夜に香る、魅力的な白い花5選

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帰り道に、ふわっと香る花の香り。

朝はこんな香りしてなかったな、何の花の香りだろう?と探してしまうことはありませんか?

夕方になると香りが強くなったり夜になると花が開いてふわっと香る花は、香りだけでなく、名前もとっても素敵なんです!夜に香る、魅力的な白い花をご紹介します。

 

目次

夜に香る“白い”花?

ナイトジャスミン

チューベローズ

イエライシャン

月下美人

インドヤコウボク

 

夜に香る“白い”花?

夜になるとよく香る花は、熱帯地域が原産の白い花に多くあります。

熱帯では、昼間は暑すぎるために昆虫の動きも鈍くなります。熱帯には涼しくなってくる夜に活動する夜行性の昆虫が多く、その虫たちを誘うために夜に強く香る花が多いんです。

また、夕方に薄暗くなってきても白い花はよく目立つので、薄暗闇に映える白い花びらと、強い香りをもつ花が多くあります。

そんな夜に香る白い花たちは、実は名前もとっても素敵なものが多いんです!夜に香る、素敵なお花をご紹介します。

 

ナイトジャスミン

別名は「夜香木(ヤコウボク)」。

ナス科・キチョウジ属、西インド諸島原産の半耐寒性樹木です。「夜香木」の名前の通り、花は夜8時ごろから咲き始め、とても強い甘い香りをあたりに漂わせます。

朝になると花は閉じ、日中は全く香りはしません。これを数日間繰り返してから花を落とします。

 

チューベローズ

別名は「月下香(ゲッカコウ)」。

リュウゼツラン科・ポリアンテス属、メキシコ原産の球根植物です。日中から華やかで甘い香りを持ち、香水にも使われます。夕方からはどんどん香りが強くなっていきます。昼と夜では香りに含まれる成分が異なり、月夜には特に濃厚な香りを放ちます。

 

イエライシャン

別名は「夜来香」。

ガガイモ科・テロスマ属、インド原産のつる性常緑樹木です。「夜来香」は中国語で「イエライシャン」と読み、ヤライコウとは読みません。また、別名「東京葛(トンキンカズラ)」とも呼ばれます。

夏になると薄黄色から白の花をつけます。開花すると日中でもとても良い香りがしますが、夜はさらに香りが強くなります。

 

月下美人

別名は「月来香(ゲツライコウ)」。

サボテン科・クジャクサボテン属、メキシコ原産の多年草です。

夜に花を咲かせ、朝にはしぼんでしまいます。花が閉じた後は、天ぷらやお浸しなどにして食べることができます。花が咲いているのを見なくても、香りだけで咲いたことがわかるほど花の香りが強く、ヨーロッパでは香水にも使われています。

 

インドヤコウボク

別名は「夜素馨(ヨルソケイ)」。

モクセイ科・ニクタンテス属、インド原産の落葉低木です。花びらは白く、花筒はオレンジ色をしていて、夜に花を咲かせ、翌朝には枯れてしまいます。落ちたばかりの新鮮な花は、香料や染料に使われます。

ヒンズー教の神木とされていて、インドでは、落ちた花を輪にして花飾りを作ります。

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