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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑371-380件 / 全1372件

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ジャーマンダーセージ

  • ジャーマンダーセージは初夏から秋にかけて美しいブルーの花を長くたくさん咲かせる宿根草のセージです。銀灰色やシルバーグリーンとも表現される葉と花色とのコントラストが美しく、庭や花壇に植えると花がない時期もカラーリーフとして楽しむことができます。 セージ類の中では小型種で草丈は生長しても40cmくらいのため、利用範囲が高い草花です。株はブッシュ状に茂り、旺盛に葉を出して生長するため、伸びすぎたら切り戻しをすると姿の良い株を維持できます。 初夏から晩秋まで長くたくさんの花が開花します。透明感のある青い花は、気温が低くなると、より深みを増し、季節によっても多少花色が変わります。冬期は温暖地であれば葉を残して越冬します。 花のひとつひとつが小さく、葉も細かいので繊細な雰囲気もあります。丈夫な性質で環境に合えば植えっぱなしで毎年開花する丈夫な宿根草です。

セロシア(ノゲイトウ)

  • セロシアは、ヒユ科ケイトウ属(セロシア属)の非耐寒性一年草。ケイトウの一種で、ロウソクの炎のような形をした花を7月~11月頃まで咲かせます。花の色は、赤、赤紫、ピンク、アンティークカラーなどがあり、咲き進むにしたがって次第に下の方から色があせていきます。花穂はもともと水分が少なくてかさかさした質感なので、枝ごと切って逆さに吊るしておくと簡単にドライフラワーになります。花が美しいときにドライにすると花色があせにくいので、長い間きれいな色が楽しめます。 セロシアは高温と乾燥に強く、荒れ地でもよく育つ丈夫な植物です。品種改良が進み、近年はたくさんの品種が出回っていますが、関東以西の暖地では、花穂がピンク色をしている原種のノゲイトウが野生化している姿をよく見かけます。 セロシアは直根性の性質があるため、根をいじられると生育が悪くなります。植え付けの際は根を崩さずに植えましょう。 また、乾燥には強いセロシアですが、逆に過湿には弱いため水のやりすぎに注意が必要です。

ロシアンセージ

  • ロシアンセージは、多年草のように扱われるシソ科の耐寒性低木です。セージと名前がついていますが、ペロブスキア属の植物でセージの仲間ではありません。こんもりとブッシュ状に繁り、夏から秋にかけて長い花穂を立ち上げ、ラベンダー色の花が長期間開花します。 繊細な切れ込みのシルバーグリーンの葉とラベンダー色の色合いが涼し気な雰囲気です。草姿がラベンダーのようにも見えることからサマーラベンダーの別名があります。 耐寒性、耐暑性とも強く、ちょうどラベンダーの花が見ごろを過ぎるころから秋にかけての長期間、穂状のラベンダー色の花を無数に咲かせます。基本種はかなり大型になりますが、最近は草丈を抑えた小型の品種も登場しています。

カモミール(カミツレ)

  • カモミールは、地中海沿岸原産のキク科のハーブです。春から初夏にかけて白い小花を咲かせます。カモミールの香りは青りんごに例えられることもあるように、爽やかさと甘さの感じられる香りで、古くからお茶やアロマテラピー、薬用などに使われてきました。 カモミールは地植えでも鉢植えでも育てることができます。地植えにするとこぼれ種で増えていき、群生するカモミールの美しい光景が見られます。 カモミールの種類には一年草の「ジャーマンカモミール」と、多年草の「ローマンカモミール」を始めとしたたくさんの種類があります。日常的に ハーブティーとして使われるのは、ジャーマン種が一般的です。

サザンクロス(クロウエア)

  • サザンクロスはオーストラリア原産の常緑樹です。ピンクや白の可愛らしい星形の花をつけることから「クロウエア」という本来の名前より、流通名である「サザンクロス(南十字星)」の方が有名になりました。サザンクロスは、分類上は常緑低木ですが、流通時は草花のような小型の形状をしています。 春から秋まで長い期間、星形の花が株一面に開花し、咲き続けてくれるのがサザンクロスの魅力です。ひとつひとつの花も1週間程度日持ちします。ミカン科なので、葉を揉むとほんのり柑橘類の香りが漂います。 サザンクロスは、いくつかの種類があり、主に流通しているのは、クロウエア・サリグナ(Crowea saligna)とクロウエア・エクサラータ(Crowea exalata)、その両者の交配種です。サリグナとエクサラータでは葉の幅に違いがあります。最近は葉が斑入りの品種やもともと低木ですが、さらに草丈を低くした矮性種などもあります。

斑入りタリナム(ハゼラン)

  • ハゼランは、夏から秋にかけてピンクの小さな花を無数に咲かせる多年草ですが、斑入りタリナムは斑入り種で園芸種として流通しています。 ハゼランの別名の三時草の由来は、花が午後の三時頃から開花するためです。実際に咲いている様子を見ると、きっかり三時という訳ではなく、午後二時頃から夕方くらいまで開花します。花火草の由来は、花が線香花火のような雰囲気を持つことからのようです。斑入りタリナムも緑葉のハゼランと同じく午後三時前後から開花します。 葉は多肉質で、下葉から花茎が立ち上がり、無数の花が開花します。本来は多年草ですが、越冬できないため日本では屋外では一年草として扱われています。 一般的な緑葉のハゼランと斑入りタリナムの違いは、実の色です。緑葉は赤い実であるのに対し、斑入りタリナムの花の後の実の色は黄色です。ピンクの花と黄色の実、斑入りの葉の色合いは、緑葉とはまた違った雰囲気があります。

カリフローレ(スティックカリフラワー)

  • カリフローレは日本のトキタ種苗が開発した新しい野菜で、花梗の食味を追求し、スティック状に収穫できるように育種したカリフラワーです。カリフローレという名前は登録商標になっています。その他の名前では、スティックカリフラワー、茎カリフラワーという名でも流通しています。 一般的なカリフラワーはひとつの丸い塊として花蕾ができますが、カリフローレ(スティックカリフラワー)は花梗が長く枝分かれして生長します。花蕾部分は白く、花梗は緑色の美しい色合いで、全体として見るとブーケのような雰囲気があります。1株から数十本のカリフローレ(スティックカリフラワー)が収穫でき、野菜として流通する際は、ばらしてスティック状にしたものが出回っています。 カリフローレ(スティックカリフラワー)は花梗の部分にも甘みがあり、全体としてクセのない味わいで、カリフラワーが苦手な方でも食べやすい印象です。生でも食べられますが、一般的には湯がく程度に茹でてからサラダなどに利用されています。ある程度の塊として料理に使ったり、花蕾の部分を細かくばらして使ったりと、工夫次第で料理の見た目の印象も変わります。

ビオラ

  • ビオラは開花期間がとても長く、適切な手入れをすれば次々と花が咲くので、初心者でも育てやすい春の一年草です。品種や色数が豊富で、毎年新品種が作りだされています。最近は個人育種家の方々の交配ビオラも人気です。 ビオラの花径は小輪で2cm~3cm、中輪で3cm~4cm。パンジーと比べて小ぶりなのが特徴です。最近は品種改良が進み、小指の爪くらいの極小輪サイズのものもあります。

つるむらさき(ツルムラサキ)

  • つるむらさき(ツルムラサキ)はつる性の一年草です。原種はつるが赤紫色をしていますが、市場では緑色のタイプが多く出回っています。 葉は丸く、つやがあり、やや厚みがあります。葉と茎をさっとゆでてお浸しや和え物、油炒めや天ぷらなどにして食します。火を通すとモロヘイヤに似たぬめりが出ます。味はホウレンソウに似ていて、別名ではインドホウレンソウやセイロンホウレンソウと呼ばれています。 栄養成分としては、ビタミンA、Cやカルシウム、鉄分を多く含み、食べると疲労回復や免疫力向上などの効果があると言われています。ー通年流通していますが、本来の収穫期は6月~8月頃で夏野菜とされています。 狭い場所で育てる時は、つるを支柱やネットに這わせます。こまめに収穫すれば、支柱無しでも育てられます。7月~10月頃に淡い紅色の花を咲かせ、花も食べることができます。花姿が美しいので、観賞用として栽培されることもあります。

モロヘイヤ

  • モロヘイヤは、アジア~アフリカ北部の熱帯で広く栽培されているシナノキ科の植物。高温や乾燥に強く、砂漠地帯でも育ちます。葉物野菜の作りづらい夏の時期に栽培できる貴重な野菜として原産地では古くから大切にされてきました。日本では1980年代から栽培されるようになりました。 病害虫にも比較的強く、自生力の強い丈夫な性質です。寒さには弱いため、春に十分暖かくなってから植え付けて、秋に花が咲く頃まで収穫します。 モロヘイヤという名前の由来には、アラビア語で「王家のもの」という意味があります。それは古代エジプトの王様が病気になった際、モロヘイヤのスープを飲んで回復したことが由来だそうです。エジプトで王家といえばクレオパトラ。彼女もこのモロヘイヤのスープを飲んでいたのかもしれません。エジプトには、扇形の刃の左右に取っ手が付いているモロヘイヤ専用のマハラタという包丁が昔から存在しています。 モロヘイヤの栄養と食べ方|簡単レシピ モロヘイヤの栄養と食べ方をご紹介!モロヘイヤは日本では比較的新しい野菜ですが、きわめて栄養価が高く注目されて… 戸松敦子 2022.10.01 料理・レシピ

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