イングリッシュデージーとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
イングリッシュデージー
学名

Bellis perennis

英名
English Daisy
科名
キク科
属名
ヒナギク属
原産地
ヨーロッパ

イングリッシュデージーの特徴

イングリッシュデージーはヨーロッパに自生する原種のデージーです。一重の小ぶりな花を咲かせ、自然の趣がある姿をしています。花色は白の他、薄紫の品種があります。花は冬の間はぽつぽつですが、暖かくなると一気にたくさんの花を咲かせます。

イングリッシュデージーは庭植えや寄せ植え、ハンギングバスケットなどによく用いられます。花の中心がイエローなので、控え目でありながら明るいポイントになります。メインの花というよりは、メインを引き立てる小花として全体を調和させる役割をします。ある程度の広さの場所にイングリッシュデージーのみを植えると野の花畑のようなグランドカバーになります。

イングリッシュデージーは寒さに強く暑さに弱い性質があるため、寒冷地以外では寒い時期から春までの一年草扱いとされています。基本的にとても丈夫で育てやすく、寒冷地ではこぼれ種でもよく増える植物です。

イングリッシュデージーの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 10㎝~20㎝
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
花色 白、薄紫
開花時期 3月~5月

▼イングリッシュデージーを使った寄せ植えはこちら

 

イングリッシュデージーの栽培環境

日当たり・置き場所

イングリッシュデージーは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。夏の暑さが苦手なので、寒冷地以外では一年草扱いとなります。鉢植えのイングリッシュデージーを長持ちさせたい場合は、暑くなる前に軒下などの涼しい場所に移動させましょう。

用土

イングリッシュデージーは、水はけと水持ちともに良い用土を好みます。市販の草花用培養土で問題なく育ちます。

イングリッシュデージーの育て方のポイント

水やり

イングリッシュデージーは乾燥が苦手です。土が乾きそうになったら株元に水やりをしましょう。

肥料

イングリッシュデージーは植え付け時に元肥を混ぜ、開花期には液肥を適量与えると次々花が咲きます。

病害虫

イングリッシュデージーは、春にアブラムシが発生することがあります。見つけたらすぐに対処しましょう。

イングリッシュデージーの詳しい育て方

選び方

イングリッシュデージーは、葉が生き生きと茂り、株元に蕾がたくさんついているものを選ぶと次々咲きます。

植え付け

イングリッシュデージーの植え付け適期は11月~3月頃です。地植えにする場合は、植える場所に腐葉土などを混ぜて水はけの良い環境をつくってから植えましょう。鉢に植える場合は、一回り大きな器に植えると状態良く育ちます。

植え替え・鉢替え

イングリッシュデージーは、寒冷地以外では一年草扱いになるため植え替えの必要はありません。寒冷地で多年草として育てる場合は、春か秋に一回り大きな鉢に新しい土を使って植え替えましょう。

イングリッシュデージーは、早春から春に可愛い小花を咲かせます。

夏越し

イングリッシュデージーは、夏の暑さに弱い植物です。寒冷地以外では夏越しは難しいので、寒い時期から春までの一年草扱いとなります。

冬越し

イングリッシュデージーは、冬の寒さに強い植物です。特に冬越し対策の必要はありません。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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