狭いスペースでもできる!麻袋を使ったジャガイモ栽培~土寄せ(2回目の追肥)~
LOVEGREEN編集部
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ベランダ菜園に興味はあるけど、なかなか手を付けられないという声をききます。
あまり手のかからない麻袋のジャガイモ栽培をご紹介!
ジャガイモのストロン!?
皆さんのジャガイモは、葉が茂り元気に生長していますか?この頃のジャガイモの土の中が、どのような状態になっているかのぞいてみましょう。
前回芽かきをしたので、一つの種イモから2本の芽が出ています。たくさんの地下茎が種イモから出ています。
この種イモから出ている地下茎をストロンといいます。
そのストロンの先に小さな丸い粒が見えますか?
少しアップにしますと…
ストロンの先が丸くなっているのが分かります。
このストロンが肥えた部分が、ジャガイモになります。
2回目の追肥・土寄せ
ジャガイモの花
ジャガイモの花は白または紫色で、同じナス科のミニトマトのような赤くて小さい実をつけます。そのままにしておくと、ジャガイモ苗の余分な体力を奪ってしまうため、摘花(摘果)するといいでしょう。
…とは言っても、
花が咲くだけでそれほど多くの体力を苗から奪うわけではありません。ジャガイモの花を見てみたい方は、そのまま摘花せず実をつけるまで観察してみてください。しかし、ジャガイモの実は残念ながら食べられません。
追肥
元気に育った種イモが花芽をつけ花を咲かせる頃、2回目の追肥の時期になります。(ジャガイモの花が咲かない場合もありますので、5月の中旬から下旬には追肥しましょう)
前回同様に、初心者にも扱いやすい顆粒状の有機肥料を施します。
土寄せ
先ほどご紹介したストロンもこれからどんどん大きくなりますので、2回目の追肥のタイミングで土寄せをします。ベランダ菜園では麻袋で栽培していますので、土寄せというよりも土入れですね。
最後に、土が乾いているようでしたらお水をあげて完成です。
収穫までに注意すること
先ほどジャガイモは地下茎(ストロン)が肥大したものということをお話ししました。このジャガイモが光に当たると緑色になることがジャガイモは根ではなく、「地下茎」ということになります。サツマイモは根が肥大したものですが、その証拠に土から出てしまってもサツマイモは緑色にはなりません。
ジャガイモが緑色になるとソラニンといって毒性の物質になってしまいます。そこでジャガイモを緑色にさせないために土寄せをしてあげる必要があります。土の表面を時々観察して、ジャガイモが土から顔をのぞかせていないか確認し、必要ならば再度土を入れましょう。
6~7月にホクホクのジャガイモの収穫が楽しみですね♪
次回のベランダ菜園~sana garden~
ジャガイモの育て方は、「収穫」の方法をご紹介します♪
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