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デンドロビウムとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • デンドロビウム
  • Canva画像 デンドロビウム
植物名
デンドロビウム
学名

Dendrobium

英名
Dendrobium
科名
ラン科
属名
デンドロビウム属
原産地
アジアの温帯~熱帯、オーストラリア、ニュージーランド

デンドロビウムの特徴

デンドロビウムは、熱帯アジア中心を原産地とするラン科の多年草です。原産地では、樹木の幹の表面に根を広げて植物体を支えたり、水を吸っている着生ランです。品種がとても多く、アジア一帯の亜熱帯から温帯にかけて1600種類ほどが分布し、日本にもセッコクが自生しています。

デンドロビウム属にはバルブの節から花を咲かせるノビル系と、花茎を長く伸ばして花を咲かせるデンファレ系がありますが、園芸上でデンドロビウムというときはノビル系を指します。日本はデンドロビウムの品種改良が盛んで、色鮮やかな大輪の花を咲かせるグループから、日本原産のセッコクを親にして作出された小輪の花を咲かせるグループまであります。ランのなかでは比較的耐寒性が強く、家庭で育てやすいのが魅力です。

デンドロビウムの詳細情報

園芸分類 ラン
草丈・樹高 20~60cm程度
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
花色 ピンク、白、紫、黄、緑、褐
開花時期 3月~5月頃

デンドロビウムの種類

セッコク

日本原産の小型のデンドロビウム。東北以南の山地などの樹木に着生しています。

レインボー・ダンス

明るいピンクの大輪の花が魅力の品種です。

シルシフローラム

花びらは明るい黄、リップは濃い黄の花をたくさん咲かせる品種です。

ホシムスメ

淡いクリーム色系の花色がかわいらしい品種です。

デンドロビウムの花言葉

 

デンドロビウムの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
肥料
開花

デンドロビウムの栽培環境

日当たり・置き場所

室内のカーテン越しの日光が当たる場所で管理します。4月~11月の生育期は戸外の雨の当たらない、明るい半日陰で管理しましょう。直射日光は葉焼けの原因となるので注意してください。

温度

花を咲かせるためには12~15℃の温度が必要です。開花後は5~10℃くらいで管理すると花もちが良くなります。

用土

水苔か洋ラン用のバークなどで植え付けます。

デンドロビウムの育て方のポイント

日常の管理

花が咲き終わったら、萎んだ花がらを摘み取ります。全部の花が終わったら、バルブの根元から花茎をはさみでカットしましょう。花茎をカットする際、バルブを切らないように注意しましょう。

水やり

生育期の5月~9月頃までは、植え込み材の表明が乾いたらたっぷりと水やりをし、10月頃からは乾かし気味に管理します。3月頃、花芽が出てきたら、開花までたっぷりと水やりしましょう。

肥料

開花中は不要です。4月~7月に液肥を施します。

病害虫

カイガラムシナメクジの害に注意しましょう。

デンドロビウムの詳しい育て方

選び方

バルブにしわがなく、葉にツヤのあるものが良い株です。厳寒期の購入は、花がたくさん咲いている株を選びましょう。つぼみが小さなものは避けるようにします。

植え付け

植え付け適期は4月~5月です。

植え替え・鉢替え

植え替え適期は4月~5月です。1~2年に1度、花が終わったあとに行います。

デンドロビウム

デンドロビウムの花は3月~5月頃開花します。

夏越し

夏は生育期です。直射日光を避け、水を切らさないように管理ましょう。

冬越し

冬は休眠期です。室内の日当たりの良い場所に置き、水やりは控えめに管理しましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

バルブが増えたら、株分けで増やします。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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