漬け汁に食物繊維などの栄養分が流れ出るので、漬け汁も大さじ1ほど一緒に食べると良いそうです。
汁をドレッシングや酢の物に使う方法もあります。また、らっきょうのみじん切りとツナ、マヨネーズをあえて塩コショウすると、サンドウィッチやサラダに良く合います。
らっきょうが出まわる時期にらっきょう漬けを作っておくと、1年中食べたい時にいつでも食べられるので、私は毎年らっきょうを作る日を決めて親兄弟の分も含めて4キロ作っています。
ぜひ、皆様も旬のらっきょうを使って手作りらっきょう漬けを作ってみてください。
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