アケビの育て方・栽培|植物図鑑

植物名
アケビ
学名
Akebia
英名
Chocolate vine, akebi
科名
アケビ科
属名
日本、朝鮮半島、中国

アケビの特徴

アケビは小葉が5枚のつる性の植物です。花は雄花と雌花で分かれて咲き、花の色は紫色や薄紫色、白色になります。雄花と雌花の見分け方は、3枚の花被の中心に球状になっているものがあれば雄花であり、短く太い紐状のものが放射状になっているものであれば雌花になります。果実は薄紫色や紫色の瓜の様な形をしており、熟すと果皮が割けて白色のゼリー状の実を覗かせます。白い実の中には無数の黒いものは種です。実の味はほのかに甘みがあります。果実が生るまでは、一般的には3年と言われています。

アケビの詳細情報

園芸分類 果樹
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 紫,薄紫,白
開花時期 4~5月

アケビの種類

紫宝(しほう)

よく実をつけ、果皮の色が淡い青紫色の品種です。

蔵王紫峰(ぎおうしほう)

果皮の色が青紫色の品種です。

ジャンボアケビ

大きな果実をつけ、果皮の色が赤紫色の品種です。

アケビの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
剪定
肥料
開花
収穫

アケビの日常のお手入れ

日当たり・置き場所

アケビは自分の花粉では受粉しないため、異なる品種のアケビの苗木を2本以上用意しておきます。そしてフェンスなどアケビが絡みつくことができる場所に植え付けます。

水やり

乾燥を苦手とするため、土が乾いていたら水を与えてください。特に夏場は水切れをさせないよう注意しましょう。

肥料

実が生るようになった5月~6月に追肥として化成肥料を40gほどを株の周囲に蒔いて、土と軽く混ぜ合わせてください。

病害虫

葉や枝の表面に白い粉がふいたような状態になる「うどんこ病」に罹りやすいです。感染した場合は、感染部分を取り除いてください。予防策としては、風通しがよくなるように枝の間引きをしておきましょう。
うどんこ病
植物の葉などに粉をまぶしたように白くなるのがうどんこ病です。うどんこ病は5月~6月と9月~10月に発生しやすい病気で、はじめはぽつぽつと白く粉をふいている感じに見えますが、悪化してくると葉の全面が真っ白になっていき、植物全体に蔓延すると茎や果実にも発生し、とても厄介です。早めに対策しましょう。

アケビの選び方

買う時の選び方

接ぎ目部分に隙間がなく、しっかり接ぎ木されていることを確認しましょう。また幹がつやが良く太いものであり、芽と芽の間が短いものを選びましょう。

用土

直径40~50cm、深さ40~50cmほどの穴を掘ります。掘り上げた土の半分に腐葉土、鶏ふんや牛ふんの堆肥を混ぜ合わせて埋め戻します。残り半分の何も混ぜてない土はよく耕しておきます。このような穴を近くにもう一つ掘っておきます。

アケビの季節の管理

植え付け

アケビは自分の花粉では受粉しないため、異なる品種のアケビの苗木を2本以上用意しておきます。そしてフェンスなどアケビが絡みつくことができる場所に植え付けます。根をよく広げてから事前に掘った穴に植え付けて、何も混ぜてない土で覆土してください。植え付け後は、元肥として有機肥料を与えてください。

剪定

12月~2月の剪定では枯れたつるを間引きしますが、加えて花芽を落とさないようにつるの先端の巻きづるを切り返します。花芽はつるの中間部分についてます。6月の剪定でも、間引きとして枯れたつるや伸びきったつるを基部まで切り返して、風通しや日当たりを良くします。

肥料

実が生るようになった5月~6月に追肥として化成肥料を40gほどを株の周囲に蒔いて、土と軽く混ぜ合わせてください。

開花

開花したら人工授粉を忘れないようにしましょう。

収穫

4月頃に他品種の花粉を雌花につけて、人工授粉しておきましょう。1か所に小さい果実が多く実ってしまったら、形がよいものを2果残して、摘果します。その後、果実の全体が薄紫色に色づき果皮が割けたら収穫します。果皮が割けてなくても、果実が柔らくなっていたら収穫しても問題ありません。

アケビの食べ方
アケビは白い実をそのまま食べることが出来ますが、実は果皮も食べることができます。果皮を食べる際は、水にさらしアクを抜いてから調理します。調理方法としては、炒めものや天ぷらなどが適していると言われています。味は山菜のようにやや苦味があります。
アケビの名前の由来
アケビの名前の由来はいくつかあり、有名な説は2つあり、1つ目は熟した果実の割れる様子が人のあくびに似ており、「あくび」から「あけび」になっていったというものです。2つ目は、こちらも熟した果実が割れることから「開け実(あけみ)」と呼ばれていましたが、次第に「あけび」に変わっていったという説です。

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