3月5日の誕生花|ヤグルマギク(矢車菊)

LOVEGREEN編集部
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3月5日の誕生花は「ヤグルマギクヤグルマギク(矢車菊)」です。「ヤグルマギク(矢車菊)」について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!
3月5日の誕生花
3月5日の誕生花は「ヤグルマギク(矢車菊)」。
「ヤグルマギク(矢車菊)」の花言葉は「優雅」「繊細」。
ヤグルマギク(矢車菊)について
科・属 | キク科・ヤグルマギク属 |
和名 | 矢車菊 |
英名 | Cornflower |
学名 | Centaurea cyanus |
原産地 | ヨーロッパ地方一帯 |
開花期 | 4月~7月 |
ヤグルマギク(矢車菊)の特徴
矢車菊(ヤグルマギク)は、春から初夏に開花するキク科の一年草。花びらの形は矢車に似て放射状に広がっています。以前はヤグルマソウと呼ばれていましたが、別の植物で山間部などに自生しているユキノシタ科の「矢車草」が存在することから、最近は矢車菊(ヤグルマギク)と呼ばれるようになりました。
ヨーロッパや西アジアでは古来から親しまれてきた花で、古代エジプトのツタンカーメン王の墓からヤグルマギクが発見されています。また、初期ルネサンスを代表するイタリア人画家、ボッティチェリの作品「ヴィーナスの誕生」や「プリマヴェーラ(春)」の絵画の中には、ヤグルマギクが描かれています。
ヤグルマギク(矢車菊)は、庭植えや鉢植えに使われたり、公園などの花壇に植えられている他、切り花としても流通している人気の草花です。もともとの種類は草丈が1m近くになりますが、最近は矮性種など草丈の種類も豊富です。ヤグルマギク(矢車菊)の花は乾燥させればドライフラワーにもなるので、生花としてもドライフラワーとしても、楽しむことができます。
ヤグルマギク(矢車菊)の種類
園芸店などで流通しているヤグルマギク(矢車菊)の多くは八重咲の種類ですが、原種は一重咲きの青い花です。
新品種が続々と登場し、青、白、ピンク、紫系濃淡、黒、ダークレッドなど、花色がとても豊富な草花です。草丈は1m位まで生長する高性種から矮性種まであり、ガーデニング素材としてポピュラーな草花の一つになっています。花は切り花になり、ドライフラワーにしても美しく色が残り、流通もしています。
ヤグルマギク(矢車菊)のドライフラワー
矢車菊(ヤグルマギク)はドライフラワーでも楽しむことができます。茎をつけたまま、直射日光の当たらない風通しの良い部屋に花を下にして天井や壁に吊り下げておくと、数日~1週間程度でドライフラワーになります。
花首だけをシリカゲルを使ってドライフラワーにすることもできます。
用意するもの
- ドライフラワー用のシリカゲル
- 完全に密封できる蓋つき容器(タッパーや大きな空き缶)
- 矢車菊(ヤグルマギク)、花首だけでも少し茎をつけてもお好みで
作り方
容器の半分位までシリカゲルを入れ、矢車菊(ヤグルマギク)を上にのせ、上から残りのシリカゲルをかけます。蓋をして、涼しい所に置いておくと3~4日位でドライフラワーになります。
エディブルフラワーとしてのヤグルマギク(矢車菊)
矢車菊(ヤグルマギク)はハーブの一種で、ハーブ名(英名)では「コーンフラワー」と呼ばれ、古くから薬用、食用、染料用、観賞用として利用されています。コーンフラワーのcornは穀物を意味し、麦畑で見かける花ということから名づけられました。現在は、生やドライでエディブルフラワーとして料理やお茶に使われる他、ハーブウォーター、チンキの材料にも利用されています。
矢車菊(ヤグルマギク)をエディブルフラワーとして飲食用に利用する場合は、食用として育てられている苗を購入しましょう。観賞用と食用では、生産過程で使用する薬剤が違うことがあります。食用可能と確認できたもの以外は、観賞用として利用することをおすすめします。また、食用にしたい場合は、必ず確認して購入しましょう。
▼ヤグルマギク(矢車菊)の育て方など詳しい情報はこちら
矢車菊(ヤグルマギク)
- 矢車菊(ヤグルマギク)は、春から初夏に開花するキク科の一年草。花びらの形は矢車に似て放射状に広がっています。以前はヤグルマソウと呼ばれていましたが、別の植物で山間部などに自生しているユキノシタ科の「矢車草」が存在することから、最近は矢車菊(ヤグルマギク)と呼ばれるようになりました。 新品種が続々と登場し、青、白、ピンク、紫系濃淡、黒、ダークレッドなど、花色がとても豊富な草花です。草丈は1m位まで生長する高性種から矮性種まであり、ガーデニング素材としてポピュラーな草花の一つになっています。花は切り花になり、ドライフラワーにしても美しく色が残り、流通もしています。 矢車菊(ヤグルマギク)はハーブの一種で、ハーブ名(英名)では「コーンフラワー」と呼ばれ、古くから薬用、食用、染料用、観賞用として利用されています。コーンフラワーのcornは穀物を意味し、麦畑で見かける花ということから名づけられました。