寒さに強い花30種!ガーデニングにおすすめの多年草や一年草、果樹、花木

山田智美

山田智美

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寒さに強い花とは?冬のお庭で育てられる寒さに強い花を30種、多年草や一年草、花木、果樹に分けて紹介します。育ててみたい花が見つかります。

目次

寒さに強い花とは?寒さに強い花の特徴

寒さに強い花

寒さに強い花とは耐寒性があり、気温が下がる季節に花を咲かせる花のこと。夏を好む花があるように気温の低い季節を好んで花を咲かせる植物もあります。

寒い季節を好むお花をお庭に植えて、冬のお庭を明るくしませんか。植物の特性を知って無理のないガーデニングを楽しみましょう。

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寒さに強い花|多年草13種

ムスカリ

寒さに強い花ムスカリ

  • 分類:球根植物
  • 花期:2月~5月

ムスカリはブドウを逆さにしたようなフォルムの花が可愛らしい球根植物。まだ寒い初春から花を咲かせてくれます。関東では露地植えでも2月半ばから咲き始めます。分球して毎年花を増やしていきます。

ムスカリ

  • ムスカリは草丈15cmくらいでブドウのような花を咲かせる、春の球根植物です。ムスカリはとても耐寒性の強い花で、球根は植えっぱなしでも自然分球で増え、毎年花が咲きます。 小さな花ながら花壇に群生させて一斉に咲きそろった光景は見事です。 ムスカリはチューリップなどの同じ時期に咲く球根花との色のコントラストも美しく、チューリップの脇役として使われます。全国のチューリップの名所ではムスカリと一緒に植栽されている光景を見ることができます。 ムスカリは一度植えると、数年は植えっぱなしでも大丈夫なので、管理が楽な球根花です。花壇や木の株元、寄せ植など、様々な場所に植え付けることができます。

ガーデンシクラメン

寒さに強い花ガーデンシクラメン

  • 分類:球根植物
  • 花期:10月~4月

ガーデンシクラメンは戸外で育てられるように改良されたシクラメンです。室内で楽しむシクラメンよりも小型で育てやすい品種です。花色も赤やピンク、白などがあり、冬のお庭を明るく彩ってくれます。

ガーデンシクラメン

  • ガーデンシクラメンとは名前からもわかるように、シクラメンを品種改良した品種です。シクラメンは冬に室内で楽しむ鉢花の代表ですが、ガーデンシクラメンは、耐寒性があり寒い冬も屋外で楽しむことができます。寄せ植えなどに使う冬のガーデニング植物の定番として良く用いられます。 寒さに弱いシクラメンのウィークポイントを克服するため、ミニシクラメンの中から特に耐寒性の強い系統を選抜し、冬に屋外でも育てられるように改良されたものがガーデンシクラメンです。冬から春にかけて次々に花を咲かせ、花の少ない時期のお庭を明るく盛り上げてくれます。花の色はシクラメンとほぼ変わらず赤や白、ピンクなどがあります。花形もバリエーションが豊富で、選ぶ楽しみが広がっています。

カルーナ

カルーナ

  • 分類:常緑低木
  • 花期:11月~4月

カルーナはヨーロッパの海岸沿いに自生しているヒースの仲間です。瘦せ地でも育つほど丈夫で育てやすい花です。原産地では夏から秋に開花するようですが、日本の夏の高温多湿が苦手なので、日本では主に秋から冬に流通します。冬から春にかけて株を膨らませるようにこんもりとたくさんの花を咲かせます。

カルーナ(カルーナ・ブルガリス)

  • カルーナ属のなかで唯一の種であるカルーナ・ヴルガリスはシベリアから北アフリカまで広く分布し、特に西ヨーロッパの海岸線に多く認められます。また東カナダや北アメリカ西部にも帰化している常緑低木でヒースランドとよばれるイギリス北部やアイルランドなどの平坦地の荒れ地における主要種です。樹高20センチ~80センチの小さな低木で散開しながら立ち上がり、絨毯のように茂ります。やや多肉質の三角形の葉をもち、細く枝別れの多い茎はすぐに木質化します。品種間の交雑が容易なため約1000品種が育成され欧米ではグラウンドカバーや花壇、鉢もの材料として栽培されています。

ツワブキ

寒さに強い花ツワブキ

  • 分類:常緑多年草
  • 花期:11月~12月

ツワブキは秋になるとキクに似た黄色い花を咲かせる常緑の多年草です。花はマーガレットのような可愛らしさです。花の盛りが長く、日陰でもよく育つので公園やお庭にでよく植えられています。

ツワブキ(石蕗)

  • ツワブキ(石蕗)は、関東以南の海岸部や山林に自生するキク科の多年草です。秋になるとキクに似た黄色い花を咲かせます。花の盛りが長く日陰でも良く育つので公園や庭園でよく見かけます。タンポポのように綿毛をつけた種子が風に飛んでいくさまもまた風情があります。 岩の上など厳しい環境でもたくましく育つことから、「石蕗」と書いてツワブキと読ませます。日本原産だけに育てやすく、塩害や日陰にも強い丈夫さが特長。 ツワブキ(石蕗)は斑入り種や八重咲種もあり、盆栽として愛でられている他、樹木の下草やグランドカバーにもよく用いられています。 九州を中心に山菜として広く食用になっており、宮崎県・日南市では市の花に指定されています。

スノードロップ

スノードロップ

  • 分類:球根植物
  • 花期:2月~3月頃

スノードロップは花が少ない早春に花をつけることから、人々に春の始まりを告げる存在として親しまれてきました。俯くように咲く白い花が可愛らしい植物です。一度植えるとどんどん分球して増えてくれます。

スノードロップ

  • スノードロップは「マツユキソウ(待雪草)」とその仲間を総称して「スノードロップ」と呼びます。秋頃から地中で根を伸ばし、まだ寒い時期に芽を出し、花が少ない早春に花をつけることから、人々に春の始まりを告げる存在として親しまれてきました。雪の残る中でも花茎をすっと伸ばし、一輪ずつ花を咲かせます。下向きの白い花は、まさに雪がしずくとなったようです。つややかな光沢のある葉もまた美しいものです。 日本では「ジャイアント・スノードロップ」や「フロレ・プレノ」など数種が中心ですが、イギリスでは品種改良がとても盛んで数百種に達するともいわれています。 スノードロップは、一度植え付けてしまえば、特別な手入れをする必要がないので、育てやすい草花です。

クリスマスローズ

寒さに強い花クリスマスローズ

  • 分類:常緑多年草
  • 花期:12月~4月

クリスマスローズは花が少ない冬に花を咲かせる常緑の多年草です。原種のクリスマスローズ・ニゲルがクリスマスの頃に咲くことからクリスマスローズと呼ばれるようになりました。

花は一重咲きから八重咲きまであり、色のバリエーションも豊富です。クリスマスローズはある程度の大きさにならないと花を咲かせないため、ポット苗で購入してきたものは花が咲くまで数年待つ覚悟が必要です。

クリスマスローズ

  • クリスマスローズは、クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物です。クリスマスローズは、冬の花が少ない時期に花を咲かせる常緑の植物です。 日本ではヘレボルス属を全てひとくくりにクリスマスローズと呼びますが、本来のクリスマスローズはクリスマスの頃に開花する「ヘレボルス・ニゲル」を指す名前です。 他には咲き方や色が豊富な「ヘレボルス・オリエンタリス」や、グリーンの特徴的な花の形状が面白い「ヘレボルス・フェチダス」等、たくさんの種類があります。 クリスマスローズにはグリーンの葉を低く繁らせた中から茎を長く伸ばす有茎種と、茎の低い無茎種があります。 クリスマスローズ・ニゲル

アネモネ

アネモネ_アンアリス_ピンク

  • 分類:球根植物
  • 花期:2月~5月頃

アネモネはまだ花の少ない2月下旬ごろから5月頃まで花を咲かせます。花色は赤、白、ピンク、紫や青など豊富で、一重咲きのほか半八重や八重など多くの品種があります。性質は日当たりを好み、寒さに当てないと花芽ができない性質があるので冬のお庭に向いています。

アネモネ

  • アネモネは分枝性の塊茎をもち、草丈25~40cmになるキンポウゲ科の多年草で、直立して直径10cm前後の花を咲かせます。アネモネの花びらに見える部分は、がく片です。 和名はボタンイチゲ(牡丹一華)やハナイチゲ(花一華)といいます。 アネモネはまだ花の少ない2月下旬ごろから5月頃までと開花期が長く、赤、白、ピンク、紫や青など豊富な花色や一重だけでなく半八重や八重など花形の異なる多くの品種があり、切り花や花壇で広く栽培されています。性質は日当たりを好み、寒さに当てないとつぼみができない性質があるのでの冬も屋外で育てましょう。 アネモネの品種は、100品種以上あり、毎年のように新しい品種ができています。以前は、発色のよい色が中心でしたが、最近はパステル系の複色系の品種もあり、花のサイズも大輪のものから小輪のものまで豊富に揃います。園芸用以外に、切り花としても春を代表する球根花です。

クロッカス

クロッカス

  • 分類:球根植物
  • 花期:2月~4月

クロッカスはまだ寒い早春から花を咲かせる球根植物です。花色は紫や黄色、白などがあり、お庭を明るくしてくれます。群生している姿はとても見事です。

クロッカス

  • クロッカスの見た目の特徴は、葉が細長く縦に伸び、その葉に白い溝があり、その細長い葉の間から蕾が出てきて花を咲かせることです。また、小さな球根ですが6枚の花びらを持った大きな花を咲かせます。クロッカスを注意深く観察するとわかりますが、春の暖かな晴天の日は、綺麗な花を咲かせますが、気温が下がると花は閉じてしまいます。クロッカスの花は種類も豊富で約80種類以上あると言われています。花の色も黄色、紫、白、赤紫、薄紫や縦の筋や網目状の模様が入っているものもあります。 クロッカスの大きな特徴は、一見茎が無いように思われますが、球根の部分が茎である球茎であり、春咲きと秋咲きの2種類あることです。

クレマチス(冬咲き)

寒さに強い花冬咲きクレマチス

  • 分類:つる性多年草
  • 花期:11月~3月

クレマチス・アンスンエンシスやクレマチス・シルホサなどの冬咲きクレマチスは、品種により違いはありますが、冬の初めから早春まで花を咲かせてくれます。オフホワイトのベルのような花が可愛らしいつる植物です。

クレマチス(テッセン)

  • クレマチスは、日本、ヨーロッパやアジアが原産の多年草。原種は300種類は存在し、日本では「カザグルマ」「ハンショウヅル」「センニンソウ」などがあります。クレマチスの花びらに見える部分は「ガク」であり、花びらがないというちょっと変わった花で、四季咲き、一季咲きのものがあります。クレマチスは品種によって開花時期も異なり、秋冬に咲くものもあります。 クレマチスの咲き方は、大きく分けると新しい枝に花が咲く新枝咲き、新しい枝にも古い枝にも花が咲く新旧枝咲き、古い枝に花が咲く旧枝咲きの3つに分けられます。それぞれ剪定の仕方も違うので注意しましょう。

水仙(スイセン)

寒さに強い花スイセン

  • 分類:球根植物
  • 花期:1月~4月頃

水仙(スイセン)は早咲き種は晩秋から咲き始め、冬のさなかから春まで咲き続けてくれる球根植物です。毎年花を咲かせ、香りも良いので切り花にもでき、お庭にあると重宝する花です。

水仙(スイセン)

  • 水仙(スイセン)は、早春に花を咲かせる春を告げる球根植物のひとつです。白と黄色以外にピンクや緑、オレンジなど、色とりどりの花が咲きます。水仙(スイセン)の園芸品種の数は数万品種もあり、とても種類が豊富です。品種によって一本の茎から一本の花が咲く種もあれば、日本水仙のような房咲き種もあります。最近では八重咲種など、新品種の水仙(スイセン)が毎年のように登場します。水仙(スイセン)は、主に冬咲きと春咲きの品種が多いですが、中には秋に咲く品種もあります。 水仙(スイセン)は、数年間は植えっぱなしで管理でき、環境が合えば球根が年々増えていくのでガーデニング初心者にはおすすめの球根の花です。球根をまとめて植え付けておくと、年々分球し、とても見事な空間となります。日本全国には、たくさんの水仙(スイセン)の群生スポットが存在します。

ハーデンベルギア

寒さに強い花ハーデンベルギア

  • 分類:つる性木本
  • 花期:2月~4月

ハーデンベルギアは、オーストラリア原産の常緑つる性植物です。つるは細く丈夫で草丈3mほどにもなります。紫や白の藤を思わせるような花が美しい植物です。

ハーデンベルギア

  • ハーデンベルギアは、オーストラリア原産の常緑つる性植物です。つるは細く丈夫で草丈3mほどにもなります。葉は先の尖った楕円形、もしくは丸みを帯びた三角形ともいえる形で、光沢のある濃い緑です。ハーデンベルギアの花色は紫が有名ですが、白や淡いピンク色もあります。 耐寒性もあり、東京以西では戸外で越冬可能です。寒さが厳しい地域では葉を落とすこともありますが、春にはまた芽吹きます。生長が早いので、フェンスやトレリスに絡ませると目隠しの役割を果たしてくれます。

宿根ネメシア

寒さに強い花宿根ネメシア

  • 分類:多年草
  • 花期:11月~5月

ネメシアには一年草と宿根草(多年草)があります。宿根ネメシアの流通時期は春と秋。耐寒性が高いので秋に植えると、真冬を休んで秋から春まで花を咲かせます。宿根ネメシアは葉茎が華奢で花色も淡く優しいものが多く、儚げで可愛らしいのが魅力です。

宿根ネメシア

  • ネメシアは一年草と宿根草のネメシアがあります。宿根ネメシアは、-3℃以上の気温があれば1年中開花する四季咲き性の性質があります。開花期間が長いので、寄せ植えには大活躍する草花です。新品種の中には既存のものより耐寒性の強い品種もあります。 以前は一年草のネメシアに比べて花色が少なかった宿根ネメシアですが、最近は様々な色の新品種が作出され、濃い紫や複色など、従来はなかった花色が登場しています。色だけでなく花の大きさも従来の宿根ネメシアより大きめな品種もあります。

ブルーデージー

寒さに強い花ブルーデージー

  • 分類:多年草
  • 花期: 3月~5月、9月~11月

ブルーデージーは淡いブルーの花が可愛らしいキク科の多年草です。斑入り種と葉茎がグリーンの種類があります。

ブルーデージー

  • ブルーデージーは青い花弁と黄色い中心部とのコントラストが鮮やかな花です。一口にブルーデージーと言っても、Felicia amoena(アモエナ)と、Felicia amelloides(アメロイデス)の2種があります。どちらも草丈低く、葉の間から花茎をすっと伸ばし先端に可憐な青い花を咲かせます。ブルーデージーという名が有名ですが、実は他に白やピンクの花色もあります。 デージーによく似ており、一見青色のデージーのようにも思えますが、デージーはキク科ヒナギク属、ブルーデージーはキク科フェリシア属なので別種です。すっきりとした色と姿が、花壇や寄せ植えで活躍してくれます。 ブルーデージーの花は、夜や雨の日は花びらが外側に巻くように反り返ります。鉢植えは雨のあたらない場所に移動させましょう。水やりの際は花や葉にかからないようにします。

 

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寒さに強い花|一年草4種

ビオラ・パンジー

寒さに強い花ビオラ

  • 分類:一年草
  • 花期:10月~5月

ビオラやパンジーは秋から春まで花を咲かせてくれる、冬のお庭の強い味方。花色、咲き方共に豊富で、冬の寂しくなった景色の中に鮮やかな彩りを与えてくれます。こまめに花がらを摘み取るとたくさんの花を楽しめます。

ビオラ

  • ビオラは開花期間がとても長く適切な手入れをすれば、次々と花が咲くので初心者が大変育てやすい春の一年草です。品種が豊富で、原色に近い黄色、鮮やかなオレンジ、薄い青から濃い紫、赤、白、黒等。単色の他、複色もあり、毎年新品種が作りだされています。ビオラの花径は小輪で2~3cm、中輪で3~4cm。パンジーと比べて小ぶりなのが特徴です。最近は品種改良が進み、小指の爪くらいの極小輪サイズのものもあります。

スイートアリッサム

アリッサム

  • 分類:一年草
  • 花期:10月~4月頃

スイートアリッサムは秋から春まで小さな可愛らしい花を咲かせる草花です。こんもりと横に広がるように生長するので、寄せ植えの引き立て役や花壇に植える花として人気があります。花色は白、ピンク、黄色など。ほのかに甘い香りがあるのも特徴です。

アリッサム(スイートアリッサム)

  • アリッサムは地中海沿岸原産の多年草(一年草)です。「スイートアリッサム」の名前でも親しまれています。小花がたくさん咲き、花束のようにこんもりと生い茂る姿が何とも愛らしい植物です。 アリッサムは横に広がる性質を持つので、グランドカバーの他、寄せ植えの引き立て役や花壇に植える花として人気があります。高温多湿には弱い植物ですが、乾燥に強く丈夫であるため、園芸初心者には最適の草花です。また、比較的多く出回り、安価で手に入れやすく、生育が良いことも人気の理由の一つです。 アリッサムはカスミソウのように控えめで愛らしい花で、ピンク、白、紫、オレンジと様々な色があり、自分の好みや庭、プランターの雰囲気に合わせて選ぶことができます。最近では日本の夏にも耐えられる「スーパーアリッサム」という園芸種も出回っています。 アリッサムは本来は多年草ですが、湿気に弱いため、日本では一年草扱いをされていることが多いようです。うまく環境にあえば、多年草化することもあります。

ストック

寒さに強い花ストック

  • 分類:一年草
  • 花期:11月~5月

ストックは草丈が2080cmほどで、優しい芳香のある春の花です。開花期が長く、秋から春まで花を楽しめます。香りが良いのも魅力です。

ストック

  • ストックは草丈が20~80cmほどで、優しい芳香のある春の花です。開花期が長く、香りも同じように長く続きます。多年草ですが日本では夏の暑さに弱い為、一年草として扱われています。 秋に植え付けて春に花を楽しみ、夏前に黄色く枯れてきたら抜き取るようにします。比較的手間がかからず、ガーデニング初心者にも育てやすい一年草です。 ストックの花は、一重咲きから八重咲きまであります。さらに、枝分かれせずに咲くタイプと、スプレー咲きと言われる枝分かれした咲き方のものまでと、バリエーションが豊富です。花色も黄、白、ピンク、紫等があります。すっとした直線的な花茎に穂状にたくさんの花が咲くので豪華な雰囲気です。ストックの花は、春の代表的な切り花としても流通しています。

イベリス

寒さに強い花イベリス

  • 分類:一年草
  • 花期:2月~5月

イベリスは品種が豊富で、一年草と多年草があります。特に一年草で草丈の低いイベリス・アマラはまだ寒い早春から露地で甘い香りの可愛らしい花を咲かせます。

イベリス

  • イベリスの開花期は春、たくさんの小花を咲かせるアブラナ科の草花です。イベリスは一年草と多年草の品種があり、花丈も60cm前後くらいになるもの、グランドカバーなどの用途に使える丈の低い品種と多様です。イベリスの花色は白の他、ピンク系や紫系もあります。花丈が高くなる一年草のイベリス・ウンベラータ(別名キャンディタフト)は、切り花としても流通しています。

 

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寒さに強い花|鉢植えにおすすめ3種

プリムラ

プリムラオブコニカ

  • 分類:一年草、多年草
  • 花期:11月~4月

プリムラにはとてもたくさんの品種があります。なかでもプリムラ・ジュリアンやプリムラ・オブコニカは冬から春まで花を咲かせることで人気があります。日当たりの良い場所を好み、霜に弱い傾向があるので、霜が当たらない場所に移動できるよう鉢植えで育てると管理が楽になります。

プリムラジュリアン

  • プリムラ属は500種以上からなる非常に種類の多い属です。 プリムラ・ジュリアンは、数多くのプリムラとの交配の中で作られた品種です。プリムラ・ポリアンサとよく一緒に説明されますが、もともとプリムラ・ジュリアンは、サカタのタネがプリムラ・ポリアンサとコーカサス地方原産のプリムラをもとに交配して1970年代にできたプリムラです。両者はほぼ同じですが、ジュリアンの系統の方が株や花、葉がコンパクトです。 最近では従来の花型のサクラソウに似た花の形の他に、バラ咲きのフリルが可愛い品種もあります。またもともと色数が豊富なプリムラ・ジュリアンでしたが、シックな色や微妙な色合いの種も登場して、ますますバリエーションが増えています。

ヒヤシンス

寒さに強い花ヒヤシンス

  • 分類:球根植物
  • 花期: 2月~4月頃

ヒヤシンスは香りの良い花を咲かせる球根植物です。水耕栽培でもよく花を咲かせます。球根を暗いところで管理し、しっかりと寒さに当てると2月頃から開花します。ガラスの器や鉢植えで育てやすい花です。

ヒヤシンス

  • ヒヤシンスは秋植え春咲きの球根植物です。ヒヤシンスは小さな花を花茎に連なるように咲かせます。ヒヤシンスにはダッチ系とローマン系があり、ダッチ系は花数も多く豪華です。私たちが日頃見ているヒヤシンスの多くはダッチ系ヒヤシンスです。ヒヤシンスの一番の魅力は、花色のバリエーションの豊富さと強く甘い香りでしょう。 ヒヤシンスは庭植えや鉢植えなど土壌で育てることも、土を使わずに水耕栽培(水栽培)でも育てる事も出来ます。球根は通常、一球から一つの花を咲かせますが、最近は品種改良が進み一球から数本の花芽を出し咲かせる品種もあります。球根の表皮は花色によって違い、表皮の色でおおよその花の色が分かります。 庭植えのヒヤシンスは数年植えっぱなしでも花を咲かせます。但し、球根に蓄えられている養分が減って行くにつれて花も小さくなっていきます。毎年ヒヤシンスの花を楽しみたければ、花後、葉を残して花茎を付け根から切り戻します。その後緩効性肥料を与え、残った葉が茶色く枯れたようになるまで光合成をさせます。こうすることで球根に養分が蓄えられ、翌年も花を楽しめるようになります。葉が茶色くなった頃に球根を掘り上げて次の秋の植え付けまで休ませることで、球根を良い状態で保存しておけます。

花かんざし

花かんざし

  • 分類:一年草
  • 花期: 2月~5月

花かんざしは花びらの多い白い花を咲かせるキク科の一年草です。日当たりが良ければ2月頃から屋外で育てられます。横に広がるように生長するので、鉢植えにすると縁からこぼれ落ちるような可愛らしい草姿になります。

花かんざし

  • ドライフラワーのようなカサカサした不思議な手触りが魅力的な花かんざし。花かんざしは、5月頃まで丸くふんわりした小さな花が次々と開花します。小さな花が冬の風にふわふわ軽やかに揺れている姿から「冬の妖精」とも呼ばれています。 「花かんざし」の名前でお馴染みですがこれは流通名で、学名はローダンテ・アンテモイデスです。よく混同されているのが和名を「ハナカンザシ」というクロロセファラ種やマングレシー種の植物がありますが、それとはまた別種になります。 どちらも温室栽培の一年草で草丈40~60cm、花径は3cm位と「花かんざし」より少し大きめで、花色も赤、ピンク、白などあり切り花でよく利用されるようです。「花かんざし」はアンテモイデス種の多年草で花色は白、草丈15~25cm、花径は2cm位です。 同じキク科のヘリプテルム属のペーパーカスケード(Rhodanthe anthemoides ‘Paper Cascade’)とよく似ていますがこちらは茎が少し長く伸び、花弁が少しとがっているのが見分け方の特徴です。

 

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寒さに強い花|花木6種

梅(ウメ)

寒さに強い花梅

  • 分類:落葉高木
  • 花期:12月~3月

梅(ウメ)は早春というにはまだ寒い時期から咲き始め、桜が咲く少し前に散っていきます。冬至梅(トウジバイ)などの早咲き種は12月のうちから咲き始めます。梅(ウメ)には実を楽しむ実梅と花を楽しむ花梅があります。特に花梅は花色も咲き方も豊富で、白以外にピンクや赤紫など、一重咲きから八重咲きがあります。柳のように枝を下げる枝垂れ梅も美しく魅力的です。

梅(ウメ)

  • 梅(ウメ)は、初春のまだ寒い時期に香りのよい花を咲かせる落葉高木です。日本には中国からかなり古い時代に薬用として渡来しました。梅(ウメ)の樹高は10mに達しますが、3~5m程度で管理され、古くから花、香り、果実の3拍子揃った春を告げる落葉花木として全国各地で植栽され広く親しまれています。 梅(ウメ)の枝は広く張り、葉は長さ5~8cm程度で二重鋸歯があります。花は2年枝の細く短い枝に2.5センチ程度の花をつけます。梅(ウメ)は品種によって開花期に違いがあります。性質上、野梅性・緋梅性・豊後性・杏性の4系統に分けられますが園芸上は花を観賞する梅と果実の収穫を目的とする梅に分けられます。 果樹としては各地に産地があり、観賞樹としては庭や公園に春を告げる木として好んで植えられます。また、梅(ウメ)は花もの盆栽の代表格です。

山茶花(サザンカ)

山茶花

  • 分類:常緑低木
  • 花期:11月~3月

サザンカ(山茶花)は耐寒性が強く常緑で、日向から半日陰まで植え付け可能なので庭木として人気があります。幾重にも花びらを重ねて咲く姿は美しく、和のお庭にも洋のお庭にもよく馴染みます。

サザンカ(山茶花)

  • サザンカ(山茶花)はツバキ科の常緑低木です。花や葉の特徴はツバキによく似ていて、間違えられることの多い庭木です。サザンカ(山茶花)は耐寒性が強く常緑で、日向から半日陰まで植え付け可能なので、庭木として人気の樹種です。 サザンカ(山茶花)の葉はツバキに比べて小さく、葉の縁にはギザギザがあり、葉に厚みがあります。枝には毛が生えています。サザンカ(山茶花)の開花期は10~4月の寒い時期です。花は一重咲きが多いですが、八重咲きもあります。サザンカ(山茶花)の花は、雄しべがツバキの花のように筒状にはならず、花も平たいのが特徴です。 サザンカ(山茶花) は花首からぼとりと散るツバキと異なり、花びらが一枚ずつ散っていきます。  

蝋梅(ロウバイ)

ロウバイ

  • 分類:落葉低木
  • 花期:1月~2月

蝋梅(ロウバイ)は蝋細工を思わせる、透けるようなクリーム色の花びらが美しい落葉低木です。梅の同じころに咲くことから梅(バイ)と名前につきますが、梅の仲間ではありません。蝋梅(ロウバイ)の花はほのかに甘い香りがします。

ロウバイ(蝋梅)

  • ロウバイ(蝋梅)はロウバイ科の中国原産の落葉低木です。初春に蝋(ロウ)でコーティングしたような質感の淡い黄色の花を咲かせます。花には芳香があります。ロウバイ(蝋梅)と名がついていますが、梅の仲間ではありません。花の少ない1~2月頃に明るい黄色の小花を枝の先に咲かせます。葉は花の後に出てきます。 ロウバイ(蝋梅)の仲間は園芸品種も数種あります。従来のロウバイ(蝋梅)は花の中心部が赤黒くなっているのが特徴です。園芸品種の中には花芯まできれいなクリーム色のロウバイ(蝋梅)もあります。 ロウバイ(蝋梅)は非常に強健で、あまり土壌を選びません。半日陰くらいでも花を咲かせます。昔から庭木として人気の花木です。初心者でも育てやすいと言えます。

イチゴノキ

寒さに強い花イチゴノキ

  • 分類:常緑低木
  • 花期:11月~12月

イチゴノキは晩秋から冬にかけて白いスズランのようなベル型の花を咲かせます。イチゴノキという名前の由来は秋にイチゴを思わせるような果実を実らせることからきています。

イチゴノキ

  • イチゴノキは、ツツジ科の常緑の低木でイチゴのような実がつくことから名づけられました。晩秋から12月の冬に白い花が開花します。花は同じツツジ科の庭木である、ドウダンツツジやブルーベリーの花に似た、白くて小さな壺型の花が開花します。 冬に咲いたイチゴノキの花が実になるのは翌年の秋。そのため、花と実を同時に見ることができる珍しい花木です。

ボケ(木瓜)

寒さに強い花ボケ

  • 分類:落葉低木
  • 花期:11月~5月

ボケは晩秋から早春にかけて梅に似た可愛らしい花を咲かせる落葉低木です。梅に似ていますが樹高が低く、枝に棘があるので見分けがつきます。花色は白、ピンク、オレンジ、複色と豊富です。

ボケ(木瓜)

  • ボケ(木瓜)は早春から春にかけて梅のような花を咲かせる落葉低木で、盆栽として大変人気の高い植物です。また、花の美しさから庭木としても人気があります。ボケ(木瓜)の枝には鋭いトゲがあるので、生垣としても利用されてきました。 ボケ(木瓜)の血筋は少々複雑で、日本に古くからあるクサボケや中国のカラボケ、チョウセンボケ、マボケなどを利用し江戸時代に品種改良が盛んにおこなわれた結果、現在の「ボケ(木瓜)」と呼ばれている植物ができあがりました。最近では日本ブームでヨーロッパでも盛んに品種改良が進んでおり、今までなかったような大輪の派手なボケ(木瓜)も生まれており、日本に逆輸入されています。 一般に早春から咲き始める品種が多いなか、11月頃から咲き始める寒木瓜や四季咲きの品種もあり、四季を通じて楽しむことができます。

マンサク

寒さに強い花マンサク

  • 分類:落葉低木
  • 花期:2月~3月

マンサクは梅が咲くころに花を咲かせるマンサク科の落葉低木です。花はリボンか糸をほどいて散らしたような変わったフォルムをしてます。花色は黄色、オレンジ、赤など。初春の明るい陽射しの中で渋めの色が目を引きます。

タイワンツバキ

寒さに強い花タイワンツバキ

  • 分類:常緑高木
  • 花期:11月~2月

タイワンツバキは真冬の寒いさなかに真白な椿のような花を咲かせる常緑高木です。光沢のある大きな葉も印象的な庭木です。

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寒さに強い果樹3種

レモン

寒さに強い果樹レモン

  • 分類:常緑低木
  • 収穫時期:11月~3月
  • 花期:4月~7月

レモンは地中海地方原産の果樹です。秋から冬に黄色に色づく果実は芳香と酸味があり、世界中の料理に使用されています。春から初夏にかけて咲く花も甘く優しい香りがします。

レモン(檸檬)

  • レモン(檸檬)は、ミカン科ミカン属の常緑低木です。レモン(檸檬)の木は樹高があまり高くならないので、ベランダでも育てやすい果実の一つです。春から初夏には芳香のある白い可愛らしい花を咲かせます。果実は卵型で酸味があります。果皮にも香りがあります。レモン(檸檬)の果実はグリーンから熟すと明るい黄色に変化します。 病害虫も比較的つきにくいため家庭でも育てやすいです。温暖な気候でよく育ちますが、柑橘類の中では耐寒性は弱い為、鉢植えでの管理のほうが育てやすい場合もあります。 レモン(檸檬)の果実はビタミン、カルシウム、カリウムなど栄養も豊富です。レモン(檸檬)の果実はフレッシュの状態で料理やお茶、お酒などの香り付けとして多く利用されています。さらにレモン(檸檬)は生食の他、ジュースやお酒、コンフィチュール、ドライフルーツとしても楽しめます。レモン(檸檬)の果皮も乾燥させてレモンピールとして焼き菓子やチョコレート等のお菓子に利用されます。

ナツミカン

寒さに強い果樹ナツミカン

  • 分類:常緑低木
  • 収穫時期:11月~3月
  • 花期:4月~5月

ナツミカンは秋から早春に鮮やかな黄色の大きな果実を実らせるミカン科の常緑低木です。果実は酸味が強いので春まで枝につけたまま追熟させて生食するか、ジャムやシロップ漬けにして食べます。

クランベリー

寒さに強い果樹クランベリー

  • 分類:常緑低木
  • 収穫時期:9月~11月
  • 花期:5月~6月

クランベリーは秋から冬に真赤な可愛らしい果実を実らせる常緑低木です。低木と言ってもつるのように横に枝を伸ばして生長します。クランベリーの赤い実は酸味が強く生食には向かないのでジャムなどに加工します。

クランベリー

  • うつむき加減に咲くピンクの花のあとに、丸くてつややかな可愛らしい赤い果実を実らせます。樹高が20cmほどの常緑低木です。本来は湿地や沼地に自生することから、乾燥を嫌い湿気を好みます。暑さにも弱いです。また酸性土を好むので用土に気をつける事がポイントです。暑さに弱いですが、寒さには非常に強く、-40℃でも耐えられるといわれています。それゆえ、暖地では生育が悪く、果実も本来の味になりません。 果実は酸味がとても強いので生食よりも、ジャム、ケーキ、シャーベット、果実酒、料理のソースに利用されています。果実は安息香酸を含有しているため注意が必要です。自家結実性があるので1本だけでも結実します。 果実はほとんど流通しておらず加工品がほとんどです。苗は年中手に入りますが、夏や実が付いている時期のみというところも多いようです。

 

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気になる寒さに強い花は見つかりましたか。冬は多くの植物が葉を落としお庭も寂しくなる季節。寒さに強い花を植えて冬のお庭を明るくしませんか。

 

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山田智美
山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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