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春の庭を青く彩るネモフィラ|育て方から素敵な飾り方のアイデアまで

春に地面を青い絨毯のように埋め尽くすネモフィラ。青く染まる絶景がSNSなどで話題となり、今や春を象徴する風景として親しまれています。ネモフィラの魅力や特徴、育て方、暮らしの中での楽しみ方を写真を交えて解説します。

目次

ネモフィラの特徴と魅力

canva ネモフィラ

ネモフィラは、春にかわいい小さな青い花を咲かせるムラサキ科の一年草。和名の瑠璃唐草は、瑠璃色の花と美しい切れ込みのある葉を唐草に見立てたことに由来します。また、中心が白、外側が青い花姿から、英名では「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれています。

満開時の息を飲むような美しさから、国営ひたち海浜公園をはじめ、さまざまな公園でネモフィラの花畑が春のイチ押しスポットになっています。毎年植え付ける一年草で、その年の気温や気象によって満開のタイミングやコンディションが変わります。満開の絶景を逃さないよう、お出かけ前に各施設の公式サイトで開花状況をチェックすることをおすすめします。

 

ネモフィラ 若い苗

上の写真はまだ若い苗の状態です。植え付け後、直立して伸びず、横に広がるように生長する「ほふく性」の性質があるため、花の見ごろの頃になると絨毯のように土を覆い隠します。庭や花壇、プランター、寄せ植え、ハンギングなど様々な条件で栽培でき、横に広がる性質を持つためグランドカバーとしても人気があります。

 

ネモフィラの品種4種

最近では定番のブルー以外にも、シックな黒色の「ペニー・ブラック」や、白い花びらに紫の斑点が入る「マクラータ」など、個性豊かな品種も人気です。繊細な切れ込みの入った葉も花に負けず劣らず魅力があり、斑入りなど葉にこだわった品種もあります。

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ネモフィラの育て方

ネモフィラ 

寒い時期はゆっくりと生長し、気温が緩んでくると急に花数が多くなる過程を味わえるのは栽培ならではの楽しみです。育て方のポイントをご紹介します。

種まきと苗の流通

種まきの適期は、暑さがひと段落した9月〜10月です。根が真っ直ぐ伸びる「直根性」のため、植え替えで根を傷めると根付かないことがあります。初心者はポットに直接まいて良い芽を残して育てるのが手軽で、庭や花壇に直まきするのもおすすめです。ネモフィラは光を嫌う「嫌光性種子」のため、種まき後は5mmほど覆土し、しっかり土を被せるのがポイントです。

苗を購入する際は、1月〜3月頃に出回る「草丈が低く、がっしりしたもの」を選びましょう。すでに茎がひょろひょろと伸びて花がたくさん咲いているものは、移植時に根を傷つけると根付かないことがあるので注意が必要です。

植え付け

日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。地植えの場合は、横に広がる性質を考慮して株間を15〜20cmほどあけて植え付けます。最初は土が見えて寂しく感じるかもしれませんが、次第に地面を覆うように生長し土が隠れます。直根性で移植を嫌う性質のため、ポットから抜き取ったら、根はほぐさず植え込みます。耐寒性はありますが、植え付け直後に霜が当たると株が弱ります。庭への植え付けは、秋のうちか霜の心配がなくなった頃に行いましょう。

土と肥料

水はけが良い土であれば特に土質は選びません。鉢植えは、草花用の培養土で栽培可能です。

過肥を好まないため、周囲の草花が問題なく開花している土なら特に与える必要はありません。鉢植えは、元肥以降は草花用の固形タイプの緩効性肥料か液体肥料を控えめに施します。

水やり

乾燥気味の土を好むため、水のやりすぎは根腐れの原因になります。地植えは、根づいた後は降雨に任せます。鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたタイミングでたっぷりと水やりをしましょう。

病害虫

肥料の与えすぎ、あるいは株が弱ってくるとアブラムシが発生することがあります。また、風通しが悪いところで過湿気味に育てると灰色かび病が発生することがあります。日当たりと風通しが良い場所で、水のやりすぎに注意して栽培することが予防になります。

なお、葉に白い斑点が入るのは病気ではなく、ネモフィラ特有の特徴です。

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ネモフィラの寄せ植え

ネモフィラ 寄せ植え

ネモフィラと春まで咲き続ける草花で寄せ植えを作ってみませんか。

組み合わせる草花は、「日当たりを好むもの」「同じ開花時期のもの」を選ぶと、花が終わったあとにいっぺんに片付けることができます。横に伸びる性質なので、空中に飾るハンギングバスケットの材料にもおすすめです。

ネモフィラと同じ花期のビオラの寄せ植えをご紹介しています。ビオラは花色が豊富なので、さまざまな色合わせを楽しむことができます。

ブルーや紫の草花とネモフィラを組み合わせたブルー系の寄せ植えをご紹介しています。春のさわやかなブルー系の寄せ植えを作ってみませんか。

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ネモフィラを暮らしに取り入れよう

ネモフィラ 花あしらい

切り花として楽しむ

4月下旬、茎が伸びてきたら、ぜひカットして「切り花」として楽しんでみてください。透明感のある花色は、清楚で可憐な花あしらいになります。マグカップやグラスなどの生活雑貨にさりげなく生けても素敵です。

育てた花をカットするなら、収穫は朝か夕方以降にしましょう。日中は草花が水分を発散する時間帯なので、水が落ちやすく日持ちが悪くなります。

花言葉

ネモフィラの花言葉は「可憐」「どこでも成功」「あなたを許す」です。

ネモフィラには色別の花言葉もあります。

黒いネモフィラの花言葉は「愛国心」「荘厳」

白いネモフィラの花言葉は「成功」

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満開時に広がる青い絨毯は、誰もが思わず足を止めて見惚れてしまう、春だけの特別な光景です。その一方で、一輪一輪に目を向ければ、愛らしい「赤ちゃんの瞳」がこちらを見つめているような、健気な魅力に溢れています。

お庭やベランダに、この爽やかなブルーを取り入れてみませんか。

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