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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑591-600件 / 全1363件

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ジャスミン・ホワイトプリンセス

  • ジャスミン・ホワイトプリンセスは、ハゴロモジャスミンの近縁の園芸種のジャスミンです。ハゴロモジャスミンとの違いは、花の大きさがハゴロモジャスミンより大きいですが、一度に咲く花数はハゴロモジャスミンより少なめです。最も大きな違いは花の開花期間で、ハゴロモジャスミンは春の一季咲きですが、ジャスミン・ホワイトプリンセスの花は、5月ごろから11月までの長期間開花し続ける四季咲き性です。花には香りがあり、特に夕方から夜にかけて強く香ります。香りもハゴロモジャスミンとは違います。 ジャスミン・ホワイトプリンセスは常緑でつる性(直立性)なので、フェンスやアーチなどに誘引して仕立てると見事な空間を演出できます。つるがとても長く伸びますが、剪定して好みの丈に仕立てることも可能です。つる植物の中には、吸盤のように壁につくタイプのものがありますが、ジャスミン・ホワイトプリンセスはそのようなことがないため、やっかいな存在になるようなことが少なく育てやすいつる植物です。  

メラレウカ(ティーツリー)

  • メラレウカ(ティーツリー)は、オーストラリア東海岸の沼沢地帯に自生する常緑樹です。青みがかった葉にはほのかに柑橘系の香りがあります。花つきがよく羽毛状の白い花を5月~6月に咲かせます。メラレウカ(ティーツリー)の葉には殺菌力および抗菌力があり、オーストラリアの先住民アボリジニが万能薬として愛用していたといわれています。メラレウカ(ティーツリー)の葉や茎からはエッセンシャルオイルが抽出され、現在もハーブとして利用されてメディカルティーツリーと呼ばれています。 メラレウカ(ティーツリー)には様々な園芸種があり、葉の色が美しい種や寒さで紅葉する品種、花が独特の形をしていて暖地であれば戸外で冬越しが出来る品種もあることから、日本でも徐々に庭木としての注目が集まっています。

柚子(ゆず)

  • 柚子(ゆず)は、ミカン科の常緑小高木で、晩秋から冬にかけて鮮やかな黄色の香り高い実をつけます。柚子(ゆず)は、柑橘系では珍しく耐寒温度が-7℃と耐寒性が高いため、風よけや幹の防寒は必要ですが、南東北地方までなら栽培することができます。 柚子(ゆず)の実は、非常に酸味が強く生食向きではありませんが、吸い口や調味料、ジャムとして使われるほか、強い香りで邪を払うということから冬至の柚子湯には欠かせません。 柚子(ゆず)は、栽培も柑橘の中では容易で、自家結実性があるため1本で実をつけます。枝には鋭く長い棘(トゲ)がありますが、近年では棘のない品種も出回っているので、小さいお子さんがいる家庭では棘の少ない柚子(ゆず)を購入されるとよいでしょう。

水菜(ミズナ)

  • 水菜の名前の由来は、畝間に水を溜めて栽培されたことから「水入り菜」と呼ばれ、そこから水菜と呼ばれるようになりました。水菜は昔から主に京都を中心に栽培されてきたので、関西以外では「京菜」と呼ばれることがあります。同じ水菜でも品種によって、株の形が横に広がる広茎の水菜や上に伸びる縦長の水菜があります。 水菜はアブラナ科特有の黄色い十字の形の花を咲かせます。花が咲いた後、水菜が種を作る時、自分以外の花粉を付けることによって受粉します。そのため、他の植物や他の品種と交雑しやすい性質があります。種を採取するときは、他の種類と交雑しないように、隔離して栽培する必要があります。 これだけ親しまれている水菜の歴史は、いつどの時代にどこから伝わってきたのか判明していません。この一つの要因として、水菜の交雑する特性のため、記録文書と照らし合わせ、同じ植物と特定できないことが考えられます。 水菜にとても似ている野菜として、同じく京都の伝統野菜「壬生菜(みぶな)」があります。違いは葉がギザギザしているか、していないかの違いです。ギザギザしている葉が「水菜」で、丸みのある葉が「壬生菜(みぶな)」です。

熊童子(くまどうじ)

  • 熊童子(くまどうじ)は、産毛に覆われた肉厚な葉っぱと、先端のギザギザした部分が爪のように見え、まるで熊の手のような可愛らしい見た目が人気の多肉植物です。花はオレンジ色のベル型の花が咲きます。熊童子(くまどうじ)より少し細葉の「子猫の爪」や、斑入りの「熊童子錦」という品種もあります。

コブシ(辛夷)

  • コブシは、モクレン科モクレン属で春に咲く花の美しい庭木のひとつで、公園や街路樹として日本全国に植栽されています。 春に白い花を咲かせ、花には香りがあります。桜と同様、葉よりも先に花が咲きますが、開花時に1枚だけ花の下に葉を付けるのが特徴です。

ソヨゴ

  • ソヨゴは漢字では「冬青」と書く日本から中国中南部の山地に分布する常緑広葉樹です。樹高は一般には5~10mで生長はやや遅く、樹皮は灰褐色で滑らかです。早期に樹形が整い剪定の手間があまりかからないので野趣のある庭木として人気があります。葉は4~8cm前後で卵状の楕円型をしていてやや薄い革質で艶があり縁が大きく波打ちます。雌雄異株で5月~6月に目立たない白い花をつけ、雄花は散形状に3~8個開き、雌花は1~3個開きます。8mmほどの果実は球形で秋に赤く熟して果柄が長くぶらさがり、実は冬まで残ります。が黄色く熟す変種もあります。果実は野鳥の好餌でもあります。

シャコバサボテン

  • シャコバサボテンは平たく、やや厚みがあり、縁がギザギザした葉が連なった姿をしている非耐寒性植物です。幾重にも連なった葉茎の先に、透明感のある反り返った美しい花を咲かせます。花色は赤、白、ピンク、オレンジ、黄色、複色などがあります。 シャコバサボテンは寒さに弱いので基本的に鉢植えで育て、室内の明るい窓辺で管理しましょう。春に屋外でたっぷり日に当てるとしっかりした株に育ちます。真夏の直射日光が厳しい時期には風通しの良い明るい半日陰くらいが好ましいです。涼しくなってきたら必ず室内に取り込み、再び日の当たる窓辺で管理すると状態良く育ちます。 和名の蝦蛄葉仙人掌(シャコバサボテン)は、その茎節の姿が海に生息する蝦蛄に似ていることからつけられたと言われています。 英名のChristmas Cactusは、シャコバサボテンがクリスマス頃に咲き、その姿がカクタス(サボテン)に似ていることが由来となっています。 学名のSchlunbergeraは、フランスの園芸家シュルムベルガーさんの名前にちなみます。 シャコバサボテンの花言葉「美しい眺め」「ひとときの美」は、開花するまではあまりぱっとしないけれど咲くととても美しく、才能が開花した時の素晴らしさをイメージしてつけられたと言われています。

ゴボウ(牛蒡)

  • ゴボウ(牛蒡)は、細く長く伸びた根を食用とします。 冬の低温期では、ゴボウ(牛蒡)の地上部は枯れますが、根の部分は耐寒性がとても強いので、冬の厳しい寒さを乗り越えることができます。貯蔵性に優れていて、病害虫にも強く、育てやすい植物です。 ゴボウ(牛蒡)は夏に大きく生長した茎の先に、アザミに似た紫色の花を咲かせますが、日本では花が咲く前に収穫期を迎えるので、ゴボウ(牛蒡)の花にあまりなじみはないかもしれません。 花が咲いた後の、ゴボウ(牛蒡)の実にはとげが付いていて、先が釣り針のようになっています。そのため、衣服につくと引っかかる構造になっています。スイスの発明家が、このゴボウ(牛蒡)の形状をヒントにマジックテープを発明したことでも知られています。 ゴボウ(牛蒡)は、ヨーロッパや中国では薬用として用いられていましたが、実際に食用とするのは日本だけでした。 太平洋戦争中に、日本兵が外国人捕虜にゴボウ(牛蒡)を与えたところ、外国人捕虜はゴボウ(牛蒡)を「木の根」だと思い、虐待の一部だとして、戦後の裁判において、日本兵に木の根を食べることを強要し虐待されたとして、日本人将兵が戦犯として死刑及び、終身刑に裁かれたという話は有名です。

キャベツ

  • 大きく開いた葉の中に、結球したキャベツが大きく実ります。キャベツの花は、アブラナ科特有の花びらで、十字についた黄色い菜の花を咲かせます。 春キャベツは、柔らかくあまり巻きが強くなく、みずみずしいのが特徴です。夏、秋キャベツは比較的柔らかく甘いですが、形は春キャベツよりもしっかりと結球しています。冬キャベツは固く、葉の断面もまっすぐです。一般に、 春キャベツは3月~5月、夏秋キャベツは 7月~8月、冬キャベツは1月~3月に出回っているもののことを指します。

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