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ペンステモン・ハスカーレッドとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • ペンステモン・ハスカーレッド
植物名
ペンステモン・ハスカーレッド
学名

Penstemon digitalis ‘Husker Red’

別名・流通名
ペンステモン・ジギタリス
科名
オオバコ科
属名
イワブクロ属(ペンステモン属)
原産地
北アメリカ

ペンステモン・ハスカーレッドの特徴

ペンステモン・ハスカーレッドは、初夏から夏にかけて、長い花茎を立ち上げて白い小花が開花する高性のペンステモンです。ペンステモンの中では一番丈夫な品種で、暑さ寒さに強く、蒸らさないように注意すれば放任で栽培できます。開花時は草丈が1m程度になるため、花壇の後方に植えるのに適しています。

シックな銅葉は、気温が低いうちの方が濃く、高温になってくると緑色を帯び、葉色が季節によって変化します。花以外の時期もカラーリーフとして楽しめます。

ペンステモン・ハスカーレッドの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 80~100cm
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色
開花時期 5月~8月

ペンステモン・ハスカーレッドの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け

ペンステモン・ハスカーレッドの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しが良い場所が適しています。半日陰程度までの環境なら栽培可能ですが、日当たりが悪いと葉の色が薄くなります。

用土

水はけが良ければ特に土は選びません。過湿に弱いため、ぬかるむような場所への植え付けは避けましょう。

鉢植えは、草花用の培養土で問題なく育ちます。

ペンステモン・ハスカーレッドの育て方のポイント

水やり

地植えは、根付いてからは水やりの必要はありません。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら鉢底から流れ出てくるくらいたっぷりと与えましょう。

肥料

春と秋に緩効性肥料を与える程度で十分です。自然の循環ができた肥沃な土なら施さなくても栽培可能なので、生育状況を見ながら与えるかを判断しましょう。

病害虫

目立った病害虫の害はありません。

ペンステモン・ハスカーレッドの詳しい育て方

選び方

株元の葉が傷みのないきれいなものを選びましょう。

植え付け

真夏と真冬を除く、春と秋が植え付け適期です。秋のうちに植え付けると、初年度から大株に育ち、多くの花を楽しめます。寿命が長い宿根草で、広がるように株が大きくなるため、隣の植物との間隔は余裕をもって取りましょう。

開花中は草丈が高くなるので、それを考慮した位置に植え付けましょう。

植え替え・鉢替え

鉢植えは、1~2年に一度、一回り大きな鉢に植えるか、株分けを行いましょう。

ペンステモン・ハスカーレッド

5月~8月が開花時期です。春になると株元から長い花茎を伸ばし、初夏に白い小花が開花し、花が終わると黒い実が結実します。

収穫

花、実とも切り花として楽しむことができます。

夏越し

暑さに強いタイプのペンステモンですが、多湿に弱いため、蒸らさないように注意しましょう。

冬越し

冬前に地際10cm程度を残し、切り戻します。冬も常緑を保つので、そのままカラーリーフとしても利用できます。春になると再び株元から芽が動き出します。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

株分けと種で増やすことができます。環境があうとこぼれ種でも増えます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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