1月13日の誕生花|水仙(スイセン)
LOVEGREEN編集部
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1月13日の誕生花は「水仙(スイセン)」です。「水仙(スイセン)」について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!
1月13日の誕生花
1月13日の誕生花は「水仙(スイセン)」
「水仙(スイセン)」の花言葉は「自己愛」「神秘」
黄色の水仙(スイセン)の花言葉は「私のもとへ帰って」
白の水仙(スイセン)の花言葉は「神秘」
ラッパ水仙(スイセン)の花言葉は「尊敬」
水仙(スイセン)の花言葉の由来
水仙の花言葉「自己愛」は、ギリシャ神話に出てくる水面に移った自分の姿に恋い焦がれて亡くなっていった青年ナルキッソスの話に由来すると言われています。
金色の巻き毛に赤い唇を持つナルキッソスという青年は、人間の娘もニンフ(ギリシャ神話に登場する精霊や妖精のような存在)も恋するほどの美青年でした。水の精エコーがナルキッソスに恋焦がれましたが相手にされることはなく、傷心のまま姿を消してしまいました。その報いとしてナルキッソスは自分自身に恋をしてしまうように呪いをかけられてしまいます。
ナルキッソスが水を飲もうと泉に屈みこむと、そこには見たこともない美青年がいました。彼は水面に写る自分に恋い焦がれた結果、寝食も忘れて、とうとう亡くなってしまいます。翌日ナルキッソスがいた場所には泉を覗き込むように一輪の水仙が咲いていました。
ナルキッソスが姿を変えた水仙はクチベニスイセンだったと言われています。
水仙(スイセン)について|基本情報
科・属 | ヒガンバナ科・スイセン属 |
和名 | 水仙、雪中花 |
英名 | Narcissus |
学名 | Narcissus |
原産地 | スペイン、ポルトガル、北アフリカ |
開花期 | 11月~4月 |
水仙(スイセン)とは|花の特徴
日本水仙
水仙(スイセン)はヒガンバナ科の球根植物です。水仙(スイセン)の野生種はスペインやポルトガル、北アフリカなど地中海沿岸に自生しています。
古代ギリシャ時代の壁画に水仙(スイセン)の絵が残っていることから、この頃にはラッパスイセンが咲いていたとされています。地中海から中近東を経由してシルクロードを渡り、日本には室町時代に中国から渡来したと言われています。中国では水仙(スイセン)は水の仙人と呼ばれています。
秋咲き水仙(スイセン)・オータムジュエル
水仙(スイセン)の花期は種類によって様々で、中には秋に咲く種類もあります。日本水仙などはお正月の頃から開花、その他一般的な水仙(スイセン)は2月~4月に開花します。
水仙(スイセン)は香りの良い春の草花として昔から親しまれています。花のほのかな甘い香りは、天然香料として香水に使われています。
なお、水仙(スイセン)には毒性があります。葉はニラに似ていて、球根はタマネギと似ています。間違えて食べると場合によっては死に至ることもあります。家庭菜園などの野菜や食用ハーブ類の近くには植え込まないよう注意が必要です。
水仙(スイセン)の花の構造
水仙(スイセン)の花は独特な形をしています。一見、6枚の花弁に見える部分は二段構造になっていて、上の3枚が花弁、下の3枚は萼片(がくへん)です。おしべとめしべの周りを取り囲む筒のようなものは「副花冠(ふくかかん)」と呼ばれ、系統や品種によって筒の部分が長いものや短いものなど特徴が出る部分です。
水仙(スイセン)の種類|色や咲き方
水仙(スイセン)といえば白や黄色の花がよく見られますが、それ以外にピンクやアプリコット色など様々な花色があります。
日本水仙
水仙(スイセン)の園芸品種は数万品種もあり、とても種類が豊富です。品種によって一本の茎から一本の花が咲く種の他、日本水仙のような房咲き種もあります。最近では八重咲種など、新品種の水仙(スイセン)が毎年のように登場します。水仙(スイセン)の開花時期は、主に冬咲きと春咲きの品種が多いですが、中には秋に咲く品種もあります。
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