普通の球根でOK!水栽培でチューリップを成功させるコツ

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ヒヤシンスやクロッカスが一般的な春の球根の水栽培ですが、チューリップの球根の水栽培はやったことがありますか?ホームセンターでは「水栽培用チューリップ」の球根が高価な値段で売られてもいますが、実は普通の球根を自宅で簡単に水栽培用チューリップにすることが可能です。

チューリップは水栽培ができるの?

一部では「チューリップの水栽培は難しい・・・」とも言われていますが、今から球根を買えば試せる方法で、チューリップも簡単に水栽培ができるようになります。

また春咲きの球根であれば、チューリップ以外の花もこの方法で水栽培出来ますので、お試しください。

球根の水栽培は下準備が1番大事

ホームセンターや花屋さんで、普通の球根を購入します。1個100円以下の普通のチューリップの球根で構いませんが、球根の表面にカビが生えていないか、手に持った時にブヨブヨと柔らかくないかなどを見てください。

自宅に持ち帰り、球根を紙袋や封筒に入れて封をし、そのまま冷蔵庫に球根を入れます。この冷蔵庫に入れるのが最大のポイントで、ここから2カ月ほど冷蔵庫で寝かせてください。冷蔵庫の中でも、霜や氷のつかない場所に置いてあげてくださいね。

春に花をつける球根は、冬のような環境がないと花芽をつけられない性質があり、冷蔵庫に入れることで「冬がやって来たから花芽をつけようね」というサインを球根に送ることができます。

球根を冷蔵庫に入れて2カ月後・・・

球根に見た目の変化はありませんが、球根内では花芽を作る準備が整いつつある状態です。球根を水栽培の容器に入れる前に、チューリップは表面の茶色い皮(表皮)を手で剥いてあげます。  この皮は水に触れるとフニャフニャとしてきて、カビが発生する原因となってしまうので、簡単に剥けるようでしたら取り除いてください。ただし、表皮にカビがつくことは水栽培ではよくあることで、中の白い部分までカビが発生しなければ特に問題ありません。

球根に見た目の変化はありませんが、球根内では花芽を作る準備が整いつつある状態です。球根を水栽培の容器に入れる前に、チューリップは表面の茶色い皮(表皮)を手で剥いてあげます。

この皮は水に触れるとフニャフニャとしてきて、カビが発生する原因となってしまうので、簡単に剥けるようでしたら取り除いてください。ただし、表皮にカビがつくことは水栽培ではよくあることで、中の白い部分までカビが発生しなければ特に問題ありません。

水栽培を開始する

水栽培の容器に球根をセットさせ、いよいよ水栽培の始まりです!球根の底に水が触れるくらいの高さで水量を調整します。容器を置く場所は、寒くて暗い場所に置いてください。  場所があるようなら、容器ごと冷蔵庫に戻してあげても良いです。ベランダに段ボールや光の通さない箱を用意したり、屋外の物置や地下駐車場の中なども良いです。屋内なら暖房のない部屋で暗い場所に置いてあげてください。  霜や水が凍らない程度の寒さで、日光が当たらない場所が適しています。球根は元々暗い土の中で冬を越すので、それを体験させる必要があり、このような場所で育ててあげると順応しやすいのです。

水栽培の容器に球根をセットさせ、いよいよ水栽培の始まりです!球根の底に水が触れるくらいの高さで水量を調整します。容器を置く場所は、寒くて暗い場所に置いてください。

場所があるようなら、容器ごと冷蔵庫に戻してあげても良いです。ベランダに段ボールや光の通さない箱を用意したり、屋外の物置や地下駐車場の中なども良いです。屋内なら暖房のない部屋で暗い場所に置いてあげてください。

霜や水が凍らない程度の寒さで、日光が当たらない場所が適しています。球根は元々暗い土の中で冬を越すので、それを体験させる必要があり、このような場所で育ててあげると順応しやすいのです。

球根から根が出てきたら・・・

水につけた部分から根が伸びてきます。根の生長に合わせて、容器の水の量を変えていきましょう。根も呼吸をしているので、全部水に漬かったままだと窒息してしまいます。  根の伸びるスピードに合わせて、根の先が水に触れる程度に水を減らしていきましょう。ここから先は、容器の水を1週間に1度くらいの頻度で取り換えます。水は継ぎ足さずに全て捨てて、新鮮な水と入れ替えてあげましょう。  この調子で約1カ月ほどお世話を続けると、球根のてっぺんから芽がニョキニョキ伸びてきます。

球根の水につけた部分から根が伸びてきます。根の生長に合わせて、容器の水の量を変えていきましょう。根も呼吸をしているので、全部水に漬かったままだと窒息してしまいます。

根の伸びるスピードに合わせて、根の先が水に触れる程度に水を減らしていきましょう。ここから先は、容器の水を1週間に1度くらいの頻度で取り換えます。水は継ぎ足さずに全て捨てて、新鮮な水と入れ替えてあげましょう。

この調子で約1カ月ほどお世話を続けると、球根のてっぺんから芽がニョキニョキ伸びてきます。

水栽培を始めて1カ月・・・

根も芽も伸びてきた頃合いで、寒くて暗い場所から、光の当たる暖かい室内へ移動させます。これは球根に「冬が終わって春がやってきたよ」と思い込ませる作業になります。

暖かい部屋に持ち込んだ初日は直射日光ではなく、カーテン越しなどのやわらかな日に当たる場所に置くと、植物がビックリせず親切です。翌日から日光が沢山当たる室内に置きましょう。

暖かい部屋に置くと、容器の水が今までよりも大幅に減りますので、水の管理には気を付けてあげてください。 

2~4週間後に・・・

開花しました!部屋が一気に華やぎます!

開花しました!部屋が一気に華やぎます!

 

原種に近いミニチューリップも、上手に育てればこの通り。ミニチューリップは普通のチューリップよりも難しいですが、液肥を与えながら育てると良いですよ!

原種に近いミニチューリップも、上手に育てればこの通り。ミニチューリップは普通のチューリップよりも難しいですが、液肥を与えながら育てると良いですよ!

 

開花後は一縷の望みに託して、役目を終えた球根を根と葉がついたまま土に植えてあげます。そのまま土に還る子もいれば、数年後にまた花をつけてくれる子もいるかもしれませんよ。

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▼原種チューリップの水栽培についてはこちらをどうぞ!

 

 

 

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