クリサンセマム ムルチコーレとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- クリサンセマム ムルチコーレ
- 学名
Coleostephus myconis
- 科名
- キク科
- 属名
- コリオステフス属
- 原産地
- アルジェリア
クリサンセマム ムルチコーレの特徴
クリサンセマム ムルチコーレは、春に明るい黄色の花を咲かせるキク科の一年草です。株は這うように低く広がって増えていきます。花数が多いのも特徴です。以前はクリサンセマム属に分類されていたので「クリサンセマム ムルチコーレ」と呼ばれていますが、現在はコリオステフス属に分類されます。
最近ではクリサンセマム ムルチコーレからムルチコーレと呼ばれるようになりました。ムルチコーレの花は花径3㎝程度の一重咲きで、丸みを帯びたカップ咲きのフォルムが可愛らしく特徴的です。
初春から桜がゴールデンウィークの頃まで花壇を明るい黄色で賑やかにしてくれる可愛らしい花です。
クリサンセマム ムルチコーレの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 20~30cm |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 弱い |
花色 | 黄色、淡い黄色 |
開花時期 | 3~5月 |
クリサンセマム ムルチコーレの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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種まき | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
開花 | ||||||||||||
肥料 |
クリサンセマム ムルチコーレの栽培環境
日当たり・置き場所
ムルチコーレは日当たり、風通しの良い場所で管理しましょう。日光が足りないと、花付きが悪くなり徒長してしまいます。
用土
ムルチコーレは過湿、蒸れには弱いので、水はけの良い土に植えましょう。鉢植えのムルチコーレは市販の園芸用培養土で問題なく育ちます。
クリサンセマム ムルチコーレの育て方のポイント
日常の管理
特別な管理は必要ありませんが、たくさんの花が咲くので、花がらはまめに摘み取りましょう。次の花が咲きやすくなります。
水やり
ムルチコーレは、加湿に弱いので、乾かし気味に育てます。
肥料
開花期間中、花用の肥料を追肥しますが、肥料は少なめでも育ちます。チッソ分の多い肥料を与えると、葉ばかり茂ったり、アブラムシがついたりするので注意しましょう。
病害虫
灰色かび病
カビ(糸状菌)によって引き起こされる伝染性の病気です。
枯れた花や葉を放置しておくと、そこから感染が拡大します。花がらや落葉は、こまめに取り除き、ゴミに出すか地中深く埋めます。
灰色カビ病は多湿を好むので、風通しをよくし、鉢物は十分日照に当てることで予防しましょう。野菜類は間隔を十分に開けて植えるようにしましょう。
また、葉や花などに水滴がついた状態が続くと感染しやすくなります。水やりは株の根元に直接与えるようにします。
アブラムシ
アブラムシは、おもに植物の新芽やつぼみに群生して、植物の汁を吸い、生育を阻害します。さらに、ウィルス病を媒介するため植物にダメージを与え、大量のアブラムシに侵された植物はやがて枯れてしまします。早期発見が肝心です。見つけたら駆除していきます。
クリサンセマム ムルチコーレの詳しい育て方
選び方
葉の色がきれいな緑で、つぼみのたくさんついた苗を選びましょう。ムルチコーレは花期が長いので蕾が多い株を選ぶとたくさんの花を長く楽しめます。
種まき
9~10月に種まきをします。育苗箱や種まき用ポットにまき、本葉が4枚ほどになったら植え付けをします。
植え付け
ムルチコーレは寒さにやや弱いので、苗の植え付けは秋の暖かいうちか、春になってから行います。霜が降りるような季節の植え付けは避けましょう。
植え替え・鉢替え
ムルチコーレは一年草なので植え替えの必要はありません。
花
ムルチコーレのは3~5月に明るい黄色の花を咲かせます。
ムルチコーレはこまめに花がらを摘み取ると次の花が咲きやすくなり、開花期間中たくさんの花が楽しめます。
夏越し
ムルチコーレは夏前までの一年草なので、夏越しの必要はありません。
冬越し
ムルチコーレは、寒さにやや弱いため、霜に当たらないような環境で育てましょう。