朝顔(アサガオ)の花言葉|種類、花の特徴、色別の花言葉

LOVEGREEN編集部
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色別の朝顔(アサガオ)の花言葉と種類についてご紹介。朝顔(アサガオ)は、朝に花を咲かせ、昼頃にはしぼむ「朝の美人の顔」と言われる夏の花。
目次
- 朝顔(アサガオ)の花言葉
- 朝顔(アサガオ)の色別の花言葉
- 朝顔(アサガオ)について|基本情報
- 朝顔(アサガオ)とは|花の特徴や性質、花言葉の由来
- 朝顔(アサガオ)の種類
- 古典園芸植物の朝顔(アサガオ)
朝顔(アサガオ)の花言葉
「朝顔(アサガオ)」の花言葉は「愛情」「結束」
朝顔(アサガオ)の色別の花言葉
白色の朝顔(アサガオ)の花言葉は「あふれる喜び」「固い絆」
青の朝顔(アサガオ)の花言葉は「短い愛」「儚い恋」
紫の朝顔(アサガオ)の花言葉は「冷静」
朝顔(アサガオ)について|基本情報
科・属 | ヒルガオ科・サツマイモ属 |
和名 | 朝顔 |
英名 | Japanese morning glory |
学名 | Ipomoea nil |
原産地 | 中央~熱帯アメリカ |
開花期 | 7月~9月 |
朝顔(アサガオ)とは|花の特徴や性質、花言葉の由来
朝顔(アサガオ)は、菊や花菖蒲などとともに古くから庶民の間で親しまれ栽培されてきた花です。朝顔(アサガオ)の属するヒルガオ科サツマイモ属は、中央から熱帯アメリカが原産地であると言われています。
朝顔(アサガオ)は朝に咲くイメージがありますが、実は夜明け前から花は開き始めて、午前4時頃までには開き終わるそうです。これは、朝顔の蕾は日中に太陽の光を浴びて、日没で暗くなってから9時間ほどで開花するという性質によるものです。花の形は円錐形で、ラッパの先端のように開きます。ほとんどの花は、咲いたその日の昼頃までにはしぼんでしまいます。花がしぼむときは、内側に籠る様にして閉じていきます。
朝顔(アサガオ)の花名の由来は、花を咲かせるのが朝で、昼には花がしぼんでしまう姿を「朝の美人の顔」と表し、「朝の容花(かおばな)」の意味から来ていると言われています。昔は、牽牛子(ケンゴシ)とも呼ばれていたようです。
朝顔(アサガオ)の種類
朝顔(アサガオ)の花の色は青や紫、中にはピンクがかった色や複色などさまざまな品種があります。
日本で栽培されているアジア産の朝顔(アサガオ)と、それ以外の朝顔(アサガオ)では花芽のできる日長感受性に違いがあり、メキシコ原産の朝顔(アサガオ)は夜に咲く品種もあります。アジア系統の朝顔(アサガオ)は、冬を過ごさなければならないため、種子を残そうとして、日が短くなると花を咲かせる短日性の植物として変化を遂げました。
変化朝顔・木立
変化朝顔には、つるが伸びない「木立」、細かいひだ状の花びらが細く筒咲の「南天」など、葉や花の形が違う、これが本当に朝顔(アサガオ)なの?と疑うほど様々な咲き方があります。
西洋アサガオ・ヘブンリーブルー
西洋アサガオは8月以降から霜のころまで長く咲き続けるため、とても人気があります。西洋アサガオの葉は丸葉で、さわやかな空色をした花です。生育がよいためグリーンカーテンにも適している品種です。
モミジバアサガオ(宿根アサガオ)
常緑多年草のつる性植物で、朝から夕方くらいまで開花します。モミジバヒルガオ、モミジヒルガオという名で呼ばれることもあります。葉に切れ込みがあり、モミジのような形をしています。繁殖力が旺盛で、夏のグリーンカーテンの素材としても人気があります。晩秋まで花が開花し、最も花数が多いのは秋の10月頃です。
モミジバアサガオ(宿根アサガオ)
- モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は、一般的な一年草の朝顔と違い、常緑多年草のつる性植物です。モミジバアサガオもしくは宿根アサガオと言う名で流通していることが多いですが、一年草の朝顔と違って朝から夕方くらいまで開花し、モミジバヒルガオ、モミジヒルガオという名で呼ばれることもあります。 宿根性の性質を持つ宿根アサガオには琉球朝顔がありますが、琉球朝顔は葉の形がハート形ですが、モミジバアサガオは葉に切れ込みのあるモミジのような形をしています。 いずれの品種も生長力がたくましく、地植えにすると10m以上伸びます。繁殖力が旺盛なので植える場所には注意しましょう。つる性なので、フェンスやトレリス、誘引ネットなどに誘引すると、たくましくどんどん立ちのぼっていくため、夏のグリーンカーテンの素材としても人気があります。 一年草の朝顔との違いは花の時期です。モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は晩秋まで花が開花し、最も花数が多いのは秋の10月頃です。朝顔は昼過ぎにはしぼんでいきますが、モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は夕方まで花が開いています。
古典園芸植物の朝顔(アサガオ)
朝顔(アサガオ)は古典園芸植物(伝統園芸植物)と言われており、その古典園芸植物の中でも唯一の一年草の植物です。江戸に一大ブームを巻き起こした朝顔(アサガオ)は、一年草という特徴から他の古典園芸植物よりも多く品種を作り出しました。愛好家の中で品種を競う「朝顔番付」も関西や関東で盛んに品評会が開催された記録が残っています。
遺伝子の法則も植物の受粉の仕組みも解明されていない中で、朝顔(アサガオ)は愛好家たちのもと、特殊な栽培技術で数千種類にも及ぶバリエーションが生み出されました。
こんなにも日本人に愛された朝顔(アサガオ)ですが、原産地は日本ではありません。奈良時代に中国からもたらされたと言われる朝顔(アサガオ)は、当時は薬草(下剤)として持ち込まれました。そのうちに、花が美しいことから観賞用にも栽培されるようになりました。
▼朝顔(アサガオ)の育て方など詳しい情報はこちら
朝顔(アサガオ)
- 朝顔は、菊や花菖蒲などとともに古くから庶民の間で親しまれ栽培されてきた花です。特に、江戸時代になって青色以外に白、紫、紅色などの色変わりが増えて観賞用の栽培が広まったそうです。 花の形は円錐形で、ラッパの先端のように開きます。朝顔は朝に咲くイメージがありますが、実は午前2時頃からほころび始め、午前4時頃までに開き終わると言われています。これは、朝顔の蕾は日中に太陽の光を浴びて、日没で暗くなってから9時間ほどで開花するという性質によるものです。ほとんどの花は、咲いたその日の昼頃までにはしぼんでしまいます。花がしぼむときは、内側に籠る様にして閉じていきます。 江戸時代の育種により、朝顔の変異体である「変化朝顔(ヘンカアサガオ)」が誕生しました。つるが伸びない「木立」、細かいひだ状の花弁が細く筒咲の「南天」など、葉や花の形が違う様々な変化朝顔が栽培されていました。
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