4月9日の誕生花|ミモザ(アカシア)
LOVEGREEN編集部
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4月9日の誕生花はミモザ(アカシア)です。ミモザ(アカシア)について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!
4月9日の誕生花
4月9日の誕生花はミモザ(アカシア)
ミモザ(アカシア)の花言葉は「優雅」「友情」
オレンジ色のミモザの花言葉は「エレガント」
黄色のミモザの花言葉は「秘密の恋」
ミモザ(アカシア)について
科・属 | マメ科・アカシア属 |
和名 | 銀葉アカシア |
英名 | mimosa |
学名 | Acacia decurrense var.dealbata |
原産地 | オーストラリア |
開花期 | 2月~4月 |
ミモザ(アカシア)の特徴
ミモザはマメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称で、フランスでは「ミモザ」の名で親しまれています。ミモザ(アカシア)は多くの園芸品種がありますが、暖地でよくみられるのはギンヨウアカシアやフサアカシアです。ギンヨウアカシアは、名前の通り銀白色を帯びた葉をもち公園樹などに利用されます。フサアカシアは、葉色が緑で葉と花序が長くミモザの名で知られています。いずれも生長が非常に早く、樹高が5m以上になります。2月~3月の花の時期には、木全体が黄色く染まるほど、黄色い小さな花が集まった球形の花を多数咲かせ、芳香を漂わせます。果実は5cm前後の豆果を多数つけ、6月下旬頃には紫褐色に熟し、裂けて種子を飛ばします。またフサアカシアの花は、香水の原料としても利用されます。ミモザは、夏ごろには来年のつぼみが目で確認できるほどに生長し、つぼみの状態から開花まで半年近くかかる花木です。夏以降に剪定すると、翌年の花が咲かなくなるので注意しましょう。
ミモザ(アカシア)の種類
とても種類の多いミモザ。花の大きさや、色、葉の形など、様々な種類のミモザが存在します。
ギンヨウアカシア
葉がきれいなシルバー色で、葉の長さが短い特徴があります。葉の触り心地は意外と硬い感じです。樹高は5~8mほど。樹高が低めでコンパクトに育てやすいため、日本ではギンヨウアカシアがよく流通しています。
▼ギンヨウアカシアについてはこちら
フサアカシア
葉が緑色で長く、小葉の数も多い特徴があります。葉を触るとふさふさとして柔らかい印象です。樹高は10~15mにもなるため、広いスペースが必要になります。ヨーロッパでミモザと言えば、フサアカシアのことを指すそうです。
▼フサアカシアについてはこちら
ミモザ(アカシア)の流通(販売)
花がついているミモザの鉢物の流通は、実際に開花する前の冬場。それ以降は葉っぱのみの状態であれば通年購入することができます。切り花のミモザを花屋さんで買うことができるのは1月~3月くらいです。これらはミモザの中のギンヨウアカシアで、ミモザといってもたくさんの種類があり、中にはギンヨウアカシアより遅い開花の種類のミモザもあります。ミモザは種類によって、葉の形も全く違うので、こだわったミモザを育てたい方は、いろいろ調べてみることをおすすめします。
ミモザ(アカシア)の由来
ミモザは本来オジギソウ属を指す名前でしたが、アカシア属のフサアカシアの葉がオジギソウに似ていたため、誤ってフサカアカシアがミモザと呼ばれたことにちなみます。日本ではアカシア属のギンヨウアカシアもミモザと呼ばれています。
ミモザ祭り
ミモザは春を告げる花としてヨーロッパでは大変人気があり、主要な産地のフランスのニースの西側にある海沿いの街モンドリューラナープルでは1931年から毎年2月にミモザ祭りが開かれています。この町はオーストラリアからもたらされたミモザの花を切り花として栽培、販売しており、1月~2月になると丘や庭園、街全体がミモザの花色で金色に輝きます。祭りでは地元で栽培された10t前後のミモザを使って、毎年異なるテーマに従って飾り付けられた山車によるフラワーパレードや花合戦が開かれています。
ミモザの日
3月8日は「国際女性デー」です。1904年の3月8日にニューヨークの女性労働者が参政権を求めてデモを行ったことから女性が平等に社会参加が出来るように、現在は国連事務総長が加盟国に対して女性の平等な社会参加ができる環境を整えるように呼び掛ける日となっています。イタリアではこの「女性の日」の時期に咲くミモザの花をシンボルとして、男性が女性にミモザの花を贈ることが習慣になっています。そのため3月8日を「ミモザの日」ともよびます。
ミモザの木
ミモザ(アカシア)は、地植えで育てると10m程にもなる、とても高く生長する花木です。自宅で楽しみたい場合は鉢植えでも育てることができますが、根詰まりを起こしやすくなっていますので、大きめの鉢に植えつけましょう。
根詰まりを防ぐために、少なくとも2~3年に1度くらいは根の張り具合をチェックして植え替えましょう。植え替えが必要な時は、水をあげてもすぐに土が乾いてしまうときや逆に水が浸透せずに表面に溜まっているときです。
▼ミモザ(アカシア)の育て方など詳しい情報はこちら
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