10月1日の誕生花|萩(ハギ)

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10月1日の誕生花は「萩(ハギ)」です。「萩(ハギ)」について、花言葉や基本情報、花の特徴、名前と花言葉の由来、種類など気になる情報をご紹介!

 

10月1日の誕生花

9月が旬の花萩

10月1日の誕生花は「萩」

「萩」の花言葉は「思案」「内気」「柔軟な精神」

 

萩(ハギ)について|基本情報

科・属 マメ科・ハギ属
和名
英名 Bush clover
学名 Lespedeza
原産地 北アメリカ
開花期 6月~9月

 

萩(ハギ)とは|花の特徴・名前と花言葉の由来

萩

萩は、マメ科ハギ属の落葉低木。秋の七草にも数えられ、万葉集に最も多く登場すると言われる萩は、日本の秋を代表するような花です。ところが、実は夏から咲き始め、秋が深まるころには花数を減らしているというおもしろい特徴があります。

萩というのはマメ科ハギ属の総称で、ヤマハギやミヤギノハギ、マルバハギ、ツクシハギ、キハギ、ケハギなど多くの品種があり、日本には約10種が分布しています。

萩は、樹高1~2mほどの低木で、ブッシュ(茂み)のようなフォルムを成すこと、葉がクローバーのような3枚葉であることから、「Bush clover(ブッシュクローバー)」という英名があります。早くから花が咲くキハギは6月頃から咲き始め、あとを追うように他の品種も7月頃から咲き始めます。枝の先を枝垂れるように伸ばし、枝いっぱいに小さなマメ科特有の蝶形花をたくさん咲かせます。萩の花色は主に赤紫、他にピンクや白、黄などもあります。

萩は非常に生育旺盛で、短く切り詰めてもすぐに大きく枝を伸ばします。他のマメ科の植物と同じように根に根粒菌を保持しているので、土壌を肥沃にする特性があります。

萩(ハギ)の名前の由来

萩という名の由来は諸説ありますが、古い株の根元から新芽が良く芽吹くことから「生え木(はえき)」→「はぎ」に変化したと言われています。

萩(ハギ)の花言葉の由来

萩の「柔軟な精神」という花言葉は、枝垂れるような枝の柔らかな曲線から、「思案」「内気」という花言葉は、枝を下向きにうつむくように花を咲かせる姿が、控え目で美しいことに由来すると言われています。

 

萩(ハギ)の種類

ヤマハギ

  • 学名:Lespedeza bicolor

ヤマハギは昔から日本の山野に自生している品種。漢字で書くと「山萩」です。秋の七草に数えられているのは、このヤマハギだと言われています。

キハギ

  • 学名:Lespedeza buergeri

キハギは漢字で書くと「木萩」。最も早くから咲く品種です。花は薄黄色の中に赤紫色が混じる美しい花です。

ミヤギノハギ

  • 学名:Lespedeza thunbergii

ミヤギノハギは園芸品種の萩、漢字では「宮城野萩」と書きます。ケハギを親に作出されたのではないかと言われています。花付きが良いことから、庭園や公園の植栽として好まれます。宮城県の県花に制定されている萩です。

ツクシハギ

  • 学名:Lespedeza homoloba

ツクシハギは、日本固有種の萩。漢字では「筑紫萩」と書きますが、九州だけでなく、本州や四国にも分布しています。

マルバハギ

  • 学名:Lespedeza cyrtobotrya

マルバハギは漢字で「丸葉萩」、名前の通り葉が丸みを帯びているのが特徴です。

ケハギ

  • 学名:Lespedeza thunbergii

ケハギは漢字で「毛萩」、茎や枝に毛が生えることが名前の由来です。ミヤギノハギの親だという説があります。

 

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