簡単!おしゃれ!空き瓶を使ったお正月のアレンジメントの作り方
山田智美
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お正月は新しい一年の始まり。明るい気持ちで新しい年を迎えたくなります。お花も普段とはちょっと違うアレンジメントを飾って、気分を一新してみませんか?
空き瓶を使って、新春の野原のようなお正月のアレンジメントの作り方をご紹介します。
目次
お正月のアレンジメントって?
お正月に飾るお花にルールはあるのでしょうか。答えはイエスでありノーです。昔から大切にされてきた習慣である門松やお正月飾りは、神様をお迎えするための目印であり、依り代としての役割があります。神様にも伝わるように、松やしめ縄を使用します。
玄関や室内に飾るお正月のお花は、お家の人たちやお客様の目を楽しませる為のお花として飾ります。新春を感じさせるような華やかなお花や、縁起のよい花がよいとされています。特に冬の最中に青々としたグリーンや赤い実は、昔から縁起がよいものとされてきました。
でも最終的には、自分が「可愛い!飾りたい!」と感じたお花を飾るのが一番です。気に入ったお花を選んで、お正月のアレンジメントを作ってみましょう。
お正月のアレンジメント|材料
今回は大掃除の時に出てきそうな薬の空き瓶を使った、お正月のアレンジメントの作り方をご紹介します。
お正月のアレンジメント|資材
- 栄養ドリンクや液状の薬が入っていた小瓶 5~6本
- あまり大切ではないトレー、あるいは大きな鉢皿等 1枚
お正月のアレンジメント|花
- ハイゴケ
- グロリオサ・ステラ(イエロー)
- リューココリーネ(パープル)
- スカビオサ(ピンク)
- 赤い実(今回はクラブアップル)
- リキュウソウやトケイソウ、つる植物なら何でも
お正月のアレンジメントに使用するお花は、明るいポップな色で多色使いにしました。何種類かのお花を組み合わせる時には、ビビッドな色を何色も合わせると強い印象になります。淡い色を何色も合わせると、ふんわり砂糖菓子のような印象になります。
赤い実やグリーンを使うことで、お正月のアレンジメントらしい印象が強くなります。赤い実とグリーンは積極的に入れるようにしましょう。
お花屋さんの店頭で、好きな色の組み合わせを探してみてください。
▼ハイゴケって何?
お正月のアレンジメント|作り方
薬の空き瓶は、ラベルを剥がして良く洗い、8分目くらいまで水を入れておきます。
トレーや鉢皿にランダムに薬瓶を並べます。この時、右か左に薬瓶をグルーピングして置き、1本だけ離して置きます。グループから1本だけ離すことで、軽やかさと自然な雰囲気が出ます。
薬瓶の位置が決まったらトレー全体にハイゴケを敷き、いよいよお正月のアレンジメントを作り始めます。
最初に大きなお花から入れていきます。大きなお花から入れることで、全体の大きさと雰囲気が決まります。今回は、グロリオサ・ルテアが大きく存在感があるので、グロリオサ・ルテアからです。
次に安定感のあるスカビオサを、グロリオサ・ルテアより少し低い位置に、添わせるように入れていきます。
動きのあるリューココリーネを入れていきます。
お正月のアレンジメントらしい華やかさが出てきました。
青々としたつる植物を回し入れて全体の雰囲気を統一し、野原のような世界を作ります。少ないお花の数でも、つる植物を入れることでボリューム感が出ます。
最後に苔の上に赤い実をころころと転がして、お正月のアレンジメントの出来上がりです。ここでは、クラブアップルと南天の実を使いました。南天や千両の実など、季節の赤い実で十分に楽しめます。
水引があれば、瓶に結び付けても。よりお正月らしい雰囲気が楽しめます。
お正月には明るいお花を飾って、新春を迎えよう!
大掃除のタイミングで出てきそうな、薬の空き瓶を使って、お正月のアレンジメントにしました。焦げ茶色の薬瓶を使うことで、ちょっとレトロモダンな雰囲気に仕上がります。透明な空き瓶を使えば、明るく爽やかな雰囲気に仕上がります。
また、一つの花瓶にまとめてお花を飾るのとは違って小瓶をいくつか並べることで、春の野原のような可愛らしい雰囲気に仕上がります。
新年には明るい色のお花で作ったお正月のアレンジメントを飾って、お家の中にも春を迎え入れましょう。
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