ギンネム(ギンゴウカン)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
ギンネム(ギンゴウカン)
学名

Leucaena leucocephala

英名
Leucaena
和名
銀合歓
科名
マメ科
属名
ギンゴウカン属
原産地
熱帯アメリカ

ギンネム(ギンゴウカン)の特徴

ギンネム(ギンゴウカン)はマメ科ギンゴウカン属の落葉高木で、現地では10mに達するものもあります。熱帯アメリカ原産で、日本では主に沖縄、九州に定着しています。日本で見かけるギンネム(ギンゴウカン)は1~5m程度と小さめです。

ギンネム(ギンゴウカン)はネムノキに似ていますが、花色は白く、花径は2~3㎝ほどと小ぶりです。和名の銀合歓の由来はネムノキ(合歓木)に似ていることに由来します。

沖縄ではギンネム(ギンゴウカン)を発酵させてお茶にします。

ギンネム(ギンゴウカン)の詳細情報

園芸分類 庭木、落葉
草丈・樹高 1~10m
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色
開花時期 春から秋、気候があえば四季咲き

ギンネム(ギンゴウカン)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け
植え替え

ギンネム(ギンゴウカン)の栽培環境

日当たり・置き場所

ギンネム(ギンゴウカン)は日当たりの良い場所を好みます。

用土

ギンネム(ギンゴウカン)は水はけの良い土壌を好みます。

ギンネム(ギンゴウカン)の育て方のポイント

水やり

地植えのギンネム(ギンゴウカン)は根付いてからは特に水やりの必要はありません。乾燥が続くようなときは、たっぷりと水やりをしましょう。

鉢植えのギンネム(ギンゴウカン)は、表土が乾いたらたっぷりと水やりを行います。

肥料

ギンネム(ギンゴウカン)はマメ科の植物特有の根粒菌を持っているので、特に追肥の必要はありません。ギンネム(ギンゴウカン)を植えておくと根粒菌の影響で土壌が肥沃になります。

病害虫

ギンネムキジラミの食害にあうことがあります。見つけ次第薬剤散布します。

ギンネム(ギンゴウカン)の詳しい育て方

選び方

葉にツヤがあり、きれいに生え揃っているものを選びましょう。葉が黄色くなっていたり葉焼けしている株は避けます。

植え付け

ギンネム(ギンゴウカン)の植え付けは、真冬と真夏を避けた暖かい日に行います。

ギンネム(ギンゴウカン)は横にも枝を広げて生長します。スペースを確保してから植え付けてくださいギンネム(ギンゴウカン)は移植を嫌います。植え替えの必要のないようにしましょう。

仕立て方

ギンネム(ギンゴウカン)は自然樹形が整っているので、特に仕立てる必要はありません。

剪定・切り戻し

大きくなり過ぎたと感じたら、不要な枝を剪定します。剪定は落葉する地域では落葉期に行いましょう。

植え替え・鉢替え

鉢植えのギンネム(ギンゴウカン)を根詰まりさせないよう、1~2年に1度は植え替えをしましょう。1~2回り大きな鉢に植え替えます。

ギンネム(ギンゴウカン)は移植を嫌います。植え替えの際には、根鉢を崩さないように気を付けましょう。

ギンネム(ギンゴウカン)は白いネムノキのような花を咲かせます。ギンネム(ギンゴウカン)の花は環境さえあえば四季咲きです。

夏越し

ギンネム(ギンゴウカン)にとって夏は生育期です。特に必要な夏越しの作業はありません。

冬越し

ギンネム(ギンゴウカン)は耐寒性が強くありません。鉢植えのギンネム(ギンゴウカン)は室内の日当たりの良い窓辺に取り込むようにしましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ギンネム(ギンゴウカン)は種まきで増やせます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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