ハゴロモジャスミンの育て方|植物図鑑

LOVEGREEN編集部

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▼栽培カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け(挿し木)
植え替え
剪定
開花
肥料

目次

ハゴロモジャスミンの基本情報

ハゴロモジャスミンの育て方

ハゴロモジャスミンの育て方|まとめ

ハゴロモジャスミンのその他色々

 

ハゴロモジャスミンの基本情報

フェンスやラティス、グランドカバーなどによく用いられる、常緑性のつる性植物です。ピンク色のつぼみと白い花のコントラストが美しく、株全体を花が覆う様子は、まさに羽衣をまとっているようです。 地植えにして目隠しに用いても、鉢植えにしてアサガオのようなあんどん仕立てにしても楽しめます。 「香りの王」と呼ばれるジャスミンの仲間だけあり、天女を連想させる甘い香りも特徴的です。花の時期は小さな鉢を部屋に置くのもよいですね。 秋には花芽をつけてしまうので、開花が終わったらすぐに剪定してしまうのがポイントです。

ハゴロモジャスミンの花言葉

近縁種であるキンモクセイにも似た香りを強く漂わせることから「誘惑」「官能的な愛」という花言葉がついています。たくさんの小さな花が集まって咲くことから「優しさを集めて」の意味もあります。 インドでは結婚式の花として愛されており、「愛の花」とも呼ばれています。花嫁や恋人の髪に編み込むことから「あなたは私のもの」という言葉も与えられました。 属名の「ジャスミナム」は、アラビア語でマツリカを意味する「ヤースミン」がフランス風の発音になまったもの。

ハゴロモジャスミンの基本情報

科・属 モクセイ科ソケイ属
英名 Pink Jasmin
学名 Jasminum polyanthum
原産地 中国
出回り時期 3月~4月、9月~10月
育てやすさ ★★★★☆

 

ハゴロモジャスミンの種類・品種

同じソケイ属の仲間として「マツリカ」「オウバイ」「シロモッコウ」などがあります。マツリカは「ジャスミン」の名でも知られ、エッセンシャルオイルやお茶としても利用されています。オウバイは晩冬、他の植物に先駆けて黄色い花を咲かせることから「ウインター・ジャスミン」の別名があります。シロモッコウも強い香りで知られています。

Jasminum polyanthum

 

ハゴロモジャスミンの育て方

用土

一般的な「花の土」「園芸用の土」でよく育ちます。赤玉土6、腐葉土4の組み合わせでもよいでしょう。地植えする場所には堆肥をよく混ぜ込んでください。

種まき

黒い実をつけますが、結実自体が珍しいことです。剪定したつるを用いた挿し木で増やすのが一般的です。赤玉土に植え、発根まで日陰で管理します。

苗の選び方

つるが徒長しておらず、なるべく新芽の多い苗を選びます。成長がとても速いので、小さい苗でも大丈夫です。

植え付け

生育期を迎える前に植え付けます。あらかじめ新芽を摘んで、脇芽の発達をうながすようにしましょう。伸びた脇芽をさらに摘むと、よく発達します。

水やり

表面の土が乾いたらたっぷりの与えます。乾燥に強いハゴロモジャスミンですが、つぼみのうちは水切れに注意しましょう。

追肥

花後にお礼肥、秋に寒肥として化成肥料を与えます。真冬には油かすなど固形肥料を与えておきます。特にお礼肥はしっかりと。

剪定

花が終わり、生育期に入る前の初夏、樹形を整えながら大きく切り戻していきます。成長が速いので強めに剪定しても大丈夫です。

病害虫

春~夏にかけてアブラムシとハダニに注意してください。周りにひろがらないよう薬剤でしっかり駆除します。

 

ハゴロモジャスミンの育て方|まとめ

・寒さにやや弱い面がありますが、0度を下回らなければ庭植えでも越冬します。

・一度低温に当てないと花芽をつけないため、真冬になるまで屋内には移しません。

・地植えはできるだけ日当たりのよい場所に。鉢植えは半日陰で管理します。

・鉢底から根が出るようになったら、ひとまわり大きい鉢に植え替えます。土は軽く落とし、枝は切り戻しておきます。

Jasminum polyanthum

 

ハゴロモジャスミンのその他色々

ジャスミンと香水

ハゴロモジャスミンは強い香りに反して、香りの成分抽出が難しい植物です。一方、仲間のマツリカ(ジャスミン)は古くから香水やアロマオイルの原料として重用されてきました。 「香水の街」として知られるフランスのグラースは、かつて馬具などの皮革産業で栄えていました。アジアからジャスミンが伝えられると革なめしのにおい消しとして、ジャスミンから作った香水が大活躍します。グラースはいつしか皮革製品より香水で知られるようになり、今も8月の「ジャスミン祭り」が名物となっています。

フェンスやラティスにおすすめの植物

生育が早く、つる性のハゴロモジャスミンはフェンスやラティスにうってつけです。他におすすめの植物として「カロライナジャスミン」や「テイカカズラ」があります。 黄色い花のカロライナジャスミンは、秋の紅葉も見どころ。ジャスミンの名がついていますが、マチン科ゲルセミウム属です。スクリュー状の花をつけるテイカカズラは、鎌倉時代の歌人・藤原定家に由来します。定家(ていか、さだいえ)がこの花になって、愛する人の墓にからみついたという伝説からテイカカズラの名がつきました。

ジャスミンは晩夏の季語

ハゴロモジャスミンの和名は「羽衣素馨(ハゴロモソケイ)」。この言葉自体は季語になっていませんが、「ジャスミン」や「茉莉花(マツリカ)」は晩夏の季語です。「人去れば藤のむらさき力抜く」などで知られる女流俳人・澁谷道の句集に『素馨』があります。

Jasminum polyanthum

 

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