素敵なブルーの花も楽しめる!リーフチコリの生長記録。
金子三保子
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最近、サラダリーフとして苗で出回りだしたリーフチコリ。種類がたくさんあって、それぞれの葉がとても美しいので、サラダリーフとしても、カラーリーフとしても利用できる葉っぱです。
このリーフチコリ、育て続けると、美しい花を咲かせるのをご存知でしょうか。ある年の初夏から夏、私の園芸スペースでのリーフチコリの生長記録をお伝えします。
目次
最初はリーフという言葉に気を取られ・・・
2016年の3月、郊外の園芸店に立ち寄った時に、美しい葉色が目に飛び込んできました。名前を見るとリーフチコリ。サラダに使おうか、それともカラーリーフに使おうか・・・と買ってみました。
とりあえず、リーフプランツとしてビオラと寄せ植え。シックな葉っぱが素敵。色も豊富ですが、葉の形も丸いものがあったり、細葉のものがあったりと選ぶのが楽しい葉っぱです。
植えつけて数週間。リーフチコリはモリモリと成長してきたのとは反対に、ビオラがなんだか窮屈そう。花数が少なくなってきました。リーフチコリはどうやら他の花との寄せ植えには向かない様子。
そこで直径60センチくらいはある、大きなテラコッタにチコリだけを植え替えて様子を見てみることにしてみました。隙間にはミックスリーフの種を蒔いて、サラダのコンテナに。
この時点で驚いたことに、葉っぱの色が最初と全く変わってしまいました!きれいだったので残念。そしてものすごい生長力!
この時期になって、リーフという名前に気をとられていたけれど、この植物が普通のチコリと同じくらい成長するかもということに気づきました・・・。そう。ハーブのチコリは種から育てたことは何度かあったのです。
どうしようと悩みましたが、リーフはあきらめ、今度はチコリ狙いに。
そしてまたまた植え替え。地植えです。
葉っぱは完全に緑色に・・・。最初のポット苗の状態とはまったく別物。
初夏、茎が伸びてきました。と、いうことは花も咲くのか?
つぼみもついてきました!花丈も1m50cm以上はあります。
開花!普通のチコリの花と一緒のようです。
夏にはミニトマトと共演。
淡いブルーがとてもきれいです。
ちなみにチコリの花は半日花。お昼ごろには閉じてしまいます。きれいな花を見ることができるのは午前中です。
ここで一般的なチコリについてまとめてみます。
チコリの特徴と育て方
・ハーブ キク科の多年草
・種、もしくは苗で購入
・花を観賞する目的なら、大きくなるので地植え向きです。チコリは直根性なので移植を嫌う性質です。(上記の私のように何度も植え替えするのはやめましょう)
・開花は初夏から夏まで。花は開花後5時間くらいで閉じる半日花です。
・100センチ以上伸びるので、支柱などを添えて倒れないように補強します。
・環境に合えば、越冬します。チコリはこぼれ種でも咲くほど強いハーブです。
2018年も植え付けました
1月。
2月。何回か雪が降ったり、氷点下4℃という、いつもより低温な冬でしたが元気。
春の始まり。少しずつ色味が変わってくるころです。
さて。今年も花を楽しむことができるでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。
リーフチコリをはじめ、チコリの苗も初夏に出回ります。夏に咲く透明感のあるブルーは素敵ですよ。夏の庭にいかがでしょう?
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