オオバキスミレとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- オオバキスミレ
- 学名
Viola brevistipulata
- 和名
- 大葉黄菫
- 科名
- スミレ科
- 属名
- スミレ属
- 原産地
- 日本
オオバキスミレの特徴
オオバキスミレとは、スミレ科スミレ属の多年草です。本州から北海道の明るく、湿気のある山林内に自生しています。オオバキスミレの名前の通り、大きな葉と黄色の花が特徴的なスミレです。オオバキスミレの葉の大きさは5㎝以上、形はきれいなスペード型で縁にはギザギザとしたきょ歯があり、先は尖っています。オオバキスミレの花は明るい黄色、花のサイズは3㎝程度です。花の中心部に細い縞模様が入ります。
オオバキスミレの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 10~20㎝ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
耐陰性 | 普通 |
花色 | 黄色 |
開花時期 | 5~8月(地域による) |
オオバキスミレの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
種まき | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
植え替え |
オオバキスミレの栽培環境
日当たり・置き場所
オオバキスミレは、湿気のある明るい半日陰を好みます。
用土
オオバキスミレは水はけ、保水性の良い土壌を好みます。鉢植えのオオバキスミレは市販の山野草の土で問題なく育てられます。
オオバキスミレの育て方のポイント
水やり
春は表土が乾いたらたっぷりと水やりを行います。オオバキスミレは湿気のある環境を好みますが、蒸れには弱い性質があります。夏は蒸れに気を付けて様子を見ながら、乾き切らないように水やりをしましょう。特に夏に水やりは早朝か夕方以降に行うようにしてください。
鉢植えのオオバキスミレは、表土が乾いたらたっぷりと水やりします。
肥料
春と秋に緩効性肥料を適宜施します。
病害虫
梅雨から夏にかけてうどんこ病の被害に注意します。見付けたら薬剤を散布します。
オオバキスミレの詳しい育て方
選び方
オオバキスミレは株元からしっかりと葉が繁っているもの、徒長していないものを選びましょう。
種まき
オオバキスミレの種まきは真冬と真夏を避けた春か秋の暖かい日に行います。
植え付け
オオバキスミレの植え付けは春か秋の暖かい日に行います。植え付け後はたっぷりと水やりをしましょう。
剪定・切り戻し
オオバキスミレは花が終わったら、花がらをこまめに摘み取るようにしましょう。こまめに花がら摘みをすることで、開花期間中に多くの花が楽しめるようになります。
植え替え・鉢替え
オオバキスミレの植え替えは、春か秋の暖かい日に行います。オオバキスミレは地下茎を横に伸ばして増えるので、すぐに根が回ります。1年に1度は1~2回り大きな鉢に植え替えましょう。
株が大きくなり過ぎていたらこの時に株分けも行います。
花
オオバキスミレの花は、早い地方では4月、遅い地方になると8月頃に咲きます。花色は明るい黄色で花の中心には細い縞模様が入っています。
夏越し
オオバキスミレは夏の暑さと蒸れが苦手です。夏は直射日光を避けて、風通しの良い場所に移動させましょう。水やりも控えめにします。
冬越し
冬のオオバキスミレは地上部が枯れたようになって越冬します。特に必要な冬越しの作業はありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
オオバキスミレは株分けか種まきで増やせます。