3月13日の誕生花と花言葉|イカリソウ
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3月13日の誕生花は「イカリソウ」です。「イカリソウ」について、花言葉や花の特徴、種類、花言葉の由来など気になる情報をご紹介!
3月13日の誕生花と花言葉
3月13日の誕生花は「イカリソウ」
「イカリソウ」の花言葉は「旅立ち」「君を離さない」「人生の門出」「あなたをつかまえる」
イカリソウとは|花の特徴、名前と花言葉の由来
イカリソウは、独特のフォルムの花が特徴のメギ科の多年草。日本では東北以南の太平洋側や四国に自生し、暑さ、寒さにも強く、育てやすい山野草です。
イカリソウという名前は、花のフォルムが船を海上にとどめておくときにおろす錨(いかり)に似ていることに由来しています。独特な形の繊細な花に目を奪われますが、ハート形の葉もかわいらしく、花のない時期はカラーリーフプランツとして楽しむこともできます。明るめの日陰なら栽培できるため、日陰の庭の植栽やグランドカバーとしても使われています。
イカリソウは、外国では羊が食べると元気になることから「元気な羊のハーブ」などと呼ばれたり、中国では淫羊藿(いんようかく)と呼ばれ、滋養強壮効果のある生薬としての側面もあります。
イカリソウの花言葉「君を離さない」や「あなたをつかまえる」は、イカリソウの花の形が船を動かないように固定する錨に似ていることから固い絆をイメージして付けられたといわれています。また、「旅立ち」「人生の門出」という花言葉は、錨形の花を人生の航海になぞらえて、新しい何かの始まりを感じさせることによります。
イカリソウの種類
イカリソウは、北半球を中心に数十種と多くの種類があります。自生地によって花の色や大きさ、形、草丈などに違いがあり、一般的な赤紫の花の「イカリソウ」、薄い黄色から濃い黄色の花が咲く「キバナイカリソウ」、常緑の「トキワイカリソウ」、小さな梅のような花で、イカリソウの特徴である距がない「バイカイカリソウ」などがあります。
丈夫で育てやすいため多くの園芸品種があり、イカリソウのほかエピメディウムの名で流通しています。品種によって草丈に違いがあり、10cm程度の小さなものから、30cm程まで大きくなるものがあります。他にも、冬に落葉するものと常緑の品種があります。花の色は、赤紫をはじめ、ピンク、白、黄色、紫、オレンジ、複色など、色幅が豊富です。
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