クリスマスローズの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉

LOVEGREEN編集部
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クリスマスローズは他の植物ではあまり見られない美しいシックな色味で俯き加減で咲く早春の花。クリスマスローズの花言葉と種類についてご紹介。
クリスマスローズの花言葉
クリスマスローズの花言葉は「いたわり」「慰め」「追憶」「私を忘れないで」。
明確な色別の花言葉はつけられていません。
クリスマスローズの花言葉を意識した花の贈り方
クリスマスローズの贈り方としては3通り。「花束」、「アレンジメント」、「鉢植え」があります。花言葉を意識してクリスマスローズを贈ることを花屋さんに相談してみましょう。
クリスマスローズの花束
クリスマスローズの花束は持ち帰った後、花瓶に生ける必要があるので、花を生けるのが好きな方向けの贈り方です。
クリスマスローズのアレンジメント
花屋さん側で給水スポンジにクリスマスローズと季節の花を組み合わせて生けてもらうスタイルです。持ち帰って置くだけですぐに飾ることができるのが利点です。
クリスマスローズの鉢植え
クリスマスローズはたくさんの品種があり、品種によって開花し始める時期が違います。花のカラーバリエーションがとても豊富なので、贈る方の好みにあわせて選んでみてはいかがでしょうか。
クリスマスローズについて
科・属 | キンポウゲ科・ヘレボルス属 |
和名 | 寒芍薬 |
英名 | Hellebore、Christmas rose |
学名 | Helleborus 、Helleborus niger |
原産地 | ヨーロッパ・西アジア |
開花期 | 10月~4月 |
クリスマスローズの特徴
クリスマスローズは、クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物で、花期は10月~4月です。日本では他のヘレボルス属を全てひとくくりにクリスマスローズと呼びますが、欧米ではヘレボルスが一般的な名前です。クリスマスローズという名前ですが、日本の品種は春咲きです。
俯きがちの花に由来しているのか、少し後ろ向きな花言葉の多いクリスマスローズ。後ろ向きながらも、思いやりのある素敵な花言葉をもっています。
クリスマスローズの種類
有茎種
茎が立ち上がって葉を展開し、その頂部に花を咲かせます。根茎は未発達で細い根が生えます。
無茎種
葉柄と花柄が根茎から別々に直接出ています。根茎は丈夫で太い根が生えます。
花色や咲き方の種類
一重咲きの花が昔からあり、最も一般的な品種です。しかし、最近は八重咲きの品種や半八重咲きの品種のクリスマスローズはもよく見られます。クリスマスローズはの花色は白やピンク、紫、緑、黒など落ち着いた色のものが多くあります。グラデーションのように花びらの先になるにつれ色が濃くなっているものや、縁だけ色がついているもの、スポットのように細かい斑点が花の中心に濃く入っているものなど、様々なものがあります。花の色が黒や紫など、濃い色の場合は葉の色も濃いクリスマスローズも多くあります。
クリスマスローズには園芸品種名がない?
クリスマスローズは株分けで大量に増やすことはできません。そのため、種で増やしています。しかし、種で増やしても花色、花形、花の模様が安定せず、同じ花が咲きません。それがクリスマスローズの最大の特徴であり、最大の魅力です。そのため、園芸品種をつけられないのがこのクリスマスローズなのです。 同じ花が咲かないからこそ、好みの花を見つけて、育て、新しく交配する楽しみができることがクリスマスローズの魅力の一つとなっています。
クリスマスローズを切り花で楽しむ
クリスマスローズを切り花で楽しむときは、1番花が咲いてすぐに切ってはいけません。第2花が咲き出すまで、切り花は我慢です。切ったお花はバケツや花瓶などに40度位のお湯を入れ、花の下から茎たっぷりに浸しそのまま冷めるまで入れておきます。クリスマスローズならではの湯上げです。湯あげをしたら、花瓶にたっぷり水を入れ深く水に浸かるように生けて下さい。
▼クリスマスローズの育て方など詳しい情報はこちら
クリスマスローズ
- クリスマスローズは、クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物です。クリスマスローズは、冬の花が少ない時期に花を咲かせる常緑の植物です。 日本ではヘレボルス属を全てひとくくりにクリスマスローズと呼びますが、本来のクリスマスローズはクリスマスの頃に開花する「ヘレボルス・ニゲル」を指す名前です。 他には咲き方や色が豊富な「ヘレボルス・オリエンタリス」や、グリーンの特徴的な花の形状が面白い「ヘレボルス・フェチダス」等、たくさんの種類があります。 クリスマスローズにはグリーンの葉を低く繁らせた中から茎を長く伸ばす有茎種と、茎の低い無茎種があります。 クリスマスローズ・ニゲル
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