人気の果樹、ブルーベリーの育て方や植え付けなどについて
LOVEGREEN編集部
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ブルーベリーの苗は今や近くのホームセンターやお花屋さんでも売られていますよね。いつかブルーベリーを育ててみたいと思っている方も多いはず。今回、実際にブルーベリーを植えてみた記録を我が家のブルーベリー事情とともにお届けします♪
目次
ブルーベリーのこと
ツツジ科の落葉低木のブルーベリー。スイーツやデザートにも使われる人気のフルーツのひとつですよね。ブルーベリーの開花は5~6月で白いツツジ科らしいお花が咲きます。最近はお花屋さんでブルーベリーの実つきの枝ものも出回っているのを見かけることも。
我が家のブルーベリー事情
ブルーベリーの実の収穫時期は初夏ごろ。ベランダやお庭で育てることのできる人気の果樹です。
我が家ではブルーベリーは夏の味覚として定着し、今やなくてはならない果樹となっております。朝食のシリアルにブルーベリーをたくさん入れて食べるのが我が家の定番スタイル。
ブルーベリーがある暮らし
ブルーベリーがある暮らしが始まったのは長男を妊娠したことがキッカケ。記念樹として何か植えたいと思い、「ラビットアイ系」ブルーベリーを植えてみたのでした。(写真右:「ホームベル」、「ティフブルー」)。順調に育ったので味をしめて、次男の妊娠の際にさらに植えました。(写真左:「ノビリス」、「ブライトウェル」)。元々は一本数百円の小さな苗がスクスク大きくなり…。木の大きさが我が子を象徴しているようで愛おしいです。長男5歳、次男2歳の頃のブルーベリーです。
長男の二本のブルーベリーはもはや成木に近づいてきたようで私の背丈ほどにもなりました。
子どももつまみ食いしながら収穫してくれています♪ 植えて良かった! と思う瞬間です。
▼LOVEGREEN編集部で育てているブルーベリーを収穫してソースを作ってみました。ブルーベリーソースの作り方をご紹介しています。
ブルーベリーを育てるポイント
ブルーベリーを植える場所や土は?
ブルーベリーは、日なたから半日陰で、やや保水性のある酸性土を好みます。
ブルーベリーの水やり
ブルーベリーは乾燥に弱いので、鉢植えの場合は忘れずに水やりが必要です。土が乾いていたら、鉢からたっぷり水があふれるくらいあげましょう。
温度や気候は?
ブルーベリーの品種によって異なりますが、寒さで落葉する種類もあります。暖地の寒さなら、特に防寒せず越冬することも。地植えで管理する場合は、台風や積雪で枝が折れないように、支柱を立てて囲いをした方がよいと思います。
▼ブルーベリーの詳しい育て方
そもそもブルーベリーの系統って?
ブルーベリーの系統
・ラビットアイ系
・サザンハイブッシュ系
・ノーザンハイブッシュ系
お近くで売られている苗のタグをご覧になるとわかりますが、ブルーベリーの系統には「ラビットアイ系」、「サザンハイブッシュ系」、「ノーザンハイブッシュ系(単にハイブッシュ系とも)」の3つの系統があります。
ブルーベリーが実をつけるには
非常にたくさんの種類や品種があるブルーベリー。同じ系統の中から二品種以上を選んで植えた方がよく実がなると言われています。
おすすめは「ラビットアイ系」
「ラビットアイ系」は暖地型のブルーベリーとも言われますが、生育旺盛でここ金沢の雪にも負けず育っています。植えつけてしまえば後は肥料をやるくらいという私得意の放置農法です。剪定もしない…のでちょっと申し訳ない気持ちになりますが、それでも夏にはたくさんの実をつけてくれています。もしこんな風に後々地植えされるのであれば、「ラビットアイ系」はとっても丈夫なのでオススメですよ♪
▼お住まいの地域別の品種選びをご紹介しています。悩んだら参考にしてみてください!
実際にブルーベリーを植えてみた!
さて、今回春らしい陽気に背中を押され、また新たに植えつけてみましたよ♪ 我が家はご紹介した「ラビットアイ系」のみならず「サザンハイブッシュ系」も育てているのですが、ここまできたら残るは「ノーザンハイブッシュ系」もメンバーに加えたい! ということで今回は「ノーザンハイブッシュ系」を選択してみました。
ブルーベリーはどの系統でも植えつけの仕方は同じです。これから植えようと思っている方の参考になればと思います!
ブルーベリーの苗
ブルーベリーが受粉して実をつけるには同じ系統の中から二品種以上を選んで植え付けることがお約束なので、「ノーザンハイブッシュ系」の「ブルーレイ」と「ハーバード」という品種を選択。
準備するもの
・鉢
・ピートモス
・鹿沼土
・ブルーベリー用肥料
割と土壌への適応力が高い「ラビットアイ系」に比べ、「ノーザンハイブッシュ系」は土を選ぶようです。ここはしっかり基本通りに土を作ってあげて鉢植えで管理したいところです。
ブルーベリーの植え付け開始
①まずピートモスを準備します。
②ピートモスを触ったことがある方はお分かりだと思いますが、土はとっても軽くてさらさら。この状態のまま植えつけても水を弾いてしまうので水を混ぜて馴染ませておきましょう。
③バケツなどにピートモスを入れて水をかけながらシャベルで混ぜる、もしくは長靴で踏みつけながらしっかりと馴染ませるのがポイントです。
④馴染んだら鹿沼土登場。
⑤ピートモスと同じ量の鹿沼土を混ぜていきます。
⑥ブルーベリー用の肥料も元肥として入れておきます。鉢に土を投入し、苗を取り出して植えつけます。簡単ですね♪
ここで一点だけ注意!
複数の苗を同時に植え付ける時にありがちなことなのですが、二本の品種タグを同時に取ってしまわないように注意しましょう!
どちらのタグだったかわからなくなると後々後悔することになります・・・(そんな私は経験者です。笑)苗とタグは必ずセットで。一つの苗を植えつけた後に次の苗に移ることをオススメします。
ブルーベリーの植え付け完了
実を食べられるまではしばらくかかるでしょうが、元気に育ってくれることを祈ります!
ブルーベリーの苗を見かけるたびに気になっている皆さま。これを見て植えたくなってくれれば幸いです。どの品種を買おうかな〜と悩むのもまた楽しいもの。ポカポカ陽気の休日に、まずはブルーベリーの苗を探しに行ってみてはいかがでしょうか?
▼ブルーベリーと同じく、生で食べてもおいしいブラックベリーも育ててみてはいかがでしょう?
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