ひなげし(雛芥子)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
ひなげし(雛芥子)
学名

Papaver rhoeas

英名
Shirley poppy
和名
雛芥子(ヒナゲシ)、虞美人草(グビジンソウ)
別名・流通名
シャーレーポピー、コクリコ
科名
ケシ科
属名
ケシ属
原産地
ヨーロッパ

ひなげし(雛芥子)の特徴

ひなげし(雛芥子)は5月中旬~下旬見ごろに見頃を迎えるポピーです。和名ではひなげし、英名ではシャーレーポピー、フランス名ではコクリコと呼ばれる一年草のポピーです。ひなげしは薄紙のような繊細な花びらで茎が細く、か弱そうですが性質は丈夫。一重咲きのほか、八重咲きもあり、色合いもとても豊富な草花です。一面に咲き誇るひなげしの花畑を楽しめる公園が、日本全国に何か所もあります。ひなげしの種類は、利尻ヒナゲシという北海道利尻島で自生する丈が低く淡いクリームイエローの花の山野草がありますが、園芸種として種や苗で流通しているのは、シャーレーポピーです。

ひなげし(雛芥子)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 15~100cm
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
花色 赤、白、ピンク、複色、淡い黄色(利尻ひなげし)
開花時期 5月~7月

ひなげし(雛芥子)の栽培環境

日当たり・置き場所

ひなげしは太陽が大好きな草花です。風通しがよく、日当たりのよい所で育てます。

用土

すでに草花が植わっている場所なら問題なく育ちます。ひなげしは酸性土壌を嫌うので、可能性がある場合は事前に有機石灰などで土壌を改良してから植え付けましょう。鉢植えのひなげしは、草花用の培養土で問題なく育ちます。過湿を嫌うので、水はけの良い土に植え付けましょう。

ひなげし(雛芥子)の育て方のポイント

水やり

ひなげしは乾燥気味を好む草花です。鉢植えのひなげしは、鉢の表面の次が乾いたらたっぷりとを目安に水やりをします。地植えのひなげしは、根付いてからの水やりは必要ありません。

肥料

ひなげしは肥料が多すぎると花付きが悪くなったりするので、元肥以外は少なめに施します。地植えのひなげしはすでに草花が植わっている土なら特に肥料をやらなくても育ちます。鉢植えのひなげしは、様子を見て追肥します。

病害虫

灰色かび病ボトリチス病とも呼ばれ、梅雨時期に特に発生します。花弁に褐色の小さなシミ状の斑点ができたり、茎や葉に灰色のカビが生えます。気温が度前半で雨が続くと発生しやすくなります。日当たりや風通しをよくすることが大切です。

アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。

ひなげし(雛芥子)の詳しい育て方

選び方

葉っぱが黄色くなっていないつぼみのたくさんついた苗を選びましょう。ひなげしは直根性なので若い苗のうちに植え付けたほうがよい草花です。

種まき

ひなげしの種はとても細かい種です。蒔く時期は9月~10月に蒔きます。ひなげしの種は光発芽種子なので、発芽するために光が必要な性質のため、種には覆土はしないで種まきします。ひなげしは直根性で移植を嫌う性質のため、種まきは直まきか、ポット苗に蒔いて間引く方法が一番簡単な方法です。

植え付け

ひなげしは直根性で移植を嫌う性質のため、根をいじらないようにして植え付けるのがポイントです。品種によっては、1m近くの丈になるものもあるので、植栽する場所は花丈を調べておいて適切な位置に植え付けます。株と株を密に植えすぎると蒸れやすくなります。株間は余裕をもって植栽したほうがうまくいきます。蒸れて黄色くなってしまった葉っぱは取り去りましょう。

植え替え・鉢替え

ひなげしは直根性なので植え替えは不向きな草花です。

それぞれの花の寿命は、3~4日です。花がらをそのままにしておくと種をつけてしまうので、花びらが散ってきたら早めに花がらを剪定します。まめに花がらを摘み取ると開花期間が伸びます。

夏越し

夏前までに寿命が終わる一年草です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種で増やすことができます。ひなげしの花びら散った後に中心に種ができます。ひとつの花からたくさんの細かい種をとることができます。

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