ロホセレウス(福禄寿)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ロホセレウス(福禄寿)
- 学名
Lophocereus schottii “inermis”
- 英名
- Lophocereus
- 和名
- 福禄寿
- 科名
- サボテン科
- 属名
- ロホセレウス属
- 原産地
- メキシコ
ロホセレウス(福禄寿)の特徴
ロホセレウス(福禄寿)は、トゲはないのですが、サボテンの一種です。あまりに個性的な姿に、愛好家も多くインテリアの良いアクセントになります。サボテンなので、基本的に日によく当てていれば丈夫に育ちます。
ロホセレウス(福禄寿)の詳細情報
園芸分類 | サボテン、ロホセレウス |
---|---|
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | やや強い |
ロホセレウス(福禄寿)の栽培環境
日当たり・置き場所
年間を通して、日光の当たる風通しの良い場所に置いてください。 夏の直射日光は肌が焼けるので避けましょう。
用土
土は水はけのよいものを使います。サボテン専門店での取り扱いの専用土や市販のサボテンの土でも可能です。自分で配合する場合は、赤玉土(小粒か細粒)、軽石、くん炭、鹿沼土など水はけの良い配合が良いです。肥料を入れる場合は緩効性肥料を少し混ぜても良いでしょう。
ロホセレウス(福禄寿)の育て方のポイント
水やり
季節ごとに時間を変えましょう。土が乾いたら鉢底穴から流れるくらいジョウロでたっぷりと与えましょう。
春・秋・・・午前中
夏・・・夕方~夜。夏の午前中や昼間の水やりについては、昼間は気温が上がることにより、高温で株が蒸れる原因になります。
冬・・・昼間、気温が高いうちに。控えめにして管理してもよいです。
肥料
肥料はそれほど必要ありません。あげ過ぎは、枯れる原因になります。あげる場合は春に、少量の固形肥料や液体肥料をあげて下さい。
病害虫
ワタムシが付くことが多いです。白いふわふわした虫が動いていたら、爪楊枝でとって潰しましょう。 またカイガラムシも付きやすいです。白い殻のようなものが付いていたら、ハブラシでこすり落としましょう。
ロホセレウス(福禄寿)の詳しい育て方
選び方
色艶の良い、株がしっかりしているものを選びましょう。鉢と株の大きさのバランスが取れているものが良いです。
植え替え・鉢替え
成長期である春または秋に行います。 鉢が窮屈そうになったら、一回り大きい鉢に植え替えましょう。植え替え前1、2週間前から水やりは控え土は乾いた状態にしてから行います。根を整理した場合、根の切り口を乾燥させるために、日陰で4~5日乾燥してから植え替えます。
冬越し
室内の日の当たる場所に取り込みましょう。 室内では風通しをよくするためサーキュレーターを回すなどの工夫をするとよいでしょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
子株がついたらカットして挿し木をすることも出来ます。カットする場合は刃物をきちんと消毒してから使います。使用したあとも消毒をしましょう。