デンドロビウムの育て方|植物図鑑

植物名
デンドロビウム
学名

Dendrobium

英名
Dendrobium
科名
ラン科
属名
デンドロビウム属
原産地
アジアの温帯~熱帯、オーストラリア、ニュージーランド

デンドロビウムの特徴

デンドロビウムは熱帯アジア中心を原産地とするラン科の多年草です。品種がとても多く、アジア一帯の亜熱帯から温帯にかけて1600種類ほどが自生しており、日本にもセッコクが自生しています。特にノビル系統の園芸品種が日本でたくさん出回っているのでデンドロビウムというとこの品種を指すことが多いです。樹木の幹の表面に根を広げて植物体を支えたり、水を吸っている着生ランなので過湿は嫌いますが、空中湿度は高い方が良いです。また、ランの中ではヒマラヤ山麓にも自生するほど寒さには比較的強いです。株そのものが凍ってしまわない限り枯れる事がない丈夫なランです。開花は葉が落ちてから開花する品種と葉がついたまま開花する品種があります。

デンドロビウムの詳細情報

園芸分類 ラン
草丈・樹高 20cm~60㎝程度
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色 ピンク、白、紫、黄色、緑色、褐色
開花時期 3月~5月頃

デンドロビウムの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
肥料
開花

デンドロビウムの栽培環境

日当たり・置き場所

デンドロビウムは日当たりが良く風通しの良い場所を好みます。4月~11月頃は戸外の日当りが良い場所に置き、冬の間は室内の日当たりが良い窓辺に置きます。夏の直射日光が当たると葉焼けを起こすので弱めの遮光をして葉焼けを防ぎましょう。

用土

デンドロビウムの用土は排水性の良いものを使用し、ミズゴケ、バーク、又は杉皮バークを使用するとよいでしょう。

デンドロビウムの育て方のポイント

日常の管理

デンドロビウムは花が咲き終わったら、萎んだ花がらを摘み取ります。全部の花が終わったら、バルブの根元から花茎をはさみでカットしましょう。花茎をカットする際、バルブを切らないように注意が必要です。バルブを切ると、その後、生育しなくなってしまいます。

水やり

デンドロビウムは根が濡れたままの状態を嫌います。植え込み材が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。生長期の5月~9月頃までは、植え込み材がやや濡れていてもたっぷりと水を与え、梅雨期間のみ軒下などに移動させる方がよいでしょう。10月頃からはバルブ(茎)がやせてくる程度に、乾かし気味に水やりをします。3月頃~花芽が出てきたら、開花までたっぷりと水を与えましょう。

肥料

デンドロビウムの肥料は5月~7月下旬ごろまで与えます。月に1回ほど油かすなどの置き肥を鉢の隅に施し、それとは別に週1回、水やりの度に規定より少し薄めた液体肥料を与えましょう。8月以降は肥料を施しません。

病害虫

デンドロビウムがかかりやすい病気には炭疽病灰色かび病があります。ウイルス病は薬がないのでかかったら処分するほかありません。炭そ病は葉やけしたり株を弱らせないように注意します。灰色かび病は低温多湿にならないように管理し、殺菌剤の散布で対処します。害虫はカイガラムシハダニアブラムシやスリップス、ナメクジなどの害があります。

デンドロビウムの詳しい育て方

選び方

デンドロビウムは品種がかなり多いので、好みの花色やサイズを知った上で、開花した状態のデンドロビウムが多く出回る2~4月頃に購入するのが良いでしょう。株元のバルブの数や新芽の様子を確認して健全に生長しているものを選びましょう。

植え付け

デンドロビウムの植え付けは、根鉢を崩さずに側面に新芽が出ているところに杉皮バークのような植え込み用土を巻くようにあてて鉢に植えこみます。新芽が伸びる方向には空間があくように株を傾けながら植えるのがポイントです。鉢の周りや隙間がある部分にピンセットや指を使って隙間なく残りの用土を入れます。

植え替え・鉢替え

デンドロビウムの植え替えは1~2年に一度、花が終わったあとに行います。

デンドロビウムの花は3月~5月頃開花します。

夏越し

デンドロビウムの夏越しは直射日光を避け、葉焼け防止の為の遮光が必要です。

冬越し

デンドロビウムの冬越しは部屋の日光が良く当たる窓辺で管理しましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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