ボケ(木瓜)の花言葉|種類、花の特徴、花言葉の由来
LOVEGREEN編集部
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ボケ(木瓜)の花言葉や種類、花の特徴、花言葉の由来をご紹介!ボケ(木瓜)は、まだ寒い早春から梅に似た花を咲かせて春の訪れを知らせてくれる樹木。その花の美しさから庭木として人気がある他、生垣や盆栽、切り花としても幅広く使われています。
目次
ボケ(木瓜)の花言葉
ボケ(木瓜)の花言葉は「先駆者」「妖精の輝き」
ボケ(木瓜)について|基本情報
科・属 | バラ科・ボケ属 |
和名 | 木瓜 |
英名 | flowering quince, Japanese quince |
学名 | Chaenomeles speciosa |
原産地 | 中国 |
開花期 | 11月~5月 |
ボケ(木瓜)とは|花の特徴と花言葉の由来
ボケ(木瓜)は、早春から春に梅のような丸みのある花を咲かせ、春の訪れを知らせてくれる落葉低木です。中国原産で、平安時代に日本に渡来して各地に広がりました。
ボケ(木瓜)は、庭木として植えられる他、鉢植えや生垣、盆栽、切り花などとしても人気が高く、春の花として親しまれています。
まだ寒い頃から葉に先立って咲くボケ(木瓜)の花は、春になると枝が見えないほど鈴なりにつきます。葉は、先がとがったタマゴ形で縁に鋭いギザギザがあります。
生長がとても早く、枝の伸びも良いですが、背丈は大きくなっても2~3m程度で高くなりません。新梢や枝先にはトゲがあるので注意が必要ですが、侵入防止の生垣に使われるなど重宝されている側面もあります。
ボケ(木瓜)の果実は、西洋ナシに似た形で香りが良く、果実酒やジャムを作ることができます。漢方の世界では、ボケ(木瓜)の果実は疲労回復や利尿効果が期待できると言われ、ボケ(木瓜)の実を乾燥させたものが「木瓜実(モッカジツ)」と呼ばれています。
ボケ(木瓜)は、原産地の中国では「放春花」という名前で表記され、『どの花よりも先に春の香りを放っている花』という意味があるそうです。ボケ(木瓜)が早春に他の花に先駆けて咲くことから「先駆者」の花言葉が付きました。また「妖精の輝き」という花言葉の由来は、葉が出る前に美しい紅色の花が咲く姿が神秘的に見えることから付けられたと言われています。
ボケ(木瓜)の種類
ボケ(木瓜)の品種は200種類以上あるとされており、花も一重や八重咲きなど様々です。花色も鮮やかな朱色や赤、白、ピンク、まだらに色が入るタイプ、一本の株に紅と白の花をつけるものなどがあります。
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クサボケ Chaenomeles japonica
日本に自生するクサボケの花は朱色の一重咲きで、果実は丸形です。有名品種の「東洋錦」は1株で赤、白、白地に赤の絞りなど様々な花を咲かせます。「黒光」は黒ずんだ濃い紅色の花が特徴です。「金鵄殿」はクリームがかった八重咲きの花をつけ人気があります。さらに、咲き始めは淡い桃色で徐々に色が濃くなっていく「雪の輝」や「港の曙」なども大変人気の高い品種です。
ボケ(木瓜)は一般的に早春から咲き始める品種が多いですが、11月頃から咲き始める寒木瓜や四季咲きの品種もあります。
最近ではヨーロッパでも品種改良が進み、大輪のボケ(木瓜)が日本に逆輸入されています。
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