洋らん(洋蘭・洋ラン)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- 洋らん(洋蘭・洋ラン)
- 学名
Orchidaceae Cattleya
- 英名
- Orchid
- 和名
- 洋蘭
- 科名
- ラン科
- 属名
- カトレア属
- 原産地
- アジア、オセアニア、アフリカなどの熱帯域
洋らん(洋蘭・洋ラン)の特徴
贈答品として知られる胡蝶蘭の他、デンファレ、シンビジウム、デンドロビウムなど様々な品種の揃う洋らん。原種だけでも世界中に2万種以上も存在し、イギリス王立園芸協会(RHS)に登録されている改良品種に至っては10万種に達します。世界中の植物の約1割がらんの仲間なのです。現在でも野生の新しいらんが見つかることがあり、2016年6月にはフィリピンのミンダナオ島で新種が確認されました。 花の形や色は多岐に及び、冬咲き、春咲き、初夏咲きなど開花期も様々。「らん展」は2月を中心に様々な時期に開催されるので、それぞれの時期に合わせた品種を手に入れることができます。
洋らん(洋蘭・洋ラン)の詳細情報
園芸分類 | ラン |
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耐寒性 | 品種による |
耐暑性 | 品種による |
花色 | 白、ピンク、黄、オレンジ、紫など |
洋らん(洋蘭・洋ラン)の育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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植え付け | ||||||||||||
植え替え | ||||||||||||
肥料 |
洋らん(洋蘭・洋ラン)の栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりを好みます。
用土
水苔を使うのが一般的です。水苔は非常に保水力が高いので、水やりのペースを間違えると根腐れを招いてしまいます。水はけを考慮した「洋らんの培養土」を使うのもよいでしょう。
洋らん(洋蘭・洋ラン)の育て方のポイント
水やり
熱帯産の植物ですが多湿には弱いので、土が乾いてから与えるようにします。冬場は根腐れを起こしやすいので、水やりを控え目にしましょう。
肥料
2週に1回ほど液肥を与えます。冬は肥料を必要としません。カトレアは春の成長期のみ置肥します。
洋らん(洋蘭・洋ラン)の詳しい育て方
選び方
葉が少なくても根張りがよく、しっかりした株を選びます。初心者は低温に強い品種から育て始めるとよいでしょう。
種まき
種からの栽培は無菌状態にするなど特別な技術が必要となるので、苗で購入するのが確実です。安価なものは1000円程度から手に入ります。
植え付け
傷んで黒くなった水苔を取り除き、根を新しい水苔で包んで鉢に押し込みます。植え替えは2年に1度のペースで春に行います。
剪定・切り戻し
花が落ちた後、花茎ごと切り取ってしまいます。葉の落ちた古い茎(バックバルブ)は栄養を蓄えており、そこから花が咲く可能性もあるのでそのままにします。