イチゴノキの育て方・栽培|植物図鑑

植物名
イチゴノキ
学名

Arbutus unedo

別名・流通名
ストロベリーツリー
科名
ツツジ科
属名
イチゴノキ属
原産地
ヨーロッパ

イチゴノキの特徴

イチゴノキは、ツツジ科の常緑の低木でイチゴのような実がつくことから名づけられました。晩秋から12月の冬に白い花が開花します。花は同じツツジ科の庭木である、ドウダンツツジやブルーベリーの花に似た、白くて小さな壺型の花が開花します。

冬に咲いたイチゴノキの花が実になるのは翌年の秋。そのため、花と実を同時に見ることができる珍しい花木です。

イチゴノキの詳細情報

園芸分類 果樹
草丈・樹高 2~5m
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 白、ピンク
開花時期 11月~12月

イチゴノキの種類

ヒメイチゴノキ

イチゴノキの矮性種で背丈が1m~3m程度の種類です。

イチゴノキの実

色の変化が美しいイチゴノキ

イチゴノキの実は、グリーン~淡い黄色~淡いオレンジ色~淡い赤~赤へと変化します。同時に花が開花する中で様々な色あいの実が楽しめます。

イチゴノキの実は、グリーン~淡い黄色~淡いオレンジ色~淡い赤~赤へと変化します。同時に花が開花する中で様々な色あいの実が楽しめます。

 

イチゴノキの実は、最終的には黒くなり2月ごろには自然落下します。

イチゴノキの実は、最終的には黒くなり2月ごろには自然落下します。

イチゴノキの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け
剪定

イチゴノキの栽培環境

日当たり・置き場所

イチゴノキは西日が強すぎない明るめの半日陰程度が適しています。乾燥した土地を好むので水はけのよい土に植え付けましょう。最近のマンション花壇や公共植栽などにも使われるので手入れは楽で丈夫な花木です。

用土

地植えにする場合は、一般的な庭の土で問題なく育ちます。鉢植えの場合は、花用の培養土でも問題なく育ちます。ツツジ科の花木は酸性土壌を好みますが、イチゴノキはアルカリ性土壌でも植栽可能です。

イチゴノキの育て方のポイント

水やり

地植えのイチゴノキは根付いてからの水やりの必要はありません。鉢植えのイチゴノキは鉢の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをし、極端に乾燥させないようにしましょう。

肥料

2月~3月、9月に油かすなどの有機質の肥料を株元に施しましょう。

病害虫

特別な病害虫の害はありません。

イチゴノキの詳しい育て方

選び方

葉の色がきれいな緑色をした枝ぶりのよい苗木を選びましょう。植栽場所や剪定状況にもよりますが、イチゴノキは場合によっては5m以上に生長することもあります。あまり背丈が高い木を好まない場合は、1m~3mの矮性種、「ヒメイチゴノキ」を選びましょう。一般的なイチゴノキの花は白ですが、ピンクの花の咲く種類もあります。

販売されている中では、ヒメイチゴノキをイチゴノキとして販売されていることもあるようです。どちらかを確実に入手したい場合は、両者を販売しているお店で選ぶと安心です。

植え付け

3~4号の小さなサイズの苗木を購入した場合は、いきなり地におろさず1~2年鉢植えで育てて大きくしてから植え付けた方が根付きやすくなります。イチゴノキは根が深く張るので土を深めに掘って植え付けましょう。

仕立て方

イチゴノキは剪定しなくても自然にブッシュ状に生長すします。常緑なので目隠しをかねた生垣などに利用することもできます。

剪定・切り戻し

イチゴノキは放置しても自然に樹形が整うので、大幅な剪定は必要ありません。果実が落下した後の2月~3月に枯れた枝や徒長した枝を剪定する程度で十分です。

植え替え・鉢替え

鉢植えのイチゴノキは、2~3年に一度、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

イチゴノキの花は11月~12月に壺型の白い花が開花します。

イチゴノキの花は11月~12月に壺型の白い花が開花します。

 

イチゴノキは花の開花後、一年近くかけて9月~11月に実になります。そのため、花と実を同時に楽しむことができる珍しい花木です。

イチゴノキは花の開花後、一年近くかけて9月~11月に実になります。そのため、花と実を同時に楽しむことができる珍しい花木です。

収穫

イチゴノキの実は生食可能ですが、味がないため、ジャムなどの加工用として利用されますが、一般的には鑑賞用として普及しています。果実をジャムなどに利用する場合は、赤くなったら収穫しましょう。

冬越し

苗が若いうちは、寒風で苗木が痛みやすいのである程度の大きさになるまでは鉢植えで育てるのが安全です。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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