ルー(ヘンルーダ)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ルー(ヘンルーダ)
- 学名
Ruta graveolens
- 英名
- Rue
- 和名
- 芸香(うんこう)
- 別名・流通名
- ヘンルーダ
- 科名
- ミカン科
- 属名
- ヘンルーダ属
- 原産地
- 南ヨーロッパ
ルー(ヘンルーダ)の特徴
青味を帯びた深いグリーンの葉が魅力的なルーは、南ヨーロッパ原産の常緑性多年草です。草丈は1mくらいにまで成長します。若い葉は少し黄色を混ぜたような色をしています。アールヌーボーの絵画から取り出したような、柔らかい曲線の葉が美しい植物です。
初夏に黄色の小花を咲かせますが、花より葉に観賞価値があるとされています。ルーは、かつては薬用効果のあるハーブという扱いでしたが、今はほとんど利用されていません。独特の香りがあります。食用にはならないハーブのひとつです。
ルー(ヘンルーダ)の詳細情報
園芸分類 | ハーブ |
---|---|
草丈・樹高 | 1m程度 |
耐寒性 | 弱い |
花色 | 黄色 |
開花時期 | 6~7月 |
ルー(ヘンルーダ)の育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
植え付け |
ルー(ヘンルーダ)の栽培環境
日当たり・置き場所
日当たり良く、風通しのいい場所を好みます。
用土
酸性の土壌が苦手です。心配な場合は、予め苦土石灰等を混ぜておくといいでしょう。
ルー(ヘンルーダ)の育て方のポイント
水やり
乾燥気味気味に管理します。表土が乾ききってから水を与えます。蒸れに弱いので、梅雨入り前に剪定して、株の風通しを良くしておきましょう。
肥料
多肥を嫌います。少し痩せ地くらいのほうがよく育ちます。
ルー(ヘンルーダ)の詳しい育て方
選び方
株元の葉が混みあっていて黄ばんでいるようなものは避けましょう。茎がしっかりときれいなグリーンをしているものを選んでください。
植え付け
真夏と真冬を避けた、春か秋の暖かい日に行います。
剪定・切り戻し
梅雨前に込み合った株の枝を整理し、風通しを良くします。蒸れを予防するためです。
植え替え・鉢替え
真夏と真冬を避けた、春か秋の暖かい日に行います。
花
初夏に黄色の小花の集合体を咲かせます。
夏越し
高温多湿を嫌います。夏が風通しよくなるように管理しましょう。
冬越し
耐寒性は弱いので、冬は日当たりのいい軒下などに入れてあげてください。