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クリサンセマム・ムルチコーレとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • クリサンセマム ムルチコーレ
植物名
クリサンセマム・ムルチコーレ
学名

Coleostephus myconis

別名・流通名
ムルチコーレ、千輪菊、黄花雛菊
科名
キク科
属名
コリオステフス属
原産地
北アフリカ

クリサンセマム・ムルチコーレの特徴

クリサンセマム・ムルチコーレは、春から初夏にかけて明るい黄色の花を咲かせるキク科の一年草。丸い花弁の小さな花は可愛らしい雰囲気で、這うように横に広がりながら生長し、ワンシーズンでたくさんの花が開花します。

以前はクリサンセマム属に分類されていたので「クリサンセマム・ムルチコーレ」と呼ばれていますが、現在はコリオステフス属に再分類され、「ムルチコーレ」と呼ばれることも多いようです。

一株でたくさんの花が開花し、横に広がるように生長する性質なので、花壇や寄せ植え、ハンギングバスケットの材料として使われています。

クリサンセマム・ムルチコーレの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 15~25cm
耐寒性 普通
耐暑性 弱い
花色 黄色、淡い黄色
開花時期 3月~6月

クリサンセマム・ムルチコーレの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
開花

クリサンセマム・ムルチコーレの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。日光が足りないと、花付きが悪くなり、徒長します。

用土

水はけの良い土を好みます。

鉢植えは、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。

クリサンセマム・ムルチコーレの育て方のポイント

日常の管理

多湿に弱く、葉が混み合うと蒸れやすくなります。混み合ってきたらすきこんだり、枯れた葉をこまめに取り去り、風通しの良い株を維持すると、春から初夏までたくさんの花が開花します。

水やり

多湿を嫌うので、乾かし気味に育てます。

地植えは、根付いてからの水やりの必要はなく、降雨にまかせます。

鉢植えは、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

開花期間中、緩効性肥料もしくは液体肥料を既定の頻度と量を確認して与えましょう。与えすぎると葉ばかり茂るので注意します。

病害虫

アブラムシ
アブラムシは、おもに植物の新芽やつぼみに群生して、植物の汁を吸い、生育を阻害します。さらに、ウィルス病を媒介するため植物にダメージを与え、大量のアブラムシに侵された植物はやがて枯れてしまいます。見つけたら駆除します。

クリサンセマム・ムルチコーレの詳しい育て方

選び方

葉の色がきれいな緑で、つぼみのたくさんついた苗を選びましょう。ムルチコーレは花期が長いので蕾が多い株を選ぶとたくさんの花を長く楽しめます。

種まき

9月~10月が種まき適期です。育苗箱や種まき用ポットにまき、本葉が4枚ほどになったら植え付けをするか、ポットにまいて良い芽を残して育苗します。

植え付け

根をいじらないようにして植え付けます。横に広がるので、隣の植物との間隔は広く取りましょう。

ムルチコーレは寒さにやや弱いため、植え付けは秋の暖かいうちか春になってから行い、霜が降りる季節は避けましょう。

摘芯(摘心)・摘果

摘心を繰り返しながら育てると、ボリュームのある花茎の多い株になります。

canvaクリサンセマム ムルチコーレ

3月~6月に開花します。終わった花は茎の付け根でカットしましょう。

冬越し

寒さにやや弱いため、霜に当たらないような環境で育てましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種で増やすことができます。環境に合うと、こぼれ種で増えることがあります。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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