ジュエルオーキッドの育て方|植物図鑑

LOVEGREEN編集部

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植え替え
植え付け
剪定
開花
肥料

目次

ジュエルオーキッドの基本情報

ジュエルオーキッドの育て方

ジュエルオーキッドの育て方 まとめ

ジュエルオーキッドのその他色々

 

ジュエルオーキッドの基本情報

マコデス・ペトラなど葉を楽しむ蘭の仲間をジュエルオーキッドと呼びます。迷路のような模様の輝く葉脈を持ち、独特のツヤのある葉がとても魅力的です。ショップで間近に眺めて見ると花がメインでないにもかかわらず、「宝石(ジュエル)」と名づけられた理由がよく分かります。 アクアテラリウムで用いられることが多いため、園芸店より熱帯魚ショップでよく見かけます。小さなポットで安価に売られている一方、環境の変化にやや弱い気難しい植物です。成長が遅く、子株をつけるのにも時間がかかりますが、一度は身近に置いてみたい生きている宝石です。

ジュエルオーキッドの花言葉

本来は葉を観賞する植物ですが、花茎を高く伸ばし、初夏に白い素朴な花を咲かせます。花言葉は「日々平安」。日本に自生するシュスランと同じ花言葉です。花が終わったらすぐ根元から刈ってしまいましょう。 和名はジュエルオーキッドを直訳した「宝石らん」です。「ホンコンシュスラン(香港繻子らん)」「ナンバンカゴメラン(南蛮籠目らん)」の名前でも流通しています。繻子とは、密度が高くなめらかでずっりしとした手触りの織物。ジュエル同様、葉の特徴をよく表現しています。

ジュエルオーキッドの基本情報

科・属ラン科マコデス属など
英名Jewel orchids
学名Macodes petlaなど
原産地東南アジア
出回り時期通年
育てやすさ★★☆☆☆

 

ジュエルオーキッドの種類・品種

園芸用としてはマコデス属が広く流通しています。代表的な品種は「マコデス・ペトラ」。他にホンコンシュスランと呼ばれることの多いルディシア属、ドッシニア属も入手可能です。品種が厳密に分かれている洋らんと異なり、「ジュエルオーキッド」とひとくくりにまとめて販売しているショップが目立ちます。

 

ジュエルオーキッドの育て方

用土

洋らんと同じく良質の水苔、通気性のよい素焼きの鉢で栽培します。PHを調整したピートモスでも育てられます。

種まき

一般的に苗で入手します。子株によって増やすことができます。虫媒花なので室内管理が基本のジュエルオーキッドを結実させるのは難しいでしょう。

苗の選び方

葉にツヤがあり、色の濃いものを選びましょう。購入時に茎が直立していても、次第に匍匐性のように垂れ下がってしまいますが、成長している証拠なので心配しないでください。

植え付け

寒さに弱いので鉢植えで管理します。冬場に根をいじると弱ってしまうので、暖かくなるのを待って動かします。2~3枚ほど葉の出ている子株は株分けできます。

水やり

ジャングルの植物でありながら過湿を嫌います。時々、乾いてきたら霧吹きで株元に水をかけましょう。周囲にも霧吹きで水をまいておきます。

追肥

あまり肥料を欲しがりません。成長期の初夏、1~2ヵ月に1度程度、規定量より薄めの液肥を少量与えるだけで十分です。

剪定

花が終わった後、花茎を根元から切り、新芽や脇芽の発育をうながします。ハサミを嫌うので枯れた葉もなるべくいじりません。どうしても切る時は、消毒したハサミで慎重に。

病害虫

ほとんどありません。春~秋、直射日光の差さない屋外に鉢を置く場合は、カイガラムシやアブラムシのつく場合があります。

 

ジュエルオーキッドの育て方 まとめ

・森の木陰に生息している植物なので直射日光を嫌います。年間を通じて室内で育てます。

・湿度のある環境をよろこびますが、過湿は禁物です。水やりはジョウロではなく霧吹きで。

・乾燥にも弱いので、エアコンの風が直接当たらない場所に置きましょう。

・洋らんの仲間なので水苔で栽培します。蒸れやすいプラスチック鉢は避けます。

jewel orchid macodes petola

Photo : 2.5JIGEN.com

 

ジュエルオーキッドのその他色々

光る葉脈の秘密

ジュエルオーキッドの魅力は何といっても、輝くような葉脈。なぜ、きらめきを持つようになったのかには諸説あります。 分厚い枝葉にさえぎられた、ジャングルの薄暗い地表に生息しているので、少しでも光合成できるよう葉脈を利用して乱反射させているという考え方。授粉のため虫をおびきよせるサインという説もあります。

アクアテラリウムで楽しむ…その1

ジュエルオーキッドはひんぱんな水やりより、空気中の湿度が高い環境を好みます。この性質を利用して、アクアテラリウムで育てるのがおすすめです。魚を飼育する水槽に陸地部分を作り、シダ類や水上化した水草を植えて楽しむのがアクアテラリウムです。 水槽内に流木や石などで囲いを作って、陸地部分のベースにします。次に砂利を盛り上げ、水草を植え込みます。苔類は石などに糸で巻きつけて活着させます。ジュエルオーキッドは鉢ごと砂利の中に埋め込んでしまいましょう。 照明は水草栽培用のLEDが人気です。

アクアテラリウムで楽しむ…その2

ジュエルオーキッドの他、アクアテラリウムにおすすめの植物はエキノドルスやクリプトコリネ。水中、水上どちらでも栽培できます。露出した大きな根が特徴的なガジュマルも面白いでしょう。根が水に浸かると根腐れしてしまうので、水槽の上方に配置します。水やりは霧吹きで行います。 水中部分にはろ過器とヒーターを入れ、熱帯魚を泳がせます。ジュエルオーキッドと同じ東南アジア産のラスボラ・ヘテロモルファなどが似合いそうです。

 

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