自分にあった種類を選ぼう!タイムの育て方や選び方

金子三保子

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ハーブのタイムは無農薬で育てられる性質が丈夫なハーブです。タイムのハーブとしての利用法としては、お肉やお魚の臭み消し、防腐効果、殺菌効果などがあります。ポット苗で購入した時は草っぽく見えますが、1年以上育てると古い枝は木質化してくる丈の低い低木です。

タイムは現在では品種がとても豊富で、数百品種はあると言われています。たくさんの種類のタイムの中から目的にあわせた品種を選ぶ必要があります。今回はタイムの種類の選び方をご紹介します!

目次

料理用ならコモンタイムが一般的

コモンタイム」は、肉などの臭み消し、防虫効果、「ブーケガルニ」としてシチューやポトフなどの煮込み料理の風味付けに使われているタイムで最も一般的なタイムです。野菜売り場のハーブのコーナーで売られているタイムもコモンタイムです。最近はコモンタイムから選抜されてできた品種がたくさんあります。

ブーケガルニとは、簡単に言ってしまえば、数種類のハーブや香りのする野菜をタコ糸などの糸で束ねた香りの束のことを言います。ヨーロッパでは、昔から肉や野菜を入れてコトコトと煮込むような料理にブーケガルニを入れて風味付けをしています。ブーケガルニに使う素材に決まりはありませんが、定番はタイム、パセリ、ローリエの組み合わせ。その他にも料理の種類にあわせて束ねる素材を選びます。日本の食品メーカーからも「ブーケガルニ」という名前で販売されています。機会があったらスーパーのスパイスコーナーを見てみてはいかがでしょうか。

料理やお茶など、食材として利用するためのハーブのタイムが必要な場合は、品種名と利用用途(食用か観賞用か)がきちんと書かれている苗を選ぶと安心です。

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タイムは生長の仕方が大きく分けて2種類

タイムは品種によって生長の仕方も違います。園芸用として植栽するなら、植える環境にあわせて、下記の性質から、どちらが植える環境にあうかを決めてから品種を選ぶようにします。

立性・・・立ち上がるように生長します。地植えにすると30cm以上の高さになります。コモンタイムは立性です。

ほふく性・・・這うようにして生長します。代表的な品種はクリーピングタイムです。這うように生長するので、丈は10cmくらいにしかなりません。ほふく性のタイムは、花壇の縁取りやグランドカバーにもなります。

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タイムを葉の色で選ぶ

こちらは斑入りの葉がかわいらしいタイム。  タイムは緑の葉をはじめ、写真のような黄色っぽい斑入りや白っぽい斑入りなど、葉の色もとても豊富です。ほふく性タイプのタイムは花壇の縁取りにもなるので、植えてある花にあわせて葉の色を選ぶのも楽しいですね。

こちらは斑入りの葉がかわいらしいタイム

タイムは緑の葉をはじめ、写真のような黄色っぽい斑入りや白っぽい斑入りなど、葉の色もとても豊富です。ほふく性タイプのタイムは花壇の縁取りにもなるので、植えてある花にあわせて葉の色を選ぶのも楽しいですね。

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タイムを花で選ぶ

今年の春、ボール状の花がかわいいなと思って買ったタイム。残念ながら品種は不明でした。

ボール状の花がかわいいなと思って買ったタイム。残念ながら品種は不明でした。園芸用の花苗として流通しているタイムの種類は品種名まで記載されていないこともあります。

 

タイムは、4月~5月ごろ、小さなかわいい花を咲かせます。観賞用のタイムを選ぶなら、葉っぱの色の他、花の色で選ぶのもいいですね!

タイムは4月~5月ごろ、小さなかわいい花を咲かせます。観賞用のタイムを選ぶなら、葉っぱの色の他、花の色で選ぶのもいいですね!

 

こちらの咲き方の方がタイムの一般的な咲き方です。タイムの花色は、白やピンク系が多いです。

こちらの咲き方の方がタイムの一般的な咲き方です。タイムの花色は、白やピンク系が多いです。

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タイムの育て方

タイムの育て方は品種による違いはなく同じです。タイムは鉢植えでも地植えでも栽培可能です。  タイムは常緑の植物なので、比較的、長期間にわたり購入することができるハーブです。店頭で花と葉っぱの色を見つつ、香りを嗅ぎながら自分の好みの香りで選ぶのも楽しい時間です。  タイムの香りを確認したい時は、鼻を近づけるより手で軽く葉っぱをさすると香りがしやすいです。  こだわったハーブのタイムを探している方は、ハーブ園やハーブショップ、通信販売でたくさんのタイムの品種を扱っているお店から買うのもよいでしょう。  タイムの植え付けは真冬と真夏以外の環境がよい時なら可能です。タイムは性質がとても強く、病虫害もほとんどないので、いったん根付けば世話要らず。ただ、湿気に弱いので株元が蒸れたらバッサリと切り戻しましょう。その他の剪定は、花の後、冬前に切り戻します。

タイムの育て方は品種による違いはなく同じです。タイムは鉢植えでも地植えでも栽培可能です。

タイムは常緑の植物なので、比較的、長期間にわたり購入することができるハーブです。店頭で花と葉っぱの色を見つつ、香りを嗅ぎながら自分の好みの香りで選ぶのも楽しい時間です。

タイムの香りを確認したい時は、鼻を近づけるより手で軽く葉っぱをさすると香りがしやすいです。

こだわったハーブのタイムを探している方は、ハーブ園やハーブショップ、通信販売でたくさんのタイムの品種を扱っているお店から買うのもよいでしょう。

タイムの植え付けは真冬と真夏以外の環境がよい時なら可能です。タイムは性質がとても強く、病虫害もほとんどないので、いったん根付けば世話要らず。ただ、湿気に弱いので株元が蒸れたらバッサリと切り戻しましょう。その他の剪定は、花の後、冬前に切り戻します。

 

5月の花が終わってバッサリと切り戻して数カ月後。新しい葉っぱが伸びてきました。

株元が汚くなったら、切り戻すとよいです。

5月の花が終わってバッサリと切り戻して数カ月後。新しい葉っぱが伸びてきました。この時期以外でも株元が汚くなったら、切り戻すとよいです。

 

切り戻したタイムの枝を使って作ったテーブルリース。

切り戻したタイムの枝を使って作ったテーブルリース。

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グランドカバー用に作られた品種「レイタータイム

毎年新品種が出てくるタイムですが、最近グランドカバー用に改良されたほふく性の「レイタータイム」という品種があります。

レイタータイムは生長が速くて、踏みしめにも強いのが特徴です。踏みつけに強いので、通路沿いや石、レンガや枕木の隙間に植えるのにもよいと思います。ほふく性で丈も5cm程度、立ち上がりもないタイムなので芝生のような使い方ができます。花はピンク色です。生長が速いタイプなので、あまり増やしたくない方にはおすすめできませんが、通路沿いなどで雑草防止に広く増えてほしい方にはおすすめのタイムです。

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使う目的で選ぶ、花で選ぶ、葉で選ぶ・・・種類が豊富なタイムだけに選び方は様々。自分に合うタイムを見つけるための参考にしてみてくださいね。

 

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タイム

  • タイムは、シソ科のハーブです。種類が多く、立ち上がり上に伸びる立性のもの(コモンタイム)と這うように生育する匍匐性のもの(クリーピングタイム)に分かれます。一般的にタイムといわれているのはコモンタイムのこと。品種によって異なりますが、春~初夏に小さな花を咲かせます。料理の他にも、花はサシェにも使うことができます。

    コモンタイム」は、肉などの臭み消し、防虫効果、「ブーケガルニ」としてシチューやポトフなどの煮込み料理の風味付けに使われているタイムで、最も一般的なタイムです。野菜売り場のハーブのコーナーで売られているタイムもコモンタイムです。最近はコモンタイムから選抜されてできた品種がたくさんあります。

    ブーケガルニとは、簡単に言ってしまえば、数種類のハーブや香りのする野菜をタコ糸などの糸で束ねた香りの束のことを言います。ヨーロッパでは、昔から肉や野菜を入れてコトコトと煮込むような料理にブーケガルニを入れて風味付けをしています。ブーケガルニに使う素材に決まりはありませんが、定番はタイム、パセリ、ローリエの組み合わせ。その他にも料理の種類にあわせて束ねる素材を選びます。日本の食品メーカーからも「ブーケガルニ」という名前で販売されています。

    料理やお茶など、食材として利用するためにタイムが必要な場合は、品種名と利用用途(食用か観賞用か)がきちんと書かれている苗を選ぶと安心です。

    タイムは品種によって生長の仕方も違います。園芸用として植栽するなら、植える環境にあわせて、下記の性質から、どちらが植える環境にあうかを決めてから品種を選ぶとようにします。

    立性・・・立ち上がるように生長します。地植えにすると30cm以上の高さになります。コモンタイムは立性です。

    ほふく性・・・這うようにして生長します。代表的な品種はクリーピングタイムです。這うように生長するので、丈は10cmくらいにしかなりません。ほふく性のタイムは、花壇の縁取りやグランドカバーにもなります。

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金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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