パンジーの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉

LOVEGREEN編集部
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パンジーの花言葉と種類についてご紹介。パンジーは種類が豊富な冬から春の庭を彩る一年草。
パンジーの花言葉
「パンジー」の花言葉は「もの思い」「私を思って」。
黄色のパンジーの花言葉は「つつましい幸せ」「田舎の喜び」。
白のパンジーの花言葉は「温順」。
紫のパンジーの花言葉は「思慮深い」。
アプリコットのパンジーの花言葉は「天真爛漫」。
パンジーについて
科・属 | スミレ科・スミレ属 |
和名 | 三色菫 |
英名 | Pansy |
学名 | Viola x wittrockiana |
原産地 | ヨーロッパ |
開花期 | 11月~5月 |
パンジーの特徴
野生のスミレが交配されてできたパンジー。日本には明治時代末期に渡ってきたと言われています。パンジーの名前の由来はフランス語のpensée(思考、思想)に由来し、少しうつむきがちに咲く花が物思いにふける人の顔に似ていることから名づけられました。最近では品種改良が進み、顔に見える斑(ブロッチ)がない無地のパンジーもあります。
近年の流通では、パンジーの流通は10月ごろから始まるため、上手に育てれば半年以上も開花します。寄せ植えや花壇など、様々な用途で植栽され、冬から春の園芸には欠かせない草花のひとつです。
パンジーとビオラの違いは、見た目の大きさで判断できます。パンジーは花が小輪から大輪まで。小輪は4cm~5cm、中輪は5cm~7cm、大輪は7cm~10cm。10cm以上のものも存在します。
パンジーの種類
品種改良されて何百種以上の園芸種が存在するパンジー。花色はほとんどを網羅していると言われるほど。白、紫、黄、赤、オレンジ、ピンク、青、黒、2色咲きや3色咲き、花びらがフリルになっているものなどたくさんの種類があります。
特に近年、個人育種家による交配ビオラの流通が盛んになり、花の色や咲き方も毎年進化しています。
エディブルフラワーとしてのパンジー
最近食べられる花「エディブルフラワー」としても人気のあるパンジー。実際に食べてみると、香りと味はごく繊細で、際立った主張もないため、食べやすい花として、料理にもスイーツにもどちらにも合う花です。栄養も野菜と同じようにあります。繊維質が豊富でβカロテンはなんとトマトの4倍もあるそうです。可愛らしくて、栄養も豊富とあれば、是非食卓に取り入れたいですね。
パンジーを食用にする際は、「食用」「エディブルフラワー」として販売されているパンジーを購入しましょう。園芸用として流通するパンジーと食用として流通するパンジーでは、使用している薬剤が違う場合があるので注意が必要です。
パンジーとビオラの違い
左:パンジー 右:ビオラ
ビオラとパンジーはよく似ていますが、園芸上ではパンジーの中でも花が小さく、たくさん花をつける種がビオラと呼ばれています。一般的には花の大きさが4cm以上のものをパンジー、4cm以下のものをビオラと区別することが多いようですが、最近では花の見た目が豪華なものがパンジー、花が小ぶりでかわいらしいものがビオラと曖昧な分け方になってしまっている場合もあります。毎年のように新品種が作出され、その見分け方はプランツタグを見ないとわからないというのも現状です。
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